なんとかスペシャルの夢

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先日の謎の射撃会の折に友人に指摘されたのが、イヤホンやヘッドホンで好む音の傾向についてブレているということ。なぜ射撃会に行ってイヤホン・ヘッドホンの話をしているのかと。(汗

いや実は自覚しておりまして。w
基本的に椎名さんの声が美しくよく聴こえるというのが最も重視する点であるということは間違いないのです。ただ、そこから先が2つに分かれているような気がします。

1つは椎名さんの声にフォーカスが当たって、息を吸う音とかほんのわずかな音程の揺らぎまで聞き分けられる、いわゆる分かりやすい解像度が要求されるもの。
もう1つは楽器の音も含めて、曲全体が楽しく聴けるもの。こちらの定義付けはちょっと曖昧なんですけど、まあ普通に楽しく良い音で聴けるということになりますね。

わたくしの表現力の限界で、このようにしか現すことができないのですけど、なんとなくわかっていただけるのではないかと。

前者は比較的高い音が強調された感じになりますかね。低音が豊富なイヤホン・ヘッドホンでもそういうなり方をするモデルはあると思いますけど、多分そういうのはかなり高級な機種になるような気がします。そしてそういうモデルは音の広がりとか定位が良いとか、さすが高級機とうならせるものを持っております。でもそういう性能は実はわたくしの要求には過剰だったりする。無駄に高くなるんです。Edition 5とか買えませんよ。w

具体的な例ですとイヤホンのER-4Sとかがこの要求に合致したモデルになりますか。ER-4Sは背筋が凍るほどの解像度で、場合によってはカスタムIEMのCW-L05QDを上回る。しかしながら、いかんせん出る音の幅が狭い感があります。実際に狭いようですけどね。
他の何かで例えると・・・明るいレンズを開放で使うような感じでしょうか。ピントの合う範囲が細い線みたいになっていて、その部分はすごくよく写るんだけど他はボケている的な。ピント外すと目も当てられないとかね。レンズの場合はボケが綺麗とか汚いとかもありまして、ER-4Sはボケは綺麗な方と言っておくべきですかね。実際はER-4Sにボケる要素なんて皆無ですけど。w
なんとなく「モニター」イヤホン・ヘッドホンとか言われるのがこちらかなぁ。

後者はいわゆるリスニング向きと呼ばれるモデルなんでしょうか。ただ普通にいうリスニング向きヘッドホン・イヤホンならば良いのかというとそうでもない。
これは今まで散々椎名さんの音楽を聴いてきて到達した結論なんですけど、椎名さんの音楽の本質はライブにある。ファンの方なら自然にそう考えることで、今更わたくしが言うことでもないのですけれど、そうでない方にはなかなか理解しづらいことなのかもしれません。
椎名さんの場合、シングルやアルバムは「サンプル」みたいなものなんだと思います。少なくとも音に関しては。
サバゲの友人に椎名さんのアルバムを聴いてもらった時に「スタジオミュージシャンの小綺麗にまとまった演奏」という印象をいただきまして、これがちょっと引っかかりました。わたくしはそういう風には感じなかったから。よく考えてみると、どうもわたくしは脳内でライブの時の演奏や音に変換してしまって聴いているようなんですよね。w
迷いが生まれたのはここら辺からだったような気がする。ライブハウスのあの音の圧力を再現できるイヤホン・ヘッドホン、しかも音源はライブではないアルバムやシングルで。

やはりこれは無理な要求でしょうなぁ。音源の違いは如何ともしがたい。雰囲気だけでもなんとかなりそうなのはないかと探し回っているのが今の状態で、それで端から見ると迷走しているように見えるのでしょう。実際に迷走してますけどね。

