白白白藍藍青紅

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「ヨコハマ買い出し紀行」第7巻第58話「藍の粒ふたつ」より。
「藍の粒ふたつ」は次の「藍色の瞳」と、「藍」つながりの2話の一つ。ちなみに「ヨコハマ買い出し紀行」第7巻は「中空の白」「白い朝」「白ペンキ」「藍の粒ふたつ」「藍色の瞳」「青い服」「紅の山」とタイトルに色がつく話が続きます。しかも「颱風」で急展開する前のある意味もっとも「ヨコハマ買い出し紀行」らしい「濃い」お話が続きます。

謎が多い「ターポン」ですけど、内部の描写は意外に多い、っていうか、アルファー室長は「ターポン」から外へは出ないので、アルファー室長が登場する時は「ターポン」の内部も必ず描かれるわけですね。
「ターポン」の居住区などの人間がいるスペースはどうも機体下面にあるようです。胴体にある黒い線、私はあれを見ると「エレキング」を連想するんですけど・・・それはそれ。w
あの黒い線に沿って下向きの窓があるようで、それがかつてのツェッペリン飛行船の窓を連想させるのは前に書きましたけど・・・それはそれ。w
この「氣象部 二局」の二局長の部屋にも、奥の方に下向きの窓がありますね。ロールアップカーテンみたいなものもあって、なんかすごくおしゃれな感じですけど、冷静に考えてみるとこの空間の使い方は非常にもったいないです。窓がすごく丈夫で床と同じように使えて、上にいろんなものを置いてしまうとかならとにかく(その可能性はありますけど)、普通は窓は窓として外を眺めたりするのに使うでしょうから、このような下向きの窓ではその上側の空間は全て無駄になってしまいます。

このカットの直前に描かれた機内の様子では、廊下?通路は現代の快適なホテルや客船の内部のように見えますし、案外余裕を持って作られているのかもしれません。短期的ではなく、かなり長期の乗り組みを想定しているんでしょうね。
二局長さんは大変くつろいでらっしゃる様子ですけど、ここは一応仕事の部屋のようです。地表の水温とか気温とかを観測して、そのデータを眺めてらっしゃる。おそらく詳細なデータは「ターポン」が別に記録しているのでしょう。このシンプルな計器盤に表されるものが全てなんてことは・・・だったら嫌だなぁ。人類の叡智を結集したはずの「ターポン」がこんな簡単に観測しかしてないとか、夢を壊さないで欲しいところです。w

とても気になるのが、天井から下がっている紐。引くと何が起こるのか。無性に引いてみたくなります。金ダライが落ちてきたりして。w
by namatee_namatee | 2015-11-08 21:09 | book | Comments(49)
Commented by フラフープ at 2015-11-08 23:13 x
水、紙、その他をあまりケチってる様子がありませんが、やっぱり中で生産してるんですよね。廃棄物も排出するはずがないし・・究極の循環型社会ですね。
Commented by ふき at 2015-11-09 03:18 x
■ なまさん
> 冷静に考えてみるとこの空間の使い方は非常にもったいないです。
> このような下向きの窓ではその上側の空間は全て無駄になってしまいます。

でも、この部屋自体がかなり広いようですよね。

部屋の半分ほどはナナメ下向きのガラス面(窓)に覆われていますが、
二局長さんのくつろいでいる手前のスペースも結構 広く、くつろげそうです。(^^

それに、(おそらく死ぬまで)成層圏を飛び続けるターポン乗組員にとって、
地上を眺めることは、(滅びていく場所とはいえ)唯一の「故郷との心の接点」ですから、
そのあたりは重点を置いて造られているのではないでしょうか?

> このシンプルな計器盤に表されるものが全てなんてことは・・・

背面から見ても、メーターが3つしか確認できないですものね…(笑)

> とても気になるのが、天井から下がっている紐。引くと何が起こるのか。

当初は、先端に光学センサーが付いていて、窓から見える光景を元に、
簡易測定をしているのかと思っていたのですが…(つまり、奥のほうにぶら下がっている)

二局長さんが室長にお茶を手渡しているシーンを見ると、
この紐、二局長の座っている すぐ手元にあるようですから、
これで「窓のロールの開閉をする」のではないでしょうか?

金ダライは落ちてこないと思います。(^^

数少ない選ばれし人類の生き残りが、ヒマになるたびにこの紐を引いて、
ガワーン… 「なんでやね~んww」 とかやっているとしたら、
(別の意味で)あまりにも人類が悲しすぎる…
Commented by uwabaminoago at 2015-11-09 09:42 x
>なまさん
ターポンはいくつも観測データをとっているが二局長さんの観測対象だけがあのメーターに表示されているということかもw

それにしても一つ気になるのは、室長の「ごぶさた」という台詞。同じ飛行機の中なのに、こんな台詞を使うほど会わないものなのか?
Commented by namatee_namatee at 2015-11-09 11:49
>フラフープさま
どうなっているんでしょうね。食糧・水なんかも必要だし、なんといっても高空を飛ぶので酸素とかも。「ターポン」が全て内部で完結するような機体だとしたら、それはすごいテクノロジーでしょう。まあ、どうやって飛んでいるのかも謎な機体ですから、何があってもおかしくないですね。w

