苦難

c0019089_2210769.jpg

本日はもちろんお休みでしたが、南東北(本当は北関東)は極めて寒い。氷点下は間違いなし。今からこんなに寒くて2月とかどうなるのかと。(汗

昨日の続き?
昨日はわたくしが未熟なせいで肝心の論点がはっきりしないエントリーになってしまったし、もう少し追加したい事項があるので違う書き方でまいります。

2012年の椎名さんのツアーは9/23の福岡イムズホールのライブで幕を下ろしました。このツアーのセットリストは長くなるので割愛しますけど、「BEST LIVE from 1994 to 2000」と銘打っただけあってタイトル通りの名曲のオンパレード。もうライブでは聴けないかもしれない(汗)初期の名曲ばかりで、これに行けた人が羨ましいですね。アンコールに例の新曲「Miracle Blue」が入っており、夏らしく時期的にもぴったりですね。
次のライブは例年ならカウントダウンライブなはずですが、先日書いた通り2012年のカウントダウンは東京国際フォーラムの改修工事の影響で無し。その代わりに「HEKIRU SHIINA Live Tour Early Spring」が2013年1月5日ZeppTokyo、1月12日ZeppNagoya、1月13日ZeppNambaというスケジュールになっておりました。
だがしかし、ここで不運にも12月上旬に椎名さんの難聴の再発というアクシデント。それまでなかった事ですが、ライブは延期に。気の毒に。
延期の件は12月中旬の「みたいラジオ」で椎名さん本人から説明があり、公式サイトでも告知されました。余談ですけど、実はこのニュースで椎名さんを知ったとか思い出したとか、そういう人をちらほら見かけます。mixiやニュースのサイトで取り上げられてましたからね。実を言うとわたくしもこのニュースで椎名さんを思い出したクチです。(汗

この延期がどのような影響をおよぼしたのか。
予定されていた会場のZeppTokyo、Nagoya、Nambaはキャパはそれなりに大きく、仮に満席だとしてそれぞれ順に2,709/1,792/2,530、合計7,031人です。無理がないと見るか野心的と見るか。あと「HEKIRU SHIINA Live Tour Early Spring」のセットリストがどのようなものだったのかも興味あります。振替公演は後述しますが8月で、その時にはアルバム「Ermitage」のリリース後だったので、当然ながら「Ermitage」の楽曲が中心になりました。なので本来の「HEKIRU SHIINA Live Tour Early Spring」のセットリストとは関係ない・・・ラジオを聴いてもセットリストの事前リークはほとんどないので、想像するしかありません。わたくしは前回の2000年縛りからもう数年後ろにスライドした時代の楽曲と後述するシングル「セ・ツ・ナ」を中心にしたものだったんじゃないかと勝手に想像してます。
振替公演は8/3新宿BLAZE(800人)、8/10umeda AKASO(700人)、8/11ボトムライン(800人)で、動員数は2,300人にしかなりません。
さらに言うなら「Early Spring」に加えて夏のツアーという2本立てだったと思われるので、動員数の大幅な落ち込みに見舞われてしまったことになります。
ライブってのがどれだけお金が入るのか分かりかねますが、アーティストとて収益をあげないと活動の継続は難しいわけですので、このダメージは大きかったのではないかと想像します。単純に会場のキャンセルに伴うペナルティというのかな、そういったものも金銭的にあったのかもしれず、また今後の会場使用についても影響がなかったとは思えません。

また2012年12月にリリースされたシングル「セ・ツ・ナ」はオリコンのスコアとしては56位と「Miracle Blue」の76位よりは大幅にupしておりますが枚数は1,069枚と相変わらず。(汗
CDが売れない時代というのを実感させるわけですが、ではライブに力を入れていこうと考えたとして、その矢先のツアー延期ですから、この時期の椎名さんの心労はいかばかりか、鈍感なわたくしでもさすがに心が痛みます。