図は久しぶりに登場のAKG Q701とB&W P7。対照的なモデル。Q701は開放型で明確に高音寄りの性格。P7は密閉型で粘りのあるとでもいうのか、独特の弾力のある低音。
わたくしに音の迷いがあると指摘した友人のリファレンスヘッドホンはK701、つまりQ701とほぼ同じ傾向の音です。わたくしにとってのQ701はリファレンスというよりは気分転換で聴くという感じが強い。
使用頻度が高く、より気に入っているのはP7の方です。冒頭の友人によるとP7は独特のバランスを持っており、他にない鳴り方をするそうですけど、中高域に華やかさが足りぬ、とのこと。わたくしとしてはこれで十分なだけの華やかさがあるとは思いますけどね。ケーブルが変えてあるのも影響しているかもしれません。デフォルトのケーブルだと確かに上がおとなしい感はあります。この純正アップグレードケーブルにすると、中高域がきらびやかになる。反面、独特の低音がやや薄まってしまうのが残念なところ。

今現在、わたくしが要求する項目の後者、つまりライブ風に楽しくアルバムやシングルが聴けるのは実はUE900sだったりします。友人には駄目出しされてしまいましたけどね。別な方のインプレでは「Face to Face」の頃の椎名さんの音楽を聴くには合っているとのこと。さすが、かつて椎名さんを聴いていたというだけのことはあります。わかってらっしゃる。w

「へきるスペシャル」の夢
その射撃会の時にチラッと出たのが、完全に椎名さんの歌声に合わせた、いわば「へきるスペシャル」とでもいうべきイヤホンを作ろうという話。カスタムIEMは使う人の耳に合わせて作りますけど、これは聴く音楽に合わせてイヤホンの仕様を一から作ろうという話です。
・・・その友人のやっていることや交友関係を鑑みると、マジでできちゃいそうなのが怖い。w
具体的なメーカー名は出せませんけど、誰でも知っている大手オーディオメーカーの誰それに頼んでああしてこうして・・・マジで洒落になりません。w

いずれにせよ、わたくしが求める音の傾向をしっかりと把握しなければ、そういうスペシャルモデルも作れないわけでして、まだまだ精進が必要です。
by namatee_namatee | 2015-11-29 21:44 | audio | Comments(6)
Commented by スピンマン。 at 2016-01-09 08:43 x
IE800無き今、とりあえずちょい前に手に入れた、ソニーのMDR-XB700で鑑賞してますが、コレはなかなか良いですよ。

重低音がバリバリなのかと思いきや、中高音はクッキリとはいえないけどそれなり。
へきる嬢のライブのスピーカーの前の座席みたいな味わいが楽しめますし、もしかしたらライブDVDとの組み合わせは最高かもしれませんね。

こうなってくると音質の良いポータルDVDまで手にする必要性が出てきますが…(^^;;


Commented by namatee_namatee at 2016-01-09 22:49
>スピンマン。さま
最近気がついたのは椎名さんのファンである我々の音の感覚と一般的なそれでは違いがあるんじゃないかということです。へきる耳wとでもいうのか、ライブのあの音の圧力みたいなものの再現を重視するので、繊細な音の定位とか二の次という感じ。低音〜中域が重要で、高い方はそれなり的な。
一般的な高音質ヘッドホン・イヤホンは中高域の音質と解像度で優劣が決まる傾向があるようの感じますけど、わたくしの欲しい音はどうもそっちじゃないような気がしますね。重低音重視じゃなくてもどちらかというと太い音が好きみたいです。

ライブDVDは音声部分をリッピング・・・は違法です。w
Commented by スピンマン。 at 2016-01-10 01:12 x
いえいえ…リッピングじゃなく、純粋にライブDVD鑑賞としてのヘッドホンの組み合わせで推奨ですよ(笑)

以前にも言ったことあるんですけど98年〜2002年頃かな?その位の時期までのライブ会場でのスピーカーからの音圧は異常なくらい高かった記憶がありますね。
スピーカー前の座席に居たら、数回そこに居たら耳が壊れるんじゃないかと思った位。
まあ会場が大きかった時代ですから、仕方ないんでしょうけど。

