ネタが乏しいので昨日の続き。 昨日のナンシー関さんのエッセイの件、このエッセイでは(おそらく椎名さんの)裕木奈江さんとの外観上(おそらく顔立ち)の類似点がキーになってます。 よく言われますけど、わたくしは全然似ていると思いませんけどね。いずれにせよ見た目で語るとか、考察が浅いんですよ。w 大体、見た目が地味って言いますけど、声優さんの最大の武器と魅力はその「声」でしょう。先日もちょろっとネタにした、Mステの映像、後ろでSPEEDのメンバーと終始なにかやっているうっとうしい鈴木某(まだ名前が思いだせぬ)、彼女の「だみ声」と椎名さんの鈴が鳴るような美声の対比がたまりません。見た目はメイクでごまかせても、声の良し悪しは絶対にごまかせない。 鈴木某と椎名さんの声にあまりに差がありすぎて、鈴木某の妙な挙動はその差に気が付いて内心焦っていたからじゃないのかとすら思います。いや本当に気の毒にすら思えます。>鈴木某 というわけで、声優さんをキーワードにする場合は「見た目」を先に持ってきちゃダメですね。美しい声とキャラクターを演じる存在、これがまず先にあって、その上で見た目も、というのが当時の人気なり注目される要素だったはずです。 以前にも述べましたが、その中でも椎名さんの外見・見た目は一頭地を抜いていたのは確か。他の声優さんのちょっと盛りすぎたメイク(失礼)に対し、今でいうところのナチュラルメイクとでもいうのか、自然で本当にそこら辺に居そうな、でもちょっと無理目な感じ、これこそが椎名さんが当時の声優ファンを魅了した要素でしょう。 ただ裕木奈江さんと椎名さんの類似点と思えることがないわけでもない。それはもしかすると椎名さんは女性からみて本能的にウザい存在と認識され、バッシングの対象になりやすいのかも、ということ。 なんて言いますか、あの妙なテンションやセンスと前述のとおり超一流のアイドルのように絶大に可愛いわけでもないルックスの組み合わせは、人によっては拒否反応を起こすのかも。「あの程度でなんで人気が出るのか」「あんなのなら私の方がまし」と言いたくなるのかも。 でも男性からは好かれることが多いタイプだと思いますよ。だって見た目だけじゃなくて他の面からも「可愛い」ですからね。朴念仁のわたくしにも椎名さんのような女の子と一緖にいられたら楽しいだろうなぁ、と思うぐらいの想像力はあります。w 世の男性がこぞって椎名さんのようなタイプに惹かれていくのを見て、目に見える具体的な魅力しか理解できない女性陣はさらにバッシングの度合いを深めていくのかもしれません。 これはわたくしが椎名さんと同レベルでお気に入りの「つぼみ」にもあてはまりそう。普通の男性は表だってAV女優をお気に入りというのは憚られるとしても、心のなかでは裸でもろに男性の欲望に訴えてくるAVの人たちを嫌いなわけがないんですよ。w 女性から見れば蔑みの対象でしかない職業なのかもしれませんが、正直なところ、男性から見るとなにもかもさらけ出してしまっているAVの人たちの魅力はつまらない建前や格好つけなしにストレートに魅力的です。 どっちにしろ、このエッセイにはナンシー関さんの女性ならではの了見の狭さのようなものが現れてしまっているなぁと思う次第。「椎名へきる」という、女性には理解しづらい、でも男性にはとてつもなく魅力的という、特異な存在に呑まれてしまって、その焦りを表に出さないために表面上は冷静を装って揶揄するような体裁をとって、批判的なことしか書けなかったという印象。 稀代のエッセイストと言われるナンシー関さんの著作にこんなに文句つけて良いんでしょうか。(汗 でも椎名さんのことに関しては、相手が誰であれ、容赦なんてしません。w>これこそ「おたく的」な視点
by namatee_namatee
| 2015-05-21 19:17
| book
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Comments(18)
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フラフープ
at 2015-05-21 23:16
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だーかーらあー。w
くどいようですが、へきるさんは「存在自体」が「美しい」。wどれを先に持ってくるとかじゃなく、顔も声も性格も、へきるさんの「美しさ」の一側面を切り取ったものに過ぎないのです。 ところで、余計なお世話かもですが一つ。 公に自分の意見を述べるような人(この場合ナンシー某)の了見が狭いとするのはともかく、それを女性特有のものとして一般化するのは、不快に思う人がいるかもです。特定の人しか閲覧できない場では「表現の自由」が圧勝すると思いますが、このブログはいつだって「配慮」が判定勝ちしてましたからね。w でもオタクには配慮なし。w
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namatee_namatee at 2015-05-22 07:15
>フラフープさま