この一連のアクシデントは後々まで影響があったようで、2013年のカウントダウン〜新年早々のツアー「HEKIRU SHIINA LIVE TOUR 2013~2014」では一箇所で連続2公演という無茶をしています。案の定、ツアー終了後の「みたいラジオ」でズタボロになってました。(汗>椎名さん
これもなんだかんだと無理を重ねることになってしまったツケで、実に気の毒な話です。
さらにさらに、ちょっとさかのぼりますが久しぶりのアルバム「Ermitage」も1,298枚(これはアルバムでは最も少ない枚数。)で55位と絶好調とはいえず、2013年は椎名さんにとっては苦闘の年といっても過言ではないと感じます。

そして2014年は20周年記念イヤーでしたが、レコード会社移籍と夏のツアー無し。「FC event in 沖縄」でランティスの楽曲無し。と、金銭的な問題だけとは思えないややこしそうな状況に陥っているように見えました。11月の結婚と12月のシングル発売&年明け(12/8訂正:「年末」です。)のライブ決定でやっと混乱が収拾されてきた感がありますね。穏やかに過ごしてほしいところです。>椎名さん

さて話は遡り、2012年から2013年のこの時期にリリースされたシングルの「Miracle Blue」と「セ・ツ・ナ」について。「Miracle Blue」はロックらしい「Miracle Blue」とかつての名曲のセルフカバー2曲で構成されてます。楽曲としての「Miracle Blue」はのちのアルバム「Ermitage」に収められているんですが、これが異色に感じるんですよ。椎名さん自身も「「Miracle Blue」」は「Ermitage」の中では毛色が違う曲だと言っております。
それに対してシングル「セ・ツ・ナ」はタイトルの「セ・ツ・ナ」と「together」の新曲2曲で構成されており、これもアルバム「Ermitage」に収められていますが、こちらは馴染んでいるというか、毛色の違いを感じさせない楽曲であると思います。
そういったところから、2012年のライブの成功(昨日も書いた通り成功したという証拠はありませんけど。)と対照的な「Miracle Blue」のどうもはっきりしない受け具合から椎名さんサイドはそれまでのロックらしい「へきロック」から、かつてのテイストに回帰しながらも新しいスタイルの楽曲を提案したのではないかと感じます。それがシングル「セ・ツ・ナ」とアルバム「Ermitage」だったんだろうなぁ、と。
だがしかし、この路線はパッとしなかったように見えます。おっと、わたくしとしては内容には文句ないですよ。セールスの面でということです。

椎名さんサイドのそういう提案にたいして多くのファンはかつての名曲そのものを望んだのかもしれませんね。いっそのことかつての名曲をセルフカバーすればと思いますが、これも権利関係だかなんだかでなかなか難しいそうで、本当に閉塞感にみまわれるお話です。(汗
ここでアイドル声優とかアーティストとかの話を持ち出すとややこしくなるので、この点についてはもう少し考えていこうと思います。

アーティストとして望まれているのがかつての名曲に偏っているというのは、どんな気持ちなんでしょうか。穏やかになったとはいえ、椎名さんは新しいことに興味を持ち成長していくことでモチベーションを保ってきた人のように感じるんですが、それこそ筋金入りの少数のファンを除いて、多くのファンがアイドル声優時代の楽曲を支持することについてどのように感じるか。これは、なかなか複雑な心境のように見受けられます。
それにくわえて、これまた完全に個人的な感想ですが、椎名さんは声が変わったせいでかつての名曲はかつてと同じようには歌えてないと思います。椎名さんもキーを上げないと歌えないとおっしゃっておりますし、難儀な話です。

「みたいラジオ」などでランティス時代の楽曲について話題に上る時、あるいは今更「アイドル声優」などと呼ばれた時の反応、声の様子、そういったものから推測するに、まだそういった事項に拘りというかわだかまりと苛立ちを持っているようにわたくしは感じます。もちろん表立っては明言しないですけど。
ランティス時代の楽曲が話題になった時はやっぱりちょっと嬉しそうに感じます。「声優アイドル」などと書かれたりした時はかなりそっけないことをそっけない口調で言います。

