しょせん音痴

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mixiのニュースで最近の声優さんのオーディションでは「全身写真と顔のアップ」が必要というのを読みまして、いやこれは声優さんって本当に大変な仕事だなと。

まず人並みに声優さんとしてのスキルがないと「全身写真と顔のアップ」の前段階にもいけないわけで、それは学校行ったりして勉強して、いくつもの狭き門をくぐり抜け、時間と費用と段階を踏んでやっと手に入れられるものでしょう。それで「全身写真と顔のアップ」を提出して、オーディション通って得た役がなんていうか人外の妖怪だったりするんでしょう。w

その上で、口うるさい大向こうに「演技が(ry」とか「相変わらず棒読み(ry」とか、言われちゃうわけだ。前にも書きましたように、それは制作側の責任だと思うんですけど、不思議なことに矛先の大半は声優陣にむくように見えます。
歌を歌ったりグラビア写真集を出したりすれば「本業を疎かに(ry」とか言われちゃう。なんのために「全身写真と顔のアップ」が必要だったのかと。ルックスを生かすために必要だったんでしょうが。w
声優さんのファンとしては、ライブや撮影で声優の仕事が減るのはけしからん、ということなのでしょうけど、せっかくファンになったんだから歌い手さんやタレントとしてのファンにもなっちゃえば良いと思いますけどね。さらに言うなら、その人そのもののファンになっちゃえば腹をたてるネタも減ると思んですけど、あくまで「声優」という枠組みから出ることを拒否しているように感じられます。>ある特定の口うるさい大向こうの方々
声優さんでキャリアを初めたら死ぬまで、下手するとこの世から存在が忘れ去られるまで声優さんでいなければならないんじゃないかと。w
そして結婚という難関が(ry

いやまあ実際はいろいろ言ってみたいだけという可能性もあると思います。特にネットでは発言しなければ存在しないのと同じですし、難癖や文句は最も簡単に文字にしやすい事柄でもありますし。
などと書いておりますが、わたくしはそういう心情は理解いたします。賛同はできないけど理解はできますね。っていうか、椎名さんのおかげで理解できるようになりました。最終的にはその人そのものが好きなんですよ、みんな。

それはそれ。
役者さんの良し悪しは言葉では表現しづらいですよね。これこそ好き嫌いと良し悪しの切り分けが難しいことの最右翼かと。ストーリー、キャラクター、声優さんそのものと好き嫌いが強く反映される要素が多いです。
とあるおり、とある方(複数)と椎名さんの声優としての力量というか実績というか、声優としてみたときにどんなもんかというお話をしたことがありました。

わたくしは「ヨコハマ買い出し紀行」の熱烈なファンですので、というか椎名さんとのつながりそのものが「ヨコハマ買い出し紀行」のOVAやドラマCDなわけで、椎名さんについて好き嫌いでいうと嫌いになりようがないわけでございます。
「ヨコハマ買い出し紀行」のファンの方々から見たときに、あのOVAやラジオドラマが黒歴史扱いだとしても、それは今度は多分に「椎名へきる」という人に対する偏見や間違った情報のせいだと思っております。つまり誤解。これは「椎名へきる」「ヨコハマ買い出し紀行」双方に相当な思い入れを持つわたくしが情報を慎重に分析した結果ですので間違いありません。w

ではそこまで「ヨコハマ買い出し紀行」が好きではない方から「ヨコハマ買い出し紀行」のOVAやラジオドラマを見たときにどうか、ということですけど、平凡とか普通とか、そういう感想だったと記憶しております。つまり悪くはないわけですね。
また別なアニメのキャラクター、例えばセレスさんについてはどうかと問うたところ、ある方には「大したことない。」という感想をいただきました。とはいえ、これまた悪くはないようなんです。
なんと言ってもわたくしは「声優音痴」で、演技はもちろん、上記で書き連ねたような声優さんという独特の立ち位置からくるファンの不思議な反応についても理解しづらかった(当時は)ので、少なくともわたくしよりは声優さんに詳しい方々から、少なくとも「悪いということはない」という意見をいただき、ちょっと安心したのと同時に残念でもありました。w