・・・実は乗組員は残り少なくなってしまって、今はその人員に対して当初からの資材の備蓄が十分あるとか。それはそれで切ない感じです。
Commented by namatee_namatee at 2015-11-09 12:14
>ふきさま
わたくしは当初はこの部屋は二局長さんの居室だと思っていたんです。でも、よく読み返してみると、部署の看板はあるし、寝たり寛いだり(十分寛いでみえますけれど)するものがないので、これは仕事の部屋だな、と判断しました。仕事用ということならば、こういったスペースの使い方もありかな、と思わないでもないです。ふきさんのおっしゃる通りの意味もあって、地上を眺めながら仕事をするのだろうと。

>紐
スクリーンがみたいなのが降りてきて、下のメーターよりもっと詳しい情報が表示されるとかじゃないかと思ってます。あのメーターだけじゃあんまりです。w

金ダライを次回のためにもう一回セットしにいく二局長さん・・・
Commented by namatee_namatee at 2015-11-09 12:19
>uwabaminoagoさま
「ごぶさた」が本来の意味なのかどうか、ですね。なんとなく、昼も夜もなさそうな「ターポン」内での挨拶として便利に使っているような気もしますけど。

あの巨大な機体にもうほんの数人しか乗組員が居ないということも考えられますので、本来の意味で「ごぶさた」なのかもしれません。どっちでしょうね。
Commented by uwabaminoago at 2015-11-09 15:27 x
>なまさん
いちおう、広辞苑には「長いあいだ相手を訪問しなかったり便りを出さないでいること」と書いてあります。>ごぶさた
考えられるのは、
・ターポンがあまりにも巨大すぎて乗員同士でも出会う機会が少ない。
・実は乗員がかなり大量に乗っていて同じ人間同士で出会う機会が少ない。←これはちょっとなさそうなw
・実は意外とみんな、仕事が忙しくてお互いの顔を見る時間がない。
こんなところでしょうかね。
Commented by namatee_namatee at 2015-11-09 16:44
>uwabaminoagoさま
巨大といっても惑星とかほどではないので・・・アルファー室長は運行担当で、二局長は観測担当なので、会う機会が少ないとかかもしれませんね。同時にそれなりに巨大な機体でもあるし。

でもやっぱり口癖みたいなかんじで「ごぶさた」と言っているような気がします。w
Commented by ふき at 2015-11-09 21:19 x
■ なまさん
> これは仕事の部屋だな、と判断しました

個人の部屋にしては、置いてあるものが簡素というか少なすぎますものね。
やはり、「お仕事用の部屋」なのでしょう。(^^

逆に、仕事部屋としても物が少なすぎる感がありますが、
「ひとりでも なんとかやってく」ぐらいの自立性を持つターポンですから、
局長といえども、仕事は簡単な管理ぐらいなのではないでしょうか?

> 金ダライを次回のためにもう一回セットしにいく二局長さん・・・

「室長、なんか今イチな顔しとったなぁ。 関東の笑いは難しいわ…
 リアクションか? リアクションが足らんかったんか?
 もっとこう、口大きく開けて、舌だして、白目むこか? うん、これや!」

やはり(別の意味で)あまりにも人類は悲しすぎる…
Commented by フラフープ at 2015-11-10 00:49 x
>ごぶさた
休みや研修の関係で、たまたま数日会わなかった同僚に「ごぶさた」なんて言ったりしますよね?
僕は、このシーンは「~地域気象分析」みたいな案件に数日かかりっきりになっている二局長を、アルファ室長が見舞っていると解釈しています(さらに想像を重ねるなら、アルファ室長の思い入れのある場所は「海が遠い所」なのかな、という風にも)。
>内装
臨時の仕事部屋兼居室(という解釈)なので、見えてないところに簡単な寝具が置かれているのでは?あと、地味に僕が気になったのは、メモ(?)です。モニターごとクリップどめされているように見えますが、モニターの方が厚みがあるので、挟めない。w付箋みたいに粘着性があるなら、クリップが要らないし。
>ヒモ
これはあれですよ。不始末をやらかした部下を落とすため、床が開くようになってるんですよ。
「このお茶っ葉を切らしたのは誰の責任かね?」
「う、そ、それは・・」
「死をもって償ってもらおう」(ガコッ)
「う、うわあああぁぁぁーーーー・・・・」
「愚か者のたどる末路だ・・」
分かる人に分かれば。w
Commented by namatee_namatee at 2015-11-10 07:50
>ふきさま
「ターポン」が観測結果を表示して、それにO.K.のハンコ押すだけ、みたいな仕事でしょうか。w>二局長
ちょっと飛躍すると、「ターポン」がひとりでなんとかやっていけるのは機能というか業務?任務をこなすということで、最終的にそれを成果物としてまとめ、決裁するのは人間じゃなきゃならん、というような、本当はもうあまり意味のなくなってしまった決まりがあるからのような気がします。ロボットの人にオーナーがいるのも(形ばかりにせよ)、戸籍上の管理の問題のような気がするし・・・ふきさんはオーナーとロボットの人、あるいは「ターポン」と乗組員の関係をどうお考えですか?

