タンデムとな

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自分へのクリスマスプレゼントはもう一つあります。

ZERO AUDIOの新作、ZH-DWX10「DUOZA」ですって。見ての通り、かなり大きめの筐体。それもそのはず、これはダイナミックドライバをタンデムで配置するというデュアルダイナミックという形式。わたくしの最も気に入っているイヤホン、同じZERO AUDIOのZH-BX700-CD「CARBO DOPPIO」もドライバが2つあるモデルですが、あれはBA型×2ですので、「DUOZA」とはちと志向が違う。「DUOZA」は、低域用と中高域用のダイナミックドライバをもつことから、どちらかというとBA型でいうところのマルチドライバに近いのではないかと思います。

発売されるというニュースを見たので適当に予約しておいたら昨日届きました。
どんな音がするのか、興味津々で聴いてみましたら・・・全然普通の音で拍子抜け。「CARBO DOPPIO」みたいにボーカルがせり出してくるとかではなく、ごく普通に癖のない音を聴かせる感じ。同社のダイナミックドライバ搭載イヤホン、「CARBO BASSO」と「CARBO TENORE」を混ぜたみたいな感じ。前者は低音強化型、後者は中高音域強調型で、この「DUOZA」はその両方の特性を持つように感じます。
悪くいうと特に特徴がないとも。聴いていてもなんか「うわ、これすごい!」と思わせるところがない。
似たような構造(本当は似てないんだけれども。)のお茶楽さんのFlat4シリーズは、聴いた瞬間に「これは只者ではない。」という特別な聴こえ方をしますが、この「DUOZA」は全く普通のダイナミック型イヤホンという感じ。

今のところはパッとしない印象なんですが、ダイナミック型ドライバはエイジングの影響が大きいのだそうで、もうしばらく様子を見てみようと思います。

エイジングのために「DUOZA」で椎名さんの最新シングル「Hello Goodbye」を繰り返し聴く。X5の場合、再生回数が出ないんではっきりした実績は不明ですが、50回ぐらいは聴きましたか。
前に書きました通り、「Hello Goodbye」には3曲の楽曲が収められており、それぞれがぜんぜん違う雰囲気の歌です。
タイトルトラックの「Hello Goodbye」と「Secret Butterfly」と「RUN & RUN」。
で、それぞれまったく違う雰囲気の楽曲なのを承知の上で、どれが一番好きかというと・・・これが意外なことに「RUN & RUN」です。最も軽快というか、明るくて元気な、従来の椎名さんの路線に近いと思われる歌。

「Hello Goodbye」はあまりにも重い。いろいろ重たいです。超絶な声のコントロールは素晴らしいんですが、その事そのものが重たい。ちゃんとコントロールできるんだとわかっていてもハラハラしちゃう。歌詞の内容も含め、とてもじゃないけど気軽に聞き流す気になれません。あと泣くので人前で聴きづらいとも。(汗
「Secret Butterfly」も3オクターブぐらい飛ぶ、声のコントロールが見ものですが、ちょっとわたくしの思う椎名さんのキャラクターとは違う、いかにも何かを演じているように感じる歌です。
その点、「RUN & RUN」はイントロが始まった瞬間に「あ、これこれ。」とニンマリしちゃうようなノリ。これが椎名さんの歌ですよとみんなに言いたくなるような。そして歌詞の内容もいかにも椎名さんらしい。
一般的にはもっとも特徴のない、悪くいうとパッとしない曲かもしれません。>RUN & RUN
でも、わたくしはあらゆる意味で椎名さんらしい、佳作だと思います。>RUN & RUN

そうやって聴き続けているとなんとなく上と下が広がってきたような気がしますよ。>DUOZA
エイジングが進んだのか、耳が慣れたのか・・・
by namatee_namatee | 2014-12-26 23:11 | audio | Comments(2)
Commented by フラフープ at 2014-12-27 00:07 x
「RUN & RUN」に対するnamateeさんのコメントは、「Miracle Blue」に対するそれと似ていますかね?
Commented by namatee_namatee at 2014-12-27 13:05
>フラフープさま
似てますかね?
「RUN & RUN」はC/Wにぴったりというか、シングルのタイトルトラックになれそうにない楽曲に感じます。「Miracle Blue」はあのタイミング、あの状況でならタイトルトラックをはるだけの度量のようなものはあったと思います。

思い入れの範囲の中ですけど、歴史とでもいうか、ずっと続く椎名さんの楽曲の連なりのなかで「名曲」とまではいかない佳作であるという点では共通しているかもしれません。

もっとも椎名さんのC/Wは名曲が多いという伝説を信じる、もしくは継承するという使命感から言うのならば、「RUN & RUN」は「b-side you ~B-SIDE COLLECTION~」のVer.2があったらそれに収められることは間違いなし、と言い張ることもやぶさかではありません。w
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