いくつかいただいた意見の中で、興味深かったのが「出演した作品の数」についてのもので、ご存知の通り、椎名さんは声優さんとしての出演作(特にアニメ)はあまり多くない。1991-1992年ぐらいから活動しているので、声優さんとしては20年以上のキャリアがあるんですが、他の有名な声優さんに比べると出演作は本当に少ないんですよ。
つまりそれが声優さんとしての椎名さんの力量を示しているのだ、と。この「力量」は演技とかだけでなく、声の質とかによる使いどころみたいなものも含みます。つまり使い所が難しい声優さんだと。

反論はいくらでもできますけどね。だって最も声優さんとして活躍できる時期にライブまみれだったじゃないですか。年間40何公演もしていて、当時の環境で声優の仕事なんてできますかってんだ。w
もしかして「Shiena」や「Respiration」のセールスがイマイチで、ツアー「STARTING LEGEND」や「STARTING LEGEND "DASH"」がこけていたら、1997年2月の日本武道館コンサートもなかったかもしれず、そうだったら、椎名さんは順当に実力派声優としての地位を固めてほどほどに歌も歌う(キャラソンとか)人だったかもしれません。でも、そうはならなかった。椎名さん本人もスタッフも音楽の方に突っ走っていっちゃった。それは声優さんの仕事をしないというのを選択したのであって、その是非はとにかく、出演作が少ないのが声優さんの力量の指標にはなり得ないと思います。

さて、冒頭の「全身写真と顔のアップ」の件、椎名さんの場合、1991年に「Cristal A」で芸能界にデビューしているわけですけど、これはアイドルグループだそうですので、現代にあてはめるといきなりルックスでは文句なしの合格点だったのでしょう。でも声優さん専業としてのデビューではないようです。のちに「声優のくせに」「声優の仕事をないがしろに(ry」とさんざん言われた椎名さんはもしかすると声優さんとしてのデビューよりアイドルとしてのデビューが先という、実になんとも言えない(ry

声優音痴という予防線を張って逃げ回っているわたくしの声優「椎名へきる」についての見解は「歌以上にハラハラドキドキする演技ができる稀有な存在」であります。これは上手い下手の問題だけじゃなくて、声の質とか演じたキャラの性格も含めての感想です。声優音痴なので演技力と好き嫌いを切り分けるなんて真似は無理。
なんていうか、「あーそんなことしたら声裏返っちゃうんじゃ?」と思わせておいてさらっとこなす。意外と言っては失礼かもしれませんが、思っているより奥行きのある演技力と感じます。
ただわたくしが好きなせいかもしれませんが、あの声はどこでなんの役をやっても「あ、椎名さんだ。」と気が付いてそっちに気がいってしまいそうで、そういう意味ではやっぱり使い所が難しい役者さんなのかなとも思いますです。
by namatee_namatee | 2015-03-26 22:39 | diary? | Comments(2)
Commented by フラフープ at 2015-03-27 12:21 x
へきるさんもヨコハマも好きですけど、合わせたものがベストとは限らないわけで。
僕的にはミスマッチの感が拭えません。すみませぬ。
Commented by namatee_namatee at 2015-03-27 17:11
>フラフープさま
いや別にあやまる必要はありません。w

わたくしは音痴なので、どちらかというと演技している人よりも作品の側からの思い入れが強いです。パッと見、たしかに違和感があるんですけど、最後まで聴いちゃうとまあこれはこれで有りかな、という感じです。アルファさんはこういう声で話し方をする人だと、制作スタッフも芦奈野先生もそうイメージしたんだなぁ、と。
演技者として「ベスト」とはいかないけど「ミスマッチ」とか「黒歴史」とまではいかないってところでしょうか。つまり普通。w
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