わたくしにとっての金ダライはドリフのイメージが強いので「だめだこりゃ」という感じ。w
人類の未来を担う「ターポン」の中でコントやっているとは。w
Commented by namatee_namatee at 2015-11-10 08:01
>フラフープさま
「ごぶさた」については同感です。
天井が高いので見えないところにロフトとかあるかもしれませんね。まあ、廊下のイメージだと部屋はたくさんあるし、なんとなく空き部屋が多い気がするので、別に居室があってもおかしくないですけど、二局長の様子からうかがうに、部屋を移動するのが面倒でここで寝ていてもおかしくなさそうではあります。w

>紐
ふきさんといい、誰が小芝居しろと(ry
そのシーンだとわたくしはボタンをイメージしますけど・・・二局長怖い。w
Commented by ふき at 2015-11-10 10:22 x
■ なまさん
> ふきさんはオーナーとロボットの人、
> あるいは「ターポン」と乗組員の関係をどうお考えですか?

★「ロボットの人」たちは、オーナーがいるはずなのに、
その人たちが直接 作中で姿を見せたことはありません。

またターポンは、内部の清掃程度は人間がしているようですが、
運航にかかわる操作はアルファ室長が担当しているようで、
二局長のやっている気象観測もそれほどガチなものではないようです。

ここから想像されるのは、
人間の役割はあくまでロボット(やターポン)の基礎的な管理・教育であり、
彼らが独り立ちできるようになったと判断したら、
適度に距離を置くようにしているのではないでしょうか?


★それならターポンの人間たちは、どうして(降下用ボートで)下船しないのか…?
というと、これはもう、「地上は基本的に、人間が長く生きのびられる環境ではない」
という点に尽きると思います。

ターポン内は閉鎖空間で、快適ではないかもしれませんが、
地上が次々に「青い灯」にそまっていっていることからも、
人類の文明圏の水没、あるいは消滅が続いているわけで、
そこに降りていくことが幸せか? というと、
必ずしもそうとばかりは言えない状況になってしまっているのでしょう。

ターポン内のおばあさんは、ボートを「捨てちゃってみよっか?」と
アルファ室長に提案していました。

故郷のほとんどが海の底に沈んでしまっている地上に無理に戻るよりも、
ターポンの土(?)になることを望むようになっていったのかもしれません。
Commented by uwabaminoago at 2015-11-10 16:22 x
>なまさん&フラフープさん
ああ、そういうニュアンスにもとれますね。>ごぶさた
にしても、何日も人に会わないで作業に没頭というのも気が滅入りそうな。慣れっこなんでしょうかね。>ターポンの乗員

なんとなく脱出用ライフラフト的な気がしてました。>ヒモ
ターポンに事故があったらヒモをひいて部屋ごと脱出、みたいなw
Commented by namatee_namatee at 2015-11-10 19:07
>ふきさま
やはり見守っていく関係にあるとお考えですか。>人類とターポン・ロボットの人
人類や人類が作ったもの(従来からのもの)がいろいろな意味での主導権を別のものに引き渡して、身を引いていくというのは、全体を通じて感じられるモチーフなので、整合性というか収まりが良いというか、わたくしも同感です。

もう戻る場所のない人が多いのかもしれませんね。>ターポンの乗組員
快適そうに見えますけど、そう考えると切ないですね。(汗
Commented by namatee_namatee at 2015-11-10 19:11
>uwabaminoagoさま
空調も効いていて、多分静かで快適な空間のような気がしますけど、人は少なくて寂しいとk路なんじゃないかと思います。>ターポン
何か娯楽はあるんですかねぇ。ネットがあれば暇つぶしに・・・あるわけないですね。w

>脱出用ライフラフト
フィフス・エレメントのフロストン・パラダイスを連想しました。w
Commented by uwabaminoago at 2015-11-11 08:06 x
>なまさん
ネットはさすがになさそうなw 蔵書は多そうですけど。生物(人間)のDNAだけでなく、その知識も一緒に保存する目的があったのかもしれません。>ターポン
私だったら室長と会話ができるだけで充分すぎるほどの暇つぶしになると思いますw

海底二万マイルのノーチラス号から連想しました。>脱出用ライフラフト
Commented by namatee_namatee at 2015-11-11 18:55
>uwabaminoagoさま
読書が娯楽として今よりずっと重要な位置を占めているはずですよね。>夕凪の時代&ターポン
室長と話ができたら、ここでこねくり回している推論なんて一発で解決しちゃいますね。w
人類滅亡の謎とか、室長どころかタカヒロやマッキも知っているはずなのに、作品を読んでいる我々には欠片もわからないという。芦奈野先生はいけずですなぁ。(汗

ノーチラス号が実在したという設定の小説がありまして。
Commented by uwabaminoago at 2015-11-12 08:43 x
>なまさん
それはたしかにw>我々の推論
ま、そこが芦奈野先生の巧みなところなわけですがw 何かがあったのはほぼ間違いないわけですが、それが何なのか、決定的な証拠は未だにつかめないんですよね。

ん?そんな小説があるんですか?>ノーチラス号
Commented by namatee_namatee at 2015-11-12 11:44
>uwabaminoagoさま
みんな知っているわけですよね。w>人類滅亡の原因
学校が無いとはいえ、子供には別な形で教育は施されているようですし。
にもかかわらず、みなさん平穏に生きているそのギャップを描くところがすごいですね。>芦奈野先生