昨年のニコ生で少しだけライブ音源を紹介してましたけど、何も演出されてない生音はやはり少し味気がなくなるというかフラット過ぎますよね。

やはりスピーカーから出るような音作りでないと、聴く側に感動は得られない訳で、イヤホンやヘッドホンを選ぶ場合、モニタリングではイコライザーで調整しても若干不満が出てきそうなとこあるかも。

そう考えると例のイヤホンの場合、リスニングかクラブサウンドの方なら期待出来るかもしれませんね(笑)


Commented by namatee_namatee at 2016-01-10 21:45
>スピンマン。さま
ああ、なるほど。そういう用途だとMDR-MA900とかが有名ですけど、あれは満遍なくなんでも聴けるという感じなので、椎名さんのライブ映像に特化したヘッドホンは何かということになるわけですね。
やっぱり密閉型の重低音モデルになるのかなぁ。SENNHEISER HD25とかになるのかも。そういえば聴いた事ないので、今度試聴してきましょう。

DVDの再生に関してはPC+DAC+アンプでそれなりに良い音になりますね。ウチのFOSTEX HP-A4とかは安いのでオススメです。

>例のイヤホン
これも聴いた事がないので、試聴したいところ・・・とはいえ、予算の関係で導入は無理ですけど。(汗
もっともあのぐらいになると高いバランスでできているはずなので、わたくしの耳では何に向くとかはわからず、ただひたすら良い音に感動して終わりかもしれません。w
Commented by スピンマン。 at 2016-01-11 09:56 x
MDR-MA900とか、完全に自宅専用ですね(笑)
でもまあ、ライブ映像を観て聴いて楽しむ場合、フルオープンなら音の広がりがどんな感じか興味ありますね。

結局、ヘッドホンやイヤホン選びというのは用途で使い分けしないとダメかなぁ…と最近は思うようになりましたね(笑)

just yearの場合、個人的にはモニタライク的な扱いが良いかなぁと思うとこがあります。
ある程度の調整は出来るのだけども、聴く環境を含めてオールマイティ的な扱いは無理でしょうし(笑)

これこそヘッドホン選びのドロ沼的な発想の入り口かも(^^;;
Commented by namatee_namatee at 2016-01-11 16:19
>スピンマン。さま
MDR-MA900、ウチにあります。w
戯れに買うのは安くない買い物でしたけど・・・残念がら全然面白くない音だと思います。それこそTVでDVDとかBlu-rayを観るのにしか使い道がない感じ。ゆるーい装着感は長時間の視聴に向いていると思うので、まさに開発意図どおりの使い心地ですね。
あ、大音量にするとドライバーユニット全体が身震いするのは面白いです。大口径ドライバーなので低音はそれなりにでますけど、開放型のわりにはスカッとした感じが少なく、やっぱり音楽を聴くよりは映画などを観るのに特化している感じです。
開放型の代表ともいうべきAKG K701(ウチのはQ701)と比べると、ちょっと分が悪い。K701(Q701)の方が個性的ですけどバランスは取れていて誰が聴いても楽しいと感じるはず。
もちろん、MDR-MA900もK701(Q701)も音はだだ漏れですので、電車の中で使ったりしたら次の駅で蹴り出されても文句は言えません。w

イヤホンやヘッドホンに興味を持ち始めた当初、実はモニターヘッドホンとかモニターイヤホンというものの意味がわかりませんでした。w
リスニング向きと言われるモデルをいろいろ聴いてみて、なんていうか消去法みたいな感じでモニターヘッドホンとかイヤホンってものが理解できました。

友人によるとどんなジャンルのどんな曲でもそこそこに聴けるというモデルはあるそうですよ。
SENNHEISERのHD800(新型が出たそうですけど)とかが、そういう奴だそうです。ただ、我々の目的は極めて特殊なので、そういう全方位的に高性能なモデルで要望を賄えるかというと・・・HD800やbeyerdynamicのT1とかならかなりのところまでは行けるとは思いますけど、本当の意味で満足できるかというとたぶん微妙な上にいらないレベルで高性能でコスパが悪い。w
地道に試聴していくしかなさそうですけど、それこそ泥沼への道ということで(ry
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