久々にメカボ弄り

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ARES ハニーバジャーのメカボを開けたところ。

やらないやらないと言いながら、結局、メカボを開けました。もう近くが見えないので、この通り、メガネは外してやってます。orz
久々にメカボなんていじったなぁ。もうやるまいと思ったんですけどね。細かいパーツは見えないし、一生懸命シム調整とかしても効果があるんだかないんだかわからないし。不具合があった場合には部品を手配するところから始めなくちゃならないので、1日じゃ終わらない仕事になっちゃうし。
調整はプロフェッショナルのチューナーさんにやってもらうと明らかに静かで滑らかになるんで、お金と時間がかかっても専門家にお願いしたほうが絶対に良いと思います。

前回のサバゲのおりにバネ鳴りが気になると指摘をいただきました。メカボを開けてピストンを確認してみたところ、ピストンの中にはベアリングなどはありませんでした。これ、スプリングガイドにもワッシャーしかないので、バネのねじれを逃す措置が不十分なんですよ。おそらくそのせいでバネの音がするのでしょう。もっともサイクルを追求するわけではないので、音を気にしなければどうということもありません。とりあえず、ピストンとスプリングガイドにグリスを多めに塗ったくって少しでもバネが動くようにしてあげました。

ギアのシム調整はどうだったか。これはちょっと緩めでしたが、まあダメというほどではないといった感じ。自分で一から組むならもう少しタイトにしますけど、もう出来上がっているものをあえて調整し直すほどではないと判断。本気でやろうということになったら脱脂から始めなくてはならず、そうなると特徴的な電子制御用の基板も取り外さなければならず、そこまでやるともう元に戻す自信がありませぬ。w
他には軸受け(ベアリングではなくメタル)が固定されていなくて、すぐに取れて鬱陶しいので瞬間接着剤で固定してあげました。
グリスは中華銃につきもののエイリアンの体液が腐ったような濃緑色のものではなく、なんとなく粘度の高いシリコンオイルみたいなものでした。ただし、ちょっと多すぎる気はします。ベタベタですもん。
その割にシリコンオイルみたいな感じなので音を消す能力は高くないようで、シャリシャリとしたメカノイズが気になります。なので、適当に拭き取ってそこら辺に転がっていたマルイ純正の高粘度グリスというのを塗りました。

このハニーバジャー、G&PのM16A4についてきたM120相当のスプリングにMadBull Python2 247mmというバレルで、Hopオフで80m/s(0.25gBB弾)、適正Hopで82m/sとやや効率が悪く感じました。原因としてピストンヘッドのOリングやノズル周りの気密を疑ってまして、実はそれが今回のO/Hの主眼であります。
でも実際にチェックしてみると、思ったほど気密は悪くなかったですね。やや甘いけど十分許容範囲。前述のギアのシム調整の件も合わせて考えてみると、ARESは中華銃にしてはまずまずの品質みたいですね。それでもネジの頭が潰れていたりするんですけど、全体としては箱出しでもなんとか使えるレベルだと感じました。いやなに、この個体がたまたままともだったということだけかもしれませんけど。(汗
せっかくですので、ピストンヘッドのOリングはG.A.W.さんのFRUS-Oリングに交換。気温の変化で初速の変動が多いような気もするし無駄にはなりますまい。Oリングにはこれまたマルイ純正のシリコングリスを塗りました。ノズル周りはタミヤのセラミックグリスでグリスアップだけ。

このメカボ、基本的にVer.2互換なんですが、細かいところはイロイロ違う。電子制御用の基板のおかげで普通のスイッチはなく、カットオフレバーもない。Ver.2の弱点とされるケーブルも内装式ではなく外装式になってます。モーターのピニオンで配線を引きちぎる心配はありません。w
そういう電装系の違いだけでなく、トリガーのスプリングも違います。通常のVer.2の開いた安全ピンみたいなスプリングではなく、コイルスプリングなんですよ。これがメカボを閉じるときにやっかいで・・・もっとやっかいなものがありました。タペットプレートです。やけにスプリングが強く、手を離すとバイーンと飛んでいっちゃう。w
普通は手を離してもギリギリ踏みとどまってくれるんですが、このメカボのはダメです。メカボを閉じる瞬間まで指で押さえておかないといけません。それに加えてトリガーもすぐにこけるし、さらに逆転防止ラッチもと、手が何本あってもたりませぬ。まあ、なんとかしましたけどね。

最後にモーターをこれまたそこら辺に転がっていたマルイのEG1000に交換。中華の純正モーターはイマイチ信用できませんので。

組み上げてみると・・・小さい皿ネジが一個余っている。w
どこのネジなのか見当がつきません。子供が目覚まし時計を分解しているんじゃないんだから。w
特に不具合もないので、そのままです。バッテリーを繋いで空撃ちしてみると・・・おお、意外に静かだ。シャリシャリしたメカノイズは影を潜め、それなりに滑らかな動作感になりました。まあグリスを塗りたくったので、そのせいだと思いますけど。(汗
あと、モーターがまともなものになったので、ピニオンとベベルのバックラッシュがまともになったのかもしれません。
初速をチェックしてみると、前回のゲームで使ったままのHop位置(おそらく適正Hop)で83-84m/sに向上。やや気密がupした模様。これ以上になるとレギュレーションとの兼ね合いが出てくるので、まあ良いところなんじゃないでしょうか。

明日、天候が穏やかなようならなま家特設シューティングレンジ(庭)で30mのグルーピングをとってみましょう。先日のサバゲの折にシューティングレンジでダットをゼロインした感じでは30mで200mmは確実に切り、うまくいけば150mmも切りそうな印象でした。マルイ純正HopパッキンとProWinチャンバー+Python2の威力なんですけどね。
サイクルはやや向上して16発/秒程度。これもEG1000のおかげでしょう。

といった感じで、一応、必要な措置は講じて戦力として本格的に運用開始であります。>ハニーバジャー
by namatee_namatee | 2015-03-20 23:04 | survival game | Comments(2)
Commented by 古美根 at 2015-03-21 17:50 x
皆さんがF2プラント前に銃を仕上げてるというw

当日は何挺のハニーバジャーが集まるのだろうか?w

追伸
ARESのHPにベアリング付きのSPガイドが有りますが…。

Commented by namatee_namatee at 2015-03-21 20:30
>古美根さま
F2プラントは行けないはずだったんですけど、かなり強引な手段を使って予定を空けてやりました。w
インドア戦ということで、短くて振り回しやすい鉄砲が便利ですかね。電ハンとかコン電が良いんでしょうけど、バッテリーが死んでて(ry

これとなにかSMGを持って行こうと思ってます。
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