ノーチラス号が実在するというお話はダークピットシリーズの「マンハッタンを死守せよ」ですね。もうずっと前に読んだきりなので、内容は忘れてしまいました。w
ダークピットシリーズは昔のアイテムvs現代のそれ、みたいなテーマがあって面白いですよ。
ピットの愛銃がM1911A1とトンプソンだったり、マスケット銃vsステアーAUGとか、コードL29 vsメルセデスベンツ500SEL(だったか)とか、ロマンあふれるモチーフの選び方です。
このシリーズで最も有名な作品は「タイタニックを引き揚げろ」です。
Commented by uwabaminoago at 2015-11-12 15:46 x
>なまさん
マッキのおじさん(と思しき人物)を見てると、地震が関係あるのかな?という肝します。
ある種のあきらめみたいなものはあるのかもしれません。
「しかたないこと」。そういう空気があります。

おっ、それはおもしろそうですね。>ダークピットシリーズ
なんとなく戦国自衛隊っぽいような。
Commented by uwabaminoago at 2015-11-12 15:47 x
肝します、じゃなくて気もします、でしたww
Commented by namatee_namatee at 2015-11-12 16:36
>uwabaminoagoさま
富士山の形は変だし、その富士山の南側は通れないというし、なにか天変地異があったのは確かですよね。それが何によってもたらされたのか、がヒントが少なくてどうにもわかりません。
あと考えてみないといけないのは、気候の変化によって人類が滅亡まで至ることがあるのかどうか。気温が世界中で50度以上とかになれば、あるやもしれませんけど、それは人類の滅亡ではなく地球の滅亡です。w
なので、わたくしはもっと別な、人類だけをターゲットにしたなにかの障害があると思うんですけど、前述の通り、情報とわたくしの知識が少なくてなんとも言えません。(汗

>ダークピットシリーズ
どちらかというと戦国自衛隊とは反対で、かつての旧式なテクノロジーが現代に蘇って、それを打ち負かしちゃうみたいなお話です。外輪船に乗った南軍の兵士(リエナクター)がマスケット銃でテロリストを蹂躙とか、戦艦(記憶が怪しいんですけどアイオワ?)でワシントンを砲撃とか、南北戦争当時の甲鉄艦の大砲でヘリを撃ち落とすとか、メカ好きにはたまらないお話が多いです。飛行機・船・自動車、そういうものが好きな人は気に入ると思います。お勧め。w
Commented by uwabaminoago at 2015-11-13 07:46 x
>なまさん
人類にもなんらかの影響はでるはずです。>気候の変化
前にもちょっと出た気がしますが、伝染病なんかが流行するリスクは高くなると思います。
ただ、これも確証はないですけど。
他に、というとやはり戦争でしょうか。富士山に核ミサイルがぶち当たったとか。

あっ、そういうことですか。>ダークピットシリーズ
プライミーバルの兵器版、という感じですね。
Commented by フラフープ at 2015-11-13 12:58 x
可能性がありすぎて考えがまとまりません。w
富士山の南側が欠けていて南側が通れないなら、南側に何かがぶつかって崩れた、と考えるのが一番すっきりしますけども・・どーもなあ。
Commented by namatee_namatee at 2015-11-13 13:34
>uwabaminoagoさま
前にもネタにしました通り、食糧問題は間違いなくありそうです。ただ、人類全体が滅亡するという事にはならないと思います。自給自足に近い規模で細々となら生き延びていけるはず。気候変動だけでは文明の後退はあるかもしれませんけど滅亡はないというのがわたくしの考えです。
80mの海面上昇があったって、絶対に生き延びると思いますね。>人間

なので、気候変動による食糧や水資源などの危機、今盛んに問題になっている難民の問題、「ヨルムンガンド」好きのわたくしとしてはそれらが行く着く先は戦争しかないと思うんですよね。そして、核戦争とか継続的な紛争とか、壊滅的な新兵器とか、そういうものがあってその影響が残れば、滅亡のキッカケになるとは思います。

>ダークピットシリーズ
SFではないです。ちょっとだけ未来っぽい部分もありますけど、基本的には現実のこの世界が舞台で、登場するアイテムも現実にあったもの、あるいはあってもおかしくないと普通に今の科学で説明できるものです。
Commented by namatee_namatee at 2015-11-13 13:36
>フラフープさま
富士山の南側が通れないのは、富士山の頂上の欠けかたからして、噴火もしくは何かが爆発して、溶岩や火砕流が富士市や沼津市の方へ流れて、地形に壊滅的な被害を及ぼしたからだと思います。
Commented by uwabaminoago at 2015-11-13 17:16 x
>なまさん
つまり、気候の変化は間接的原因である可能性が高い、ということですね。資源の枯渇は戦の大きな原因になりますからね。どういう形態の戦争が起こったか気になります。国家間の争いなのか、イスラム国みたいのがいっぱいできて争ったのか。

プライミーバルは現実にいなかった生き物もたしか出てきました。
しかし、まぁ、南北戦争時の甲鉄艦でヘリ撃墜はすごいですね。モニターかメリマックでしょうか。
Commented by namatee_namatee at 2015-11-13 19:53
>uwabaminoagoさま
その通りです。気候の変化は「夕凪の時代」が始まる原因の一つではあるけれども、それだけで人類滅亡とまではいかない、もっと苛烈な出来事があったはずというのがわたくしの説です。
わたくしぐらいの年齢の人間には、人類滅亡・戦争とくれば「世界的な核戦争」しかないんですけど、「ヨコハマ買い出し紀行」には放射線・放射能の影響が直接描かれていないので、なんとも言えないんですよね。「パワーひまわり」とか、いかにもな感じではありますけど。

