やっと到着

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図は「パレッタ2002年夏号」です。PALETTA vol.4とも。エンターブレイン(株)より2002年8月1日発行。
PALETTAという雑誌については例によってWikipediaあたりをみていただくとして、この雰囲気はダメだ。w
わたくしがもっとも苦手とする雰囲気。本質的に「オタク気質」を持つ人間であるという自覚はあるものの、アニメやゲーム関連のこういう絵柄や雰囲気が苦手で距離を置いていたんですからね。
・・・正直、気持ち悪い。こんな変な形の人間がいるものか。w
なんか、記事の方には拳銃を構えたミニスカの派手な女の子とかもいますけど、残念ながらわたくしにとっては夢も希望もありません。そういうシチュエーションなら、もっとこう実在の軍装とかの方が「来ます」ね。「アームズマガジン」の表紙の方がマシ。w
要するにリアリティがない。架空のものでも構いませんけど、説得力が欲しいんですよ。いかにもある種のオタクを惹きつけるためのわざとらしい造形に思えてしまって反発を覚えます。
おっと、いつもの通り、これはわたくし個人の感想です。感じ方には個人差があります。w
大体がもう13年も前の本だっていうのに、それに文句つける方も大概(ry

それはそれ。
表紙を見ての通り、わたくしにとってのこの本の価値とは芦奈野先生のインタビューの記事が掲載されていることであります。「ヨコハマ買い出し紀行」OVA第2期の件からたどっていって、このPALETTA vol.4にインタビューが掲載されていることを突き止め、9/24ごろに駿河屋さんに発注、そのまま放置同然、やっと本日到着、という流れ。w
これ、古本といってましたけど、実際は新品ですね。開いた形跡がない。付録のポスターも同様に畳んだ状態から広げた形跡がありません。なんか、ちょっと勿体無いような気がするので、そーっと開いて読みました。

で、そのインタビューの内容はというと、そんなに大した分量でも無いので、全文を引用する気になれば・・・やっぱり、それをするわけにはまいりません。なので適当に要約と抜粋で。

このインタビュー、わたくしは「ヨコハマ買い出し紀行」OVA第二期リリースに向けて、その援護射撃的なものかと思っていたんですけど、ちょっと違うんですよ。どちらかというと、芦奈野先生の「ヨコハマ買い出し紀行」に対する思いみたいなもの、書き始めのころの構想とか、登場人物に対する表現とか、とでもいいますか。

どうも芦奈野先生は、「ヨコハマ買い出し紀行」はそんなに長く続くとは思わなかったらしく、最初は二輪車に乗った女の子が、どこかへ出かけるというような話だったらしいです。これは画集かなにかにも書いてありました。思いの外長く続いたことによって、本来は構想に入っていなかった時の経過みたいなものをタカヒロやマッキの成長にからめて表現できた、とおっしゃってますね。

その二輪車に乗って出かける女の子がアルファさんなわけですけど、こちらも最初はメカメカしい外観だったという。・・・ということは、アルファさんは生体アンドロイドではなくて、メカニカルな構造を持つのかも。インタビュアーは「不死」と言っていて、芦奈野先生も特になにもいってませんので、ロボットの人は歳をとらないというより死なないということでしょうか。
メカニカルな構造を持つとすると、「ミサゴ」や「人型キノコ」とロボットの人の関係はもうちょっと確認と見当が必要かもしれませんね。さあ大変だ。w

そしてアルファさんには強烈な個性をもたせてはいないと。そうなんですよね、アルファさんはバランスのとれた美人だけどとくに何か特徴的な女性では無い。外観の魅力よりも内面の魅力の方が勝っている人です。あるいはその平凡な外観に対する内面の成長が魅力的。芦奈野先生の意図が正しく反映されていると思います。
だからアルファさんのエロネタはイマイチ滑るというか似合わないんだろうなぁ、などと。その分、ココネは似合いますけどね。w

先日来、ネタになっていた芦奈野先生の出身地のヒントもありました。横須賀近辺で生まれ育ち、横浜は通学や通勤で通るぐらいだったとのこと。もっとも横須賀近辺というと三浦半島全域も含まれてしまうような気がしますので、これで解決とはいきませんね。

