お気に入り

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同じブランドのBAドライバのイヤホンを聴き比べるお仕事。w

わたくしのお気に入り、ZERO AUDIOの二機種でございます。

ZH-BX500(右側)
出力音圧レベル:113dB/1mW
再生周波数帯域:20Hz〜16,000Hz
最大入力:30mW
インピーダンス:22Ω

CARBO DOPPIO ZH-BX700-CD(左側)
出力音圧レベル:113dB/1mW
再生周波数帯域:8Hz〜16,000Hz
最大入力:30mW
インピーダンス:12Ω

スペックはあまり差がありませんなぁ。おっとBAドライバそのものがどうちがうのかは不明です。

今回の試聴に使ったのは言わずと知れた「Power Of Love」。個人的に椎名さんの楽曲の中でも一二を争う名曲と思います。
椎名さんの楽曲はどれをとっても他にかけがえのない感じがある。それはおそらく一般的には個性的ということなのでしょうけど、なんていうか楽曲の構成とか楽器とか、そういう要素については特に変わっているということもない。むしろコンサバというか、古臭いといっても良いような気がします。
それでなお他の誰の楽曲にもない、なんていうか、椎名さんだけの特徴が感じられます。これが不思議なんですよね。
もっとも、わたくしが深く深くはまってしまって、息を吸うように椎名さんの楽曲を聴き続けているからなのかもしれませんけど。一聴しただけだと、むしろ無個性な、ノリの良いだけの、線の細い女性ボーカルに聴こえるのかも。
その段階から一歩進んで、よーく聴いてみるとそのレベルの高さに気がつくはずなんですけどね。それに気付けないというのはそこまでのセンスという(ry
いやいや、人それぞれですので。以前、ある方に椎名さんの歌は「心に響かない」と言われたことがありましたが、その方の好む音楽もわたくしの心には全く響きませんでしたし。なのでこの話題を追求するのは不毛です。w

それでもあえて言いますと「Power Of Love」はDAITA氏の作曲で、まあその点から見ると普遍的な価値のようなものは担保されていると考えても良さそうです。なんといってもDAITA氏と椎名さんは「抱きしめて」を始め、結構な数の楽曲でコラボしてますし、お互いの好みや特性のようなものも飲み込んでいたでしょう。「Power Of Love」はそのDAITA氏が椎名さんにピッタリな楽曲と言って提供したそうですので、ある意味、究極の「へきロック」と言えるかと。
なので全編ギター万歳みたいな楽曲で、それが椎名さんの声とかぶるのをうまく使っているというのは前にネタにしました。とにかく、DAITA氏も椎名さんもエレクトリックギターが大好きなんだなぁ、というのが伝わって来る楽曲でございます。

かなりテンポの速いノリの良い楽曲ですが、わたくしにはCDに入っているバージョンでは、椎名さんは一番最初のところでほんのわずかに乗り遅れているように聴こえます。あるいは声が小さいというか、すぱっと歌いださずに本当にわずかに抑え気味で入るように感じます。これはそういう風に歌ったのか、それとも技量がとどかずそういう風にならざるを得なかったのか。
わたくしは「恋をするまでは〜」という歌詞の内容から、わざと控えめに歌い出して、ちょっとした恥じらいのようなものを演出したんじゃないかと思ってます。アンチには「歌唱力がない」と言われ続けた椎名さんは実はそういうことをする人です。

これまたわたくしの個人的な印象ですが「Power Of Love」はイヤホン向き、それもBAドライバ向きな楽曲だと感じます。比較的低い音の要素が少なく全体にキラキラしているのと、前述の通りギター万歳な楽曲で、それも椎名さんの声に近い高さの音作りなので、鋭くて高い音を出すBAドライバが向いていると思いますね。
ヘッドホンで聴くと音の角がそんなに際立つというほどでもないです。C/Wというか、ダブルタイトルだった「Reborn ~女は生まれ変わる~」の方はベースやドラムの太い音が多くて、こちらはヘッドホン向きと感じます。

といったわけで、本題の聴き比べはどうかというと。w
スペック的には似たようなこの2つのイヤホン、大きな違いはというとZH-BX500はBAドライバが1基、CARBO DOPPIOはBAドライバを2基持つということ。これが音に違いに影響があるのかないのか、あるとしてわたくしにわかるのか。w
聴いてみて感じたのはZH-BX500は低域によった性格であるということ。そのせいか、高音の伸びがイマイチで解像度も物足りなく感じます。それに対してCARBO DOPPIOは低域もZH-BX500と同程度、でもちょっと性格の違う低音でややまろやかな角の取れた低音、その上で高音の伸びと鋭さは大したもんで、刺さるか刺さらないギリギリ、刺さると感じる人も半分ぐらいはいそうな感じ。
CARBO DOPPIOにはドライバ2基の余裕みたいなものを感じますね。スペック上の再生周波数帯域はあまり差がないんですが(特に上の方)、シングルBAのZH-BX500が低い方から上までなんとかまとめようと必死なのにたいして、BA2基のCARBO DOPPIOは同じことを無理せずに実現している感じ。そして得意な音域は明確にボーカルのあたりで、ボーカルがすごく前に出てくる感があります。

わたくしが好むのはもちろんCARBO DOPPIOの方です。というか、今までに買ったり試聴したりしたイヤホンのうちでもっとも気に入っているのがCARBO DOPPIOですよ。
CARBO DOPPIOはいわゆる原音に忠実とかそういうことはありません。モニターライクではないとでも言うんですかね。解像度についても最強というほどでもない。例えばER-4Sには劣ると思います。でも椎名さんの音楽を聴いていてもっとも楽しいのは確かなんですよ。これは本当に良いものに出会いました。
by namatee_namatee | 2015-03-06 20:20 | audio | Comments(0)
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