>甲鉄艦
南部連合の艦なので、メリマック(正式にはバージニア)と同型の艦ですね。しかも、その甲鉄艦がある場所が・・・ネタバレなので(ry
この話は「死のサハラを脱出せよ」で、映画にもなってます。あ、ヘリを撃墜するのは映画の方で、原作では戦車だったかも。映画の出来はイマイチですけど、雰囲気はあります。
Commented by フラフープ at 2015-11-13 20:01 x
ターポンを見る限り、循環型社会の構築に関しては史上類をみない見事な発展を遂げていそうです。
Commented by namatee_namatee at 2015-11-13 21:06
>フラフープさま
でも地上では失敗しているんですよね。不思議です。>循環型社会の構築
Commented by uwabaminoago at 2015-11-14 19:33 x
>なまさん
不足した資源を求めての世界戦争ですか。凄惨なことになりそうだなぁ(汗)でも、残念ながら充分ありえますね。今のうちに日本は色々なものの自給率を上げる研究を進めた方が良さそうです。
パワーひまわりはどうなんでしょう。これも、食料自給率を上げるための研究の産物かも。

youtubeでとりあえず、予告編だけ見てみました。>死のサハラを脱出せよ
これは、ハムナプトラシリーズに近いにおいを感じます。
Commented by namatee_namatee at 2015-11-14 22:03
>uwabaminoagoさま
間もなく水、資源の争奪戦が始まるとココ・ヘクマティアルさんもおっしゃってます。w
そういえば巨大作物が人為的なものなのか、そうでないのかはまだ結論が出ていませんでしたね。w

>死のサハラを脱出せよ
映画は失敗作と言われております。原作者のカッスラーさんが裁判起こすぐらいに。w
でも、わたくしはギリギリ最低限の雰囲気は伝えていると思います。ちゃんとヴォアザンという車も出てきますし。原作の方が面白いのは確かですけど、原作を知っていれば映画も楽しめると思いますね。原作知らないとダメ映画という方かしかできないと思いますけど。w
Commented by uwabaminoago at 2015-11-16 08:00 x
>なまさん
地球人口は増え続けていますからね。そういう時代はくるでしょう。>水、食料の不足
昆虫食とかに力を入れていくのがいいでしょうねw
けっこう結論が出ていない問題はたくさんあります(汗) だからおもしろいんですけど。多分、死ぬまで結論を出せない問題も数多ありそうですw

映画と原作が違うのはある程度は仕方ないです。あの「男たちの大和」も映画と原作ではだいぶ違います。でも、どちらか片方でも充分に楽しめます(作品の性質上、楽しむという言い方には語弊があるかも)
でも、そんな裁判を起こすほどなんですか。>死のサハラを脱出せよ
ヴォアザンは飛行機の方かとおもいましたw
Commented by ふき at 2015-11-17 02:42 x
■なまさん
> 巨大作物が人為的なものなのか、そうでないのかはまだ結論が出ていませんでしたね。w

巨大作物は、「人為的なもの」だと思います。(^^

というのも、「単なる突然変異による形態変化」は、
遺伝されず、1代かぎりで終わってしまうものだからです。

巨大な柿を当り前の果物としてあつかい、パワーひまわりの「種」が売られているということは、
それはもう突然変異ではなく「品種改良」が成功している証拠で、
まちがいなく人為的なものと考えられるのではないでしょうか?(^^

(ちなみに別エントリで、「ロボット開発の理由」「戦争」「温暖化」などについて
 白熱した議論が続いておりますね。

 いくつか、「それは違うのでは?」と思われる意見もあり、反論しようとしたのですが、
 その論拠を1つ1つ挙げていくと、コメントが膨大になってしまうことと、
 過去にこちらのブログで自分が発言した内容の繰り返しになってしまうものも多かったため…

 個別には反論せず、いつか時間ができたときに僕のほうのサイトでコンテンツとしてまとめ、
 それを自分の意見発表としたいと思っております。(^^ )
Commented by ふき at 2015-11-17 02:51 x
■なまさん(追記)

「人為的なもの」と書いてしまうと、
「核戦争による放射線影響」も含まれてしまうので、
表現が適切ではなかったですね…(汗


『戦争被害による偶発的なものではなく、
 食料自給率を向上させるために、意図的に改良された植物』

という主旨のコメントであったことを、追記いたします。<(_ _)>
Commented by namatee_namatee at 2015-11-17 08:16
>ふきさま
よろしくお願いいたします。orz
白熱しすぎて何が何だか分からなくなってきました。w

こちらは思いついたことを忘れないように書き出していくとでもいうのか、「ヨコハマ買い出し紀行」については前に書いたように敷居の低い場所としたいと思っておりますので、纏めて後々まで遺すというような性格の記述については、是非ともふきさんのサイトにお願いしたいです。負担になってしまわない範囲で見解と反論、そしてサイトのコンテンツにしていただけたらと思います。
そのおりにはふきさんのサイトの掲示板へ場を移して、より詳細な意見交換ができると考えております。

>巨大作物
納得のいく見解だと思います。では巨大作物は人為的なものという線にそって、今後の議論の基礎知識とさせていただきます。w
Commented by ふき at 2015-11-17 15:20 x
■ なまさん
> よろしくお願いいたします。orz
> 白熱しすぎて何が何だか分からなくなってきました。w