「私自身の頭の中では、現在の風景なんですけれど。滅びが近づいている日常の風景を、古い風景に近づけていくというつもりで描いているんです。私の頭にある風景が古かったのかもしれませんが(笑)。」
だそうです。w
「ヨコハマ買い出し紀行」に登場する場所が現実の地名や場所のどこかを探す、いわゆる現地探索、それを追求していくと、どうしても条件が合わない場合があります。そういう場合「あれは芦奈野先生の頭の中や経験からのイメージで作られているものなのかも。」と言って、ある意味、「逃げ」をうつときがあるんですけど、芦奈野先生本人の上記の発言で、それが「逃げ」ではなくなりました。w
まあ、以前からうすうす感じていたし、「夕凪を、見て歩く」のふきさんの「北の町の公園」の件などでも明らかです。

最後の方にとちょっとだけ、OVAについての記述がありますが、全くどうってことない。第1期のときはジャケットを描いたり、アフレコを見学にいったりしたそうです。ということは、そのときに椎名さんに会ってるんですね。>芦奈野先生

といった感じで、とりあえずザッと読んでみたところでの印象であります。本当のところはみなさん自身で読んでいただきたいところです。数少ない芦奈野先生のお話ですからね。
あ、芦奈野先生の直筆イラストがプレゼントになってる。もらえた人うらやましいなぁ。
by namatee_namatee | 2015-10-01 22:47 | book | Comments(22)
Commented by フラフープ at 2015-10-02 00:48 x
さらっと言ってますけど、現地探索系の考察の全てが無意味になってしまうのでは・・。>先生の発言
Commented by uwabaminoago at 2015-10-02 08:19 x
>なまさん
芦奈野先生はOVA1期のリーフレットで、ヨコハマのストーリー創りについて「出だしちゃうとさーと行くが、きっかけはひたすら待つ。」とおっしゃてますね。

舞台については、滅びが近付く風景を古い時代に近付けることで、世界観自体を人間とかさねあわせている、ともいえるのではないでしょうか?要は人間の子どもと老人をかさねているのではないか?ということです。ふと、考え付いたことですが。
Commented by namatee_namatee at 2015-10-02 11:27
>フラフープさま
先生の」イメージのおおもとになった現実の場所は存在するわけですので、大丈夫じゃないでしょうか。w
むしろ単純にこの場所!と確定するだけより、楽しみ方が広がるような気がしますよ。
Commented by namatee_namatee at 2015-10-02 11:39
>uwabaminoagoさま
たしか他のインタビューでもアニメに興味があるともおっしゃってますね。

このインタビューの内容についてはなかなか解釈が難しいと感じました。うかつに断定的なことが言えないという感じ。できれば、ご自身で読んでいただきたいなぁ、と。
Commented by uwabaminoago at 2015-10-02 17:10 x
>なまさん
安濃監督の作品もいくつか見られていたようです。>芦奈野先生

この本は入手はむずかしいんですか?
Commented by ふき at 2015-10-02 20:15 x
■ なまさん
> アニメやゲーム関連のこういう絵柄や雰囲気が苦手で距離を置いていたんですからね。
> ・・・正直、気持ち悪い。こんな変な形の人間がいるものか。w

この表紙は「うるし原」さんのものと思われますが、彼の絵柄は、
当時のユーザー(オタク)の間でも、好き嫌いが分かれるものだったと思いますよ?(^^
(正直 僕も、うるし原さんの絵は苦手です)

> どうも芦奈野先生は、「ヨコハマ買い出し紀行」はそんなに長く続くとは思わなかったらしく、
> 最初は二輪車に乗った女の子が、どこかへ出かけるというような話だったらしいです。

僕も、そんな気がしていました。

1巻を読んでも、ココネが登場するまではごく近所で話が完結していますし、
ロボットや夕凪時代の設定に関わりそうな話が出てくるのは、2巻のようやく中ごろ…
連載が始まって、1年ほどが経過した頃でしょうか。

連載が軌道に乗ったことで、
「世界背景」を掘り下げてみようという思いが芦奈野先生の中に生まれたか、
もともと漠然と持っていらっしゃったアイディアを形にする余裕が出てきたのが、
この時期だったのでは…? と、個人的には思っておりました。

> 滅びが近づいている日常の風景を、古い風景に近づけていくというつもりで描いている ~
> 「夕凪を、見て歩く」のふきさんの「北の町の公園」の件などでも明らかです。

やはり、「かつての風景」…
特に、芦奈野先生の「心で見た風景」が軸になっているのかもしれませんね。(^^

実は、写真などで比較してみると、「ヨコハマ」などで描かれている山の形(稜線)などは、
実際のそれとは多少違っていることがよくあります。
(明らかに正体が分かっている、大楠山・伊豆半島・房総半島など)

