心臓はないけど心はある

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「ヨコハマ買い出し紀行」新装版第3巻第31話「赤い水」より。
本日のネタはロボットの人の正体?構造?について。これは難物ですよ。

「ミサゴ」とはなんなのか。
これはこれでこれだけで一つのエントリー、ひとつどろころじゃないぞ、優に1週間ぐらいはこねくり回せるテーマですけど、そういうことをやっている場合ではない。w
ここら辺でも(レスも参照のこと)さんざん語れている通り、「ミサゴ」はAシリーズ第7世代のA7M1のアルファー室長の直前に位置する存在であると思います、わたくし。それがA6なのかA7M0なのかはここでは置いておくとして。
小説版「ヨコハマ買い出し紀行」では「ミサゴ」は「ロボットの人」であると明言されております。小説版「ヨコハマ買い出し紀行」はラフな絵とはいえ、芦奈野先生も挿絵?なんかそういうものを描いているという、オフィシャルな存在なので、その小説版「ヨコハマ買い出し紀行」で「ミサゴ」は「ロボットの人」である、と明言されていれば、それはそういうことにならざるを得ない・・・とは言え、あの世界観は特に小説を書かなければならない立場の人ではない、正統派?市井の「ヨコハマ買い出し紀行」ファンにとっては受け入れがたいものがあるのも確か。そう都合よく「ミサゴ」は「ロボットの人」であるという設定を小説版から引用して是とするわけにはまいりません。それをするのならば、あの暗い世界観も認めなければなりません。
小説版のオメガくんというキャラクターは良いんですよね。話の筋をもう少しこう、なんとかならなかったものか。同じテーマでわたくしが・・・いや思い上がるのはヤメ。「ヨコハマ買い出し紀行」ファンの皆様でいろいろと練って、小説の形にすればもっと納得のいく話になったはずなんですけどね。まあそういうのは同人とかそういうレベルの話で、オフィシャルなものには無理な相談なのかもしれませんけど。
おっと作者の香月照葉さんはあくまで個人的な解釈であるとおっしゃってますので、その点は誤解なきよう。

それはそれ。「ヨコハマ買い出し紀行」の世界では「ロボットの人」の開発は人間の五感を記録あるいは解析することが重要な意味をもっておりました。
感覚を形にするといった研究からロボットの人が生まれた、もしくは反対にロボットの人を作るために人間の五感を研究した、そのどちらかはわかりませんが、子海石先生によると「ロボットの人」というのは感覚的な人たちのようです。
よくある「アンドロイド」とか「ガイノイド」のように論理的なプログラムなどで動いているのではない。ミサゴはもちろん、アルファさんやココネは自分ではその思考の過程を論理的に把握しているようには見えません。w
「ヴァーチャル・ガール」のマギーのようにPCの延長のような思考をするわけではないんですね。
ただし、アルファさんの場合、オーナーの役割がアルファさんのチューニングという説があり(芦奈野先生の言葉だったと記憶)、本人が自覚していないだけで、物事を考えたり認識するときにはなにかプログラムのようなもののアルゴリズムに従っている可能性はあります。また前述の「感覚的」という表現にしても、子海石先生がそう言っているわけですけど、あえてそういう表現をするということは、本質的には「感覚的」ではないはずなのに、という意味合いがあるのかも。なにしろ子海石先生はロボットの人の開発に関わってますから、その言動には細心の注意をはらう必要があるのです。
まあそれでも、元々が人間の五感からスタートしているということで、アルファさんが認識しているこの世界はなんかプログラムの文字列に彩られたものではなく、人間の認識するものに近いものなのでしょう。

人間の五感を記録してデータとして処理する。それこそが人間そのものだとしたら、その研究結果から生まれたとされる「ロボットの人」は人間だというのがわたくしの考えです。そして、わざわざ開発するわけですから、目的があるはず。それは滅びゆく人類が自身の存在を受け継ぐ「次世代の人類」を生み出すためだったというのがわたくしの説でございます。