なまさんたちが現在 討論していらっしゃるあたりの謎は、
長年ファンをしている者たちにとっても、難解な…

正確には、「個人の想像にゆだねる部分が大きすぎて、
結論が出しづらい箇所」なのです(汗)

そのため、討論が堂々巡りになりやすく…

それもあって(これ以上 人数が増えるとマズいだろうと判断し)
自分は発言を控えておりました。


> 纏めて後々まで遺すというような性格の記述については、
> 是非ともふきさんのサイトにお願いしたいです。
> 負担になってしまわない範囲で

現在、なまさんたちが話し合っている対象については、
僕がまとめたとしても、やはり「(僕)個人の想像」にとどまってしまうと思いますが、
興味深い内容ですので、いつか必ずふれておきたいと思っています。(^^

当初は「現地考察系」で始まったはずのうちのサイトも、思えば様変わりしてきました…(笑)

ちなみに、「海面上昇」について、1点だけ早急に自分の意見を書いておきたいので、
それを後ほど、関連の高そうなほうのエントリにコメントさせていただきますね。(^^
Commented by ふき at 2015-11-17 16:00 x
■ なまさん

先ほど、「関連の高そうなほうのエントリにコメントします」と書きましたが、
見なおしてみた結果、結局このエントリが最も適切だったため、
こちらにコメントいたしますね(苦笑)


★僕は海面上昇の原因は、「世界規模の大地震」にあったと見ています。

頭頂部が変形した富士山の姿から、相当の大噴火があったことが推測されること…

タカヒロが学んでいた「社会」の授業で、「地震の話」という言葉が
出ていることから、歴史に残るレベルの大災害があったらしいこと…
あたりが、理由です。

つまり、世界各所の噴火による噴煙が原因の、「温室効果」ですね。

『1度目の大高潮』が「ようやくおさまり」と書かれていることから、
大地震による噴火の影響で気温上昇・海面上昇が始まり、ある程度の期間を経て、
あのような「5メートルほど海面が上昇した地球」になったのではないかと見ています。

(以前にもふれたように記憶しているのですが、
 この「大高潮」は、兵器によるものではないと見ています。
 人為的な被害であるなら、「高潮」のような
 自然現象の名称は付けないと思われるためです。)


★また、「ようやくおさまり」という言葉から、
自分も「一時的にだが、止まってくれた」ように考えていたのですが、

これはそうではなく、
「大地震直後からの、目に見えるほどのスピーディな海面上昇」が収まっただけで、
「ジワジワとした上昇」はシッカリ続いていたのではないかと思います。

(また、「一度目の」と称されていることから、その後も「大高潮」は
 あったのでしょうが、一度目ほど激烈なものではなかったのだと思います。
 一度目だけで、すでに夕凪時代の半分近い上昇が起こっているのですから…)

その結果が、その後の40~50年ほどの間(子海石先生の年齢から)に変化した、
7メートルほどの上昇(夕凪時代の12メートル - 大高潮後の5メートル)
だったのではないでしょうか?

以上、考察の足しにしていただければ幸いです。(^^
Commented by namatee_namatee at 2015-11-17 16:44
>ふきさま
実はここへふきさんがいらっしゃったら大変なことになる、どうしよう、と焦っておりました。おそらく意図的に話に加わってこないんだろうな、とも思っておりました。w
それはそれとして、冗談ではなくブログという形式の限界を感じております。(汗

ふきさんのサイトでコンテンツ化されるまで、わたくしたちはこちらでさらにイロイロと可能性を探っていきたいと思います。明らかにそれは間違いという点があった場合には、遠慮なく指摘いたけたらと思います。

>海面上昇
すでにどういう風に書いたのがあやふやになってしまっていて、申し訳ありません。海面上昇の原因が温暖化で、さらにその温暖化の原因が天変地異(地震、噴火、隕石の落下など)というのは、ふきさんのおっしゃる通りだと理解しております。
わたくしが疑問に思うのは、それだけで50年程度の期間で人類が滅亡(滅亡の定義はさておき)するまで追い込まれることがあるかどうか、の点です。
天変地異だけでもその急激な気候変動で食糧危機が起き人口は大幅にへる可能性は高いと思いますけど、滅亡の淵まで追い込まれるほど人類がヤワとは思えないなぁ、と。そこで可能性としてありそうなのは資源の奪い合いの結果で起きた戦争ではないかと考えました。
別な原因も考えられるとは思います。伝染病とか宇宙線の影響によるDNAの変化とか。ただ、温暖化を最初に持ってくると、一番組み立てやすいのが「戦争」と思います。

海面上昇の速度が鈍ったか、止まったかということについては、今の時点ではどちらとも言えない立場とさせていただきたいです。
どうしても最終話のカフェアルファが健在なのが引っかかっております。w
Commented by ふき at 2015-11-18 03:14 x
■ なまさん(1/5)
> ここへふきさんがいらっしゃったら大変なことになる、どうしよう、と焦っておりました。

実は前々から、さかんにコメントのやり取りが行われているエントリへは、
極力 書きこまないように気をつけておりました。(^^

ネットではお互いの時間に区切りが無いため、議論が白熱しすぎると、
収集がつかなくなってしまうケースを多々 見てきたためです。

> わたくしが疑問に思うのは、それだけで50年程度の期間で人類が滅亡
> (滅亡の定義はさておき)するまで追い込まれることがあるかどうか、の点です。

これはもう、味気ない回答かもしれませんが、
芦奈野先生が、『将来的な滅亡は確定しているけれど、即時的なものではない理由』
として、物語的に「温暖化」が一番適切だと考えられたからではないでしょうか?