そうそう、それ。わたくしもちょっと引っかかりながら書いておりました。>女性特有の了見の狭さという表現 ただ、ナンシー関さんがこういう書き方をするのならば、わたくしはこういう反論をしたいと思ったときに、ナンシー関さんの女性であるというところを突こうと思いました。っていうか、最初は女性だって知らなかったんですよ。w なんでこんなにシニカルな表現なんだろうなぁ、と思いながら読んでいて「裕木奈江」「地味」という単語を見たときに、あれもしかして、と調べたら女性だったと。 それとわたくしの経験(知り合いの女性からの意見他)を照らし合わせて、この切り口で攻撃しようと思った次第。 というわけでここでいう「女性特有の了見の狭さ」はナンシー関さんについてのもので、世の女性全般に全てあてはまるという事ではありません。 と宣言いたします。w 最終的にはネット界の金言「嫌なら見るな」を発動します。w
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スピンマン。
at 2015-05-22 15:55
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当時はコギャルの時代でしたからねー。
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namatee_namatee at 2015-05-22 19:23
>スピンマン。さま
あ、スピンマン。さんだ。ご無沙汰です。 コギャルというとルーズソックスに茶髪+濃いメイクという感じでしょうか。それはそれで特に嫌悪感もありませんが、そういったスタイルが主流の時代んは確かに地味かもしれません。>椎名さん むしろそういう地味なところが受け入れられたのかなとも思います。 あまりいうと怒られそうですけど、男性は男性の、女性は女性の、同性の魅力に気がつきづらいのかもしれませんなぁ。
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スピンマン。
at 2015-05-22 21:24
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コギャル全盛とはいえ、変な話ですが、へきる嬢は既にコギャル世代の年齢よりやや上でしたけどね(笑)
それにへきる嬢だけでなく、声優界でも女性人は髪を染めたり派手なメイクをされる方は居ませんでしたから。 へきる嬢が髪を茶髪にしたのも2000年代以降ですかね。
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ななし
at 2015-05-22 22:51
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こういうふうに他声優とか他アーとかを貶める奴が結果的にアンチを増やしたんだよ
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namatee_namatee at 2015-05-23 06:36
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namatee_namatee at 2015-05-23 07:01
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スピンマン。
at 2015-05-23 08:12
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この当時はアイドルと名乗って良いのはデビューが10代からの娘という風潮もありましたからね。
へきる嬢やその他の声優さんからすれば、声優アイドルという言われ方に違和感を常に感じても仕方がないですもん(^^;; もっともへきる嬢は17か18歳から顔出しの仕事を既にしていた訳ですけど(笑) ナンシー関がコラムで書いてた時期は、ファッションもカジュアル系でしたよね。 肌の露出はガード高しの殆どスッピン。 当時は野生児とも言われてましたが、今は声優界の山ガール的な存在(笑)
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ななし
at 2015-05-23 09:53
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理解が違います。あなたが嫌悪しているアンチ(あるいはこれもまったく的外れですが、「声オタ」として認識しているらしい人々)が過剰に、ネットに誹謗中傷を撒き散らすことになった原因のひとつとして、あなたの表現に散見されるのと同じように他の声優さんに比べて云々という言動がありました。そういう最強厨は大概間もなく消えていきましたが、ここを拝見すると、このエントリーに限らずまったく同じ経緯を辿ってらっしゃる。
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namatee_namatee at 2015-05-23 16:56
>スピンマン。さま
わたくしもアイドルというのは10代にデビューという感覚があります。声優さんがアイドルと混同されるような事態になったのは、思うに売り出し方みたいなものが、アイドルの手法を参考にするしかなかったんじゃないかなと。 ファッションに詳しくないので適切な言葉で表現できませんけど、当時の椎名さんは普通の格好と感じます。確かに地味かも。w にもかかわらず、扱いがアイドル的というところにエッセイのネタになる違和感があったんでしょうか。