芦奈野先生は決して「綿密な模写」を目指しているわけではないことが、
こうした事実からも見えてくるような気がしています。
Commented by namatee_namatee at 2015-10-02 22:27
>uwabaminoagoさま
さて、どうなんでしょう。>PALETTAの入手性
今現在、Amazonでは普通に売ってます。1円です。w
実は2冊あります・・・
Commented by namatee_namatee at 2015-10-02 22:48
>ふきさま
表紙だけではなく、この時代の顔つきが全体的に苦手です。(汗

アルファさんはバイクにのってどこかへ行くという話の案内役という役割だったそうです。>当初の構想
なので特に個性的には描かなかったとのこと。あの世界の変なものをいろいろと見せる話だったんでしょう。
なので、一応は当初から世界観はあり、ただしそれは物語を作るときに必要な設定としてのものぐらいだったのではないかと思います。それがふきさんのおっしゃるように、ある程度連載が進んだ段階でいろいろと掘り下げて発展していったのでしょう。

あれは芦奈野先生の目を通してみた「夕凪の時代」・・・架空の世界の架空の作品なので、当たり前と言えば当たり前なんですけど、とても素敵に感じます。w
それは読み込んで行けばなんとなく行き着く事柄ではあるのですけれども、芦奈野先生本人が語っているということはなかなか重要だと思います。なので、わたくしとしてはあまり主観をいれて解説してしまいたくないところです。(汗
Commented by スピンマン。 at 2015-10-03 15:03 x
表紙のうるし原智志は、20年前にプラスチックリトルというアニメと漫画がありまして、
そのアニメ版はへきる嬢も出演しています(^_^;)
Commented by namatee_namatee at 2015-10-03 17:08
>スピンマン。さま
それ、某オークションのアラートでよく出てきます。w
この方の作品でしたか。(汗
このPALETTAという本の性格からいって致し方ない(「より美しく、よりシンプルに女の子たちの魅力を伝えるキャラクターグラフィック誌」だそうです)のですけど、どうにも苦手です。なんていうか「くどい」。w
その中で薄味のアルファさんの異彩ぶりといったら大変なもんです。
Commented by uwabaminoago at 2015-10-04 10:27 x
>なまさん
そうですかw>1円
買ってみてもよさそうですね。
Commented by namatee_namatee at 2015-10-05 07:00
>uwabaminoagoさま
わたくしは駿河屋さんで200円で買いました。w
価格以上の価値はあると思いますよ。
Commented by uwabaminoago at 2015-10-05 07:38 x
>なまさん
ちょっとアマゾンで調べてみましたが、写真の号はないみたいですね。
ブックオフあたりをあたってみるか。
Commented by namatee_namatee at 2015-10-05 12:26
>uwabaminoagoさま
PALETTA vol.4で検索するとでてきますよ。>Amazon
Commented by uwabaminoago at 2015-10-05 15:11 x
>なまさん
あっ、ホントだ。ありましたw
でも、アマゾン発送のでないと買えないんですよ(泣)残念。
Commented by namatee_namatee at 2015-10-05 16:43
>uwabaminoagoさま
非公開コメントでメールアドレスを教えていただければ、テキストに起こしたのをお送りすることは可能ですよ。
Commented by uwabaminoago at 2015-10-06 07:37 x
>なまさん
非公開コメントってパスワードはいりませんでしたっけ?
Commented by namatee_namatee at 2015-10-06 08:07
>uwabaminoagoさま
実は自分のブログなのでやったことがありません。w>非公開コメント
コメント欄の下のチェックだけだと思います。管理者のわたくしは見られて、投稿した側からはIPアドレスが同じなら見れるんじゃなかったかなと。
Commented by uwabaminoago at 2015-10-06 15:40 x
>なまさん
では実験をしてみましょうか。
Commented at 2015-10-06 15:41 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by namatee_namatee at 2015-10-06 18:46
>uwabaminoagoさま
はい、読めますよ。ちゃんと鍵付きになってますので、わたくしとuwabaminoagoさんしか読めません。書き込んだ人のIPアドレスかなにかが変わってしまうと、書き込んだ本人が読めなくなる場合があったような気がするのでその点が注意かな。
もっとも今回は連絡先を教えていただくだけで会話を続けるわけじゃないので、心配は少ないです。
Commented at 2015-10-07 07:50 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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