人類滅亡のシナリオには、「世界規模の戦争」 「パンデミック」 「天体衝突」など、
さまざまなものが考えられますが、

ヨコハマ世界を描くのに適した、
『人々がそれを受け入れるまでの、時間的・体力的余裕がある』ものというと、
「(やや理想化された)温暖化」ぐらいしか選択肢がないと思うのです。

> 一番組み立てやすいのが「戦争」と思います。

僕は、ヨコハマの作中の歴史には、「戦争」は無かったと見ています。
ちょっと長くなってしまいますが、この機に、その理由をまとめてみようと思います。
Commented by ふき at 2015-11-18 03:15 x
■ なまさん(2/5)

●『戦争では、意外に人は減らない』

調べてみたところ、史上最悪と言われる「第二次世界大戦」においても、
死者(飢饉や病気を含める)は 8000~8500万人であり、
これは、当時の世界人口の「2.5%」だそうです。

(もちろん、割合が少ないからといって、
 第二次世界大戦が歴史的に見て大したものではなかったと言うつもりはありません)


●『戦争をするには国力がいる』

「食料を略奪するための侵略戦争」と書くと、一見ありえそうな気がしますが、
実際には、戦争には莫大な国力が必要となります。(国家間戦争ともなれば、なおさらです)

海面上昇によって国土がグングン減っていくあの時代に侵略戦争を行うのは、
伝染病が進行中の病人が、残り少ない体力を押して、
別の病人のベッドを奪いに行くようなものではないでしょうか?

ベッドを奪ったとしても、そのベッドにも病原菌(海面上昇)はいるわけで、
それなら、「自分(国)の体調」や、「今 自分が寝ているベッド(国内)の維持」に
注力するほうが、はるかに自国の生存確率を上げられるように思うのです。

(もちろん、アルファさんが拳銃を所持していることから、
 「一部地方での小競り合い」ぐらいは当然あったと想像されますが…)
Commented by ふき at 2015-11-18 03:16 x
■ なまさん(3/5)

●『逆に、あそこまで人口の減る戦争があったとしたら、夕凪の空気は生まれないのでは?』

ヨコハマ世界の人々らに共通している空気は、「静かな諦観」です。
それは、良いも悪いもなく、今の世界の現実をフラットに見つめる姿勢です。

もし、「一部の者が発端となった」(したがって他人に押し付けられた)戦争によって、
あれほどに人口が激減した世の中になっていたのだとしたら、
人々はあそこまで自分たちの運命を受け入れる気になれていたでしょうか?

彼らが、運命を受け入れる気持ちになった(ならざるを得なかった)のは、
あの状況が「自然的な理由」によって生まれたからだと思うのです。


●『第1巻の表記からは、戦争の臭いを感じない』

以前にこちらのブログで、「お祭りのようだった世の中」という芦奈野先生の表記を、
「後の祭り」(戦争)と解釈したやり取りがあったと記憶していますが、
僕は「祭り」は、単に「活気のある、皆にとって楽しい時代」のたとえと考えています。

文明の隆盛の後に、その反動で人々の熱意・意欲が収まり、
「時代が老年化する」というのは、
歴史的事実であり、この手のSF物語の定番でもあるからです。

(手塚治虫さんの『火の鳥 未来篇』などが有名ですね)

また(連載とは やや切り離された0話を論拠にしてしまいますが)、
ヨコハマの街はやや質素ながらも、おだやかな文明の香りにあふれ、
アルファさんは、「時代の黄昏が こんなにゆったり のんびりと来るものだったなんて」
と、野宿した丘で、夜空を見上げて語っております。

生存のための略奪・侵略が横行するような世界の臭いを、
ここから嗅ぎとるのは困難ではないでしょうか?
Commented by ふき at 2015-11-18 03:17 x
■ なまさん(4/5)

★以上から自分は、

この時代の人類は、多少の小競り合いが一部地域でありながらも、
国家は生存のための侵略戦争を行うほどの体力をすでに持っておらず、

また、そうした国家レベルの自殺行為に及ばない
良い意味での諦観・賢明さを持ち合わせており…

その、『本当の意味での 諦観と覚悟』が、
人類の痕跡の確保という一大事業である
「ターポン」や「ロボットの人」の開発を成功させたのでは…?
と見ております。(^^

また、そういう視点で見たときのほうが、
「戦争があった」と考えて読んだときよりも、ヨコハマ世界の空気が、
自分の中にすんなりストンと飲みこめるように思えるのです。

それはつまり、作者である芦奈野先生が、
「そういう世界として」ヨコハマ世界を描いているからではないでしょうか?(^^
Commented by ふき at 2015-11-18 03:17 x
■ なまさん(5/5)

★最後に、我々ヨコハマファンは、「人の夜 = 人類滅亡」 と考えていますが、
意外に人類の数は、完全には0にならないようにも思っています。

(子供ができないわけではないことは、サエッタで証明されていますし…)

しかし、生活の基盤である食料(農地)を新たに(水没していない山地)に開墾し、
生産に適した土を育てるのには、膨大な労力(と時間)が不可欠であるなど、

社会が維持できないほど少数化し、世界中に分散している人類が、
今後 再び隆盛を取り戻すには、相当に長い期間が必要になると思われます。

(最低でも100年を要すると見ています)


