ネタと罠

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ネタが一段落。昨日やってきたDMC-GM1Sはまだ使い方がよく分からないし、梅雨時の夕方じゃろくな写真は撮れないし。
椎名さんネタは椎名さん本人にあまり動きがない。w
椎名さんネタと「ヨコハマ買い出し紀行」ネタは一見、同じネタを繰り返しているように見えて、実はリンゴの皮をむいて、さらに実を削るように自分なりの見解を深めていっている・・・はず。いろいろと情報や意見をいただくみなさまのおかげでございます。感謝。
まあ、なにを目指したり探したりしているのかということを、たまには見つめ直してみるのもよろしいかな、などとも思います。w

「ヨコハマ買い出し紀行」のアルファさんが表紙になっている月刊「アフタヌーン」が10冊あり、それを揃えるために何年分もの月刊「アフタヌーン」を買い漁ったのは以前ネタにしました。これとかこれとかこれとか、あとこれとか。この作戦は予想に反して成功裏に終わり、全然関係ない別件で人様のお役にもたてたため、けっこうお気に入りのエピソードではあります。

さすがに大量の月刊「アフタヌーン」(たぶん7年分ぐらい。欠けているものもあるけどダブっているのもあるので、70冊以上はあるはず)はじゃまなので、必要なページ(「ヨコハマ買い出し紀行」部分)を切り取って、スクラップブックにでもまとめておこうと思いましてね。どこから手をつけようかとパラパラとめくってみてましたら、とある作品に目が行きました。

それは「なるたる」。鬼頭莫宏氏の作品ですね。
もう完全に忘れておりましたが、この作品はどこかで読んだことがあります。それが喫茶店の月刊アフタヌーンだったのか、古本屋で立ち読みしたのか、まったく覚えていないんですけど、絵柄と登場人物に見覚えがある。
ところどころ虫食いで読んだので、ストーリーを全て把握しているわけではないですけど。なので、ウチにある月刊「アフタヌーン」で読めるところだけ読んでました。・・・そんなことをやっているから片付けが進まないのだ。w

みなさまご存知の通り、明るくて楽しい作品ではないわけですよ。>「なるたる」
ほのぼのとした絵柄と裏腹に展開するストーリーや描写はシビア。この落差がたまらない。w
わたくしは好きな方なんですけど万人に受けるとは思えず、好きとは言いながらも、わたくしも最後まで思い入れを持ってその世界へ没入したくなるような、例えば「ヨコハマ買い出し紀行」に対する感情のようなものは持てないんですよね。

では世間一般ではどのような評価なのか、ちょっと気になりまして、ネットで検索してみると・・・案の定、評価は両極端に分かれておりますね。それは予想どおり。
いくつかあった評論のうち、とあるブログが気になりまして。ブログの主宰の方はわたくしと同様に全てを読んではいないようです。それでこんなに賛否両論のある作品の評論書いちゃって大丈夫?と思いながらエントリーを読み進めてみると、その方の言いたいのは、「なるたる」の評論について回る擁護、その気味の悪さなのでした。文章は巧みでわかりやすく、前述の通り、全てを読んだことはないという告白自体が、このエントリーのテーマはストーリーや作品としての意義とかではなく、別なところにあるということを逆説的に強調して読者に強く印象付けられるような効果があって、うまいこと書いているなぁと思いました。
主張についてもめそうな部分への予防線はしっかりはってあるし、内容自体も普通に解釈すれば妥当。つまりわたくしも同感ということですね。
「なるたる」という作品を評価するときには前述の通り、賛否が分かれやすく、好き嫌いがはっきりとでる作品なわけで、評価する声も多いけど酷評も多い。そういう場に高い確率で不自然に感じられる擁護する人が現れて不気味に感じられるという主旨のエントリー。
で、これに食いつく人がいた。もう絵に描いたような擁護の人。いきなり「読んでもいないくせに偉そうに書くな!」みたいな、せっかく主宰が張った予防線も主旨もガン無視の突撃。それ、まんまと主宰の罠にはまってますから。w
さらに擁護のアンチが現れて、と予想通りの展開で、なんか笑ってしまいました。
主宰の対応はどうだったか。本文のエントリーを繰り返して理解を得るとでもいうのか、どちらかというと厳しい対応でした。わたくしだったら、そういう対応はしませんけど筋は通っているなとは思いましたね。

いやしかし、8年ぐらい前のエントリーなんですけど「なるたる」のインプレを巡っては当時のものも最近のものも妙な雰囲気を感じることはありますね。主宰の言う通りに実際に擁護する勢力がいたのかどうかはわかりませんけど、それだけ問題作だったということでしょうね。あとアニメ(これは完全に未見)の出来が芳しくないという説も聞きます。まあ、わたくしも上述の通り、興味はあるものの没入はできないし、共感もないという、複雑な印象です。あのラストがなー。(汗

なんだってまた、今更「なるたる」にひっかかって重たーい月刊「アフタヌーン」をヒックリ返して、さらにネットで評論を検索したりしたのか、それは「なるたる」のヒロインの名前が「シイナ」だったからですよ。w
by namatee_namatee | 2015-06-12 22:50 | book | Comments(4)
Commented by フラフープ at 2015-06-12 23:11 x
てっきり、へきるさんの擁護とアンチの論争について語るための伏線だと思ったのに。w
Commented by マンモ at 2015-06-13 11:06 x
オチが綺麗に決まりましたね
Commented by namatee_namatee at 2015-06-13 11:33
>フラフープさま
この手のネタは人物についての擁護・アンチ、作品についての擁護・アンチと多岐にわたりまして、実に興味深いと感じました。
椎名さんに関して、わたくしはもちろん擁護派でしょうけど、よそ様に出張っていってまでってのは、やっぱりちょっと引きますね。w
Commented by namatee_namatee at 2015-06-13 11:39
>マンモさま
このオチのために構築したエントリーです。w

もともとは「なるたる」の連載時期、椎名さんの活躍の時期とかから、ネーミングに何か関係があるのか(ふなつ一輝先生の「華麗なる食卓」の登場人物みたいに)と思って、調べたんですけど、そっちの収穫は無く、変な方向に行っちゃいました。w
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