いかん、話がどんどんでかくなってまとまらないぞ。w
今回、わたくしが問題とするのは「ロボットの人」の構造についてです。どういった仕組みであのように動き回っているのか。
「ヨコハマ買い出し紀行」の作品内から読み取れるのは

・食べ物は少なくても大丈夫
・でも水は人間並みに必要らしい
・怪我はするし血も出る
・多少の怪我なら自己修復可能
・大怪我の場合は皮膚や髪の張り替えや取り替えが可能
・日焼けしてもすぐ戻る
・特に暑い寒いに強くはない(人間よりは強いかも)
・体力的に人間と差はない
・目は良い(たぶん鼻や耳も良いはず)
・運動神経のようなものはかなり良い(スクーターの運転上手いですからね)
他にもカメラや飛行機などのメカとの親和性もありますけど、それは今回のテーマとはちょっとずれるので。

アルファさんは雷に打たれた時に大手術を受けましたが、子海石先生はお医者さんで、しかも「ロボットの患者は久しぶり」とも言っております。これは「ロボットの人」がメカニカルな構造だとしたらちとそぐわない表現でしょう。しつこいけど子海石先生はメカニックじゃなくて医者(人間も兼用)なんですから。なので、わたくしは「ロボットの人」はいわゆる「バイオノイド」的な、人間に近い、生物的な構造をしているのではないかと・・・そんなの当たり前だと思うでしょ?どうみたってアルファさんやココネはターミネーターのT-800みたいな構造のわけがないって。

では図のセリフはどう解釈するのか。ロボットの人には心臓がないのかもしれないんですよ?w
血は出るけど心臓はない。どういう構造なんでしょう。(汗
アルファさんはロボットの人の開発史や経緯についてはあまり興味がないのかもしれませんが、自分の体の構造について全く知らないということはないでしょう。暇にあかせて本ばっかり読んでいるみたいですし、子海石先生に治療してもらってからは、医療(人間についてもロボットについても)に興味を持たなかったとは思えません。
その上で「心臓?」と言っているわけですから、やっぱり心臓、人間と同じという意味のもの、はないのでしょうなぁ。
もしかして、生物的なパーツとメカのハイブリッド?
心臓の代わりに体の各部に必要なだけの血圧を作る機構が備わっているとか。人間の脳にあたるものも、頭にあるのではなく、お腹のあたりにあったりして。そう考えるとおそらく見た目だけでなく、振る舞いまで含めて人間らしいかどうかを重要視するココネの心情が身につまされますなぁ。w

・・・ネタがないからって身の程を知らずにデカいネタに食いつくとこうなるというお話でした。w
by namatee_namatee | 2015-04-20 21:17 | book | Comments(4)
Commented by フラフープ at 2015-04-21 19:23 x
多分ですが、(人間で言うところの)心臓はあるので、言葉のあやでそう呼んだでは。言ってから照れ隠しに「心臓?」ってなったんですよ、きっと。
心臓に該当するものが無いと、呼吸や出血の説明がつかないですもんね。
Commented by namatee_namatee at 2015-04-21 22:45
>フラフープさま
人間と同じ心臓そのものではないという説ですか?
メカニカルなポンプですかね。心音はなくてタービンみたいな音がするとか。キーンとか。w
Commented by フラフープ at 2015-04-21 23:12 x
どこかに「ドキドキする」とか、心音を思わせる表現ありませんでしたっけ?
臓器や骨は目に触れませんから、外観等の制約なしにテクノロジーの全てを機能のみに集中できますね。w
Commented by namatee_namatee at 2015-04-22 08:16
>フラフープさま
実はロボットの人は衛星上に本体があって、地上に居るのは義体だけとか。水神様は無線アクセスポイントとか。w>制約無し

ドキドキは探して見ます。ちょっと記憶が怪しいんですけど。
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