「夜」は必ず明けます。

しかし それは、「夕凪」時代が何10年かにわたったように、
長い長い期間を要する夜なのだと思います。
Commented by namatee_namatee at 2015-11-18 09:51
>ふきさま
ありがとうございました。
実は本日のネタにしようと思っていたところとかぶるところがありまして、恐ろしいシンクロ率にビビっております。w

>戦争
戦争そのものが人口減少の直接の原因とは考えづらいという意見には賛成です。
わたくしが思うのはそれが基になって起きた「何か」があってそれが人口減少の原因ではないのか、です。それと戦争・戦乱のタイミングも戦略核を使う世界戦争のように一度に起きたのではなく、各地で多発とかではないのか、そして時期的には50年の空白期間の前の方ではないかと思います。なのですでに「夕凪の時代」には戦争・戦乱そのものは収まっていたと考えました。

第一次世界大戦、第二次世界大戦の当時の人類にはまだ未来に対する希望や意欲がありました。わたくしが「夕凪の時代」直前にあったと考える戦争・戦乱は、すでに世界的な天変地異があり、人類の種としてのふきさんのおっしゃる老年化が始まっていたとして、そこにかつての戦争・戦乱とはまた違う形の凄惨な戦いが起きて、その結果、人の心が折れた、と考えました。結局、どこの国も組織も資源や食糧・水を獲得することはできなかったかもしれませんけど、その戦争・戦乱は人々の心が折れるぐらいに悲惨な現実をつきつける結果になったと。
冒頭の人口減の直接の原因については、わたくしはなんともこれという案が出せないでおります。なにか汚染があったのか、そういう兵器が使われたのか・・・ここがこの説の一番肝心なところなのに情報も知恵もわきません。orz
Commented by namatee_namatee at 2015-11-18 09:51
描き方についてですけど、この物語はロボットの人であるアルファさんからの視点で描かれているのがポイントのような気がします。次世代の人類(これも便宜上の呼び方ですけど)で未来があるアルファさんと子海石先生やおじさんの視点ではまた違う世界に見えるかもしれないと考えました。
これは全くわたくしの主観になりますけど子海石先生やおじさんには何かを見てきた結果の諦観があり、それは楽しい事ではないと感じます。なにかをやりつくして穏やかな心持ちというのではなく、やり残したことが沢山あって、でももう時間が無い、もう焦っても仕方ない、そういう諦観です。
これは妄想が過ぎるきらいがありますけど、おじさんは従軍したのではないか、子海石先生はいろいろと起きた事件・事象の裏を知ってしまっているのではないかと。

加えてヨコハマの様子についてですけど、わたくしはふきさんとは違って、西部劇の町のような雰囲気を感じました。活気があるけど穏やかなものも物騒なものも同居する街とでもいいますか。陳腐な言い方ですけど、自己責任、法の保護が最低限しかない世界のイメージです。そして繰り返しになってしまいますけど、すでに戦争・戦乱は収まった後だと思います。

「人の夜」とは何か。実はこれが本日のネタとして考えていたことでした。w
なので、こちらの件につきましては、本日のエントリーの方で書きたいと思います。
Commented by ふき at 2015-11-20 07:06 x
■ なまさん
> そこにかつての戦争・戦乱とはまた違う形の凄惨な戦いが起きて、
> その結果、人の心が折れた、と考えました。

★1点だけ捕捉させてください。(^^

僕が「ヨコハマ世界に戦争の臭いを感じない」のは、

戦争(闘争)によって生まれる感情、
「憎しみ」や「恨み」、「達成感」といったものが、
「諦観」の正反対にある心理だからなのです。

それがどんなに悲惨であったとしても、
戦争という「他の同種(人間)による抑圧や恐怖」からは、
諦観というものは まず発生しません。


また、「戦争の愚かさ」という視点は敗者の側に発生するもので、
勝利した側には、(それが自己正当化とはいえ)
歓喜・達成感がもたらされます。

社会の誰かにとってマイナスになったものが、
別の誰かのプラスになるのが、「人間同士の行為」です。


★その意味で自分は、登場人物全員(といっても日本国内のみですが)が
静かな諦観を宿したヨコハマ世界には、「戦争は無かった」と見ています。

全ての人々から、まんべんなく熱意を奪ったのは、
人間ではなく「自然」と考えたわけです。(^^
Commented by namatee_namatee at 2015-11-20 08:42
>ふきさま
戦争について、わたくしの考えでは「勝者」がいなかったのではないかと思います。人類全体の存続ということを考えれば、どこかで止めなければならない引き返し不能点があり、それを通り過ぎても止められなかった無力感、それによって発生した「何か」による深刻なダメージ。自ら招いてしまったお先真っ暗な人類の未来。そういうことを引き起こしてしまった後悔と無念が戦後の人類に「諦観」を生み出したのではないかと思います。

熱意をもって次の世代の人類?地球?を考えていた人々も少ないながら存在して、彼ら彼女らが「ターポン」を飛ばし、ロボットの人を生み出したと考えました。

まあ最終的には「わしはこう思うんじゃ!」という話になってしまうのですけれども。w
戦争はなくてもなにかがあったと思います。別レスの気候変動による農耕の破たんは当然あったとは思いますが、それで絶滅までいくかというと、ちょっと難しいかな、と。
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