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namatee_namatee at 2015-05-23 17:06
>ななしさま
某巨大掲示板特有のスタイルだったのでレスの意図が読み切れず、ぼんやりした回答になりました。追加のレスをいただき意図が理解できました。 とはいえ、回答はあまり変わらないです。 おっしゃる通りだと思うんですけれども、2015年の今になってその行為による弊害が何かあるか、ということです。 アンチと声オタについては鋭いところを突いてらっしゃいます。わたくしはこの2つについて、うまく規定できません。行いから言葉を当てはめることはできますけど、それが一般的に正しいのかどうかは確信が持てておりません。
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ななし
at 2015-05-23 19:50
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もっと噛み砕いて申し上げますと、へきるさんを礼賛するのは一向に構いませんが、その同時代に活躍されてた他の声優さん方を知りもせずに引き合いに出していただきたくないということです
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namatee_namatee at 2015-05-23 21:02
>ななしさま
残念ながらその要望には応じかねます。 ここはあくまで個人が片手間に書いているブログで、何者かを何者かと比較し、できるだけ意外な視点で見てみようというのがその基本的なテーマです。二輪車、車、ヘッドホン、カメラ・・・そして椎名さんもその中のひとつです。 ひきあいにだすこと、比較することをやめてしまっては、ブログとしての存在理由がなくなります。 前述の通り、2015年現在、すでに歴史的事実といっても良い事項について、なぜそのような厳しい姿勢をお持ちなのか、わたくしはお気持ちをはかりかねます。 妥協点として ・認識、理解、知識不足の点 ・不適切な表現 以上について、具体的なご指摘をいただいた場合は、適切な対応をすることをお約束いたします。 また、以前行ったやや稚拙な比較については、同様の比較を今後行うつもりはありません。
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フラフープ
at 2015-05-25 22:15
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ブログとはいえ、自分の意見を公に述べるというのは大変なんですね。
と言いつつ2のコメントに対して・・ それならば、「女性特有(ならでは)の」という言葉は「ナンシー特有の」に変えた方が良いですよ。「すべての女性が『狭い』」とは言ってなくても「『狭い』のはすべて女性である」と受け取れますからね。w
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namatee_namatee at 2015-05-26 08:27
>フラフープさま
そんなに大変とは。w 好きでやっていることですから、なにかあっても出来る限りのことはします。教訓として次に生かしていければ良いなぁ、と思います。成長と流動性の確保こそ、生き残る道なのだ。w >女性特有の 「ナンシー関さん特有の」とするほどこの方を知らないし、その上でそれを書くのは個人へ的外れな攻撃になる可能性があります。「同性が同性に対する厳しい目や評価」という意味合いで、特に女性によく見られると思う、ということなのです。そんなに特殊な表現とは思いませんけど。
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フラフープ
at 2015-05-26 21:09
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回りくどい言い方になってすみませんでした。
要するに「女性特有(ならでは)の」という言葉をまるごと削って「ナンシー某は了見が狭いと思う」という表現に変えては、という意見でした。「ナンシー某特有の」という不適切な表現を引き合いに出すことで、「女性特有の」はそれ以上にキワドイ表現ですよ、と言いたかったのです。 特殊な表現でないからこそ、キワドイ気がするんです。僕の考えすぎかもですけど。w女性の意見が気になるところですね。
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namatee_namatee at 2015-05-26 22:22
>フラフープさま
伝わりませんかね。w いくらなんでもこのエッセイの件を持ってナンシー関さんが了見が狭いとは言えませんよ。(汗 「ナンシー関さんの女性ならではの了見の狭さのようなものが現れてしまっている」です。対象が椎名さんや他の女性の声優さん、さらには裕木奈江さんだから、こういった件(見た目や人気のあること)に対して女性が女性に対してとることのある了見の狭い態度ということです。さらにいうなら裕木奈江さんに対する世の女性の強烈なバッシングも背景にあります。ここは「女性」にしないと話が成り立たないんです。
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