といったわけで、次のシングル「Hello Goodbye」の謎の3曲目がどんな曲なのか、これが気になりますね。
by namatee_namatee | 2014-12-07 22:12 | music | Comments(15)
Commented by フラフープ at 2014-12-07 23:38 x
「そして2014年は」~「>椎名さん」の文章の中で「年明けのライブ」とありますが、年末の間違いですよね?揚げ足取りではなく、情報の確認です。
ラジオでの声の調子からは、どこまで本音と判断して良いのか、永遠の謎だと思うんです。生放送でも相当難しい。namateeさんは、へきるさんの言葉は全て本音だと思いますか?
Commented by namatee_namatee at 2014-12-08 08:31
>フラフープさま
あ、申し訳ありません。おっしゃる通りです。訂正しておきました。

>本音
鋭いところをついてきますね。w
そこはこのネタのひとつのキモです。

前の会社にいたころ、上司から心理的な観察っていうんですか、仕草や声の様子から本音をさぐるみたいな怪しいテクニックを教授されたことがありました。面接のときや営業でお客さんと話すときに使えと言われまして。実際のところ、効果があったのかどうかは微妙。w
心理状態が声や仕草に現れるという事がわかったという程度でした。そういった経験があるとして・・・

椎名さんの場合は声のプロフェッショナルということで、本音を読み取るのはさらに困難です。公式な場での発言ではまず絶対に無理。w
書籍その他で公開されている情報と、今回のネタのように出来事をいろいろと時系列で並べてみるとか、数字をチェックしてみるなどのいわば状況証拠と突き合わせていって、かなり時間が経ってからならあの時の発言は本音だったんだな、と思い当たるぐらいだと考えてます。
そういうのを積み重ねていって、なんとなく今のは機嫌を損ねているなとか、わかるような気がするときもあるようなないような。w

自制を突き破るような衝撃的な話題を振られたとき、例えばニコ生の煽り文句で「声優アイドル」とあるのをいきなり目にしたときとか、わたくしの受ける印象ではちょっと機嫌を損ねていたように感じられました。確か「みなさん応援してください。」という一言でしたが、ニコ生での「CDが売れない~」との発言と合わせると、ああやっぱりまだ思うところはあるんだなぁ、と感じました。

以上はすべてわたくしの感じたことですので(ry
Commented by namatee_namatee at 2014-12-08 08:35
おっと、上のレスでは質問にお答えしてませんでした。
質問にたいするわたくしの答えは「嘘はついていないけど、かならずしも本音100%とも思えない。」です。
Commented by スピンマン。 at 2014-12-08 09:16 x
自ら”元祖アイドル声優”と言う時は、トークとしてのネタみたいな認識をしています(笑)

90年代はへきる嬢のみならず、他の声優さんもアイドル声優と言われる事に戸惑いながら否定していたような記憶があります。
本来アイドルは10代の方々なのに、年齢的にも20代中盤の声優の方々がアイドルと言われる状況は嫌だったハズですよ。
へきる嬢でハミングバード時代でギリギリ19歳でしたっけ?
その位だと80年代はアイドルから声優になる方も居ましたけど、当時は都落ちみたいな印象を拭えなかった雰囲気がありましたね。

後に坂本真綾嬢が女子高生声優という肩書きでデビューしてから、アイドル声優が一気に低年齢化が進んだのかなぁ…(笑)
Commented by namatee_namatee at 2014-12-08 11:52
>スピンマン。さま
「元祖アイドル声優」は直接聴いたことはありませんが、そういうことがあったという記述を見たところでは自虐ネタっぽい雰囲気を感じました。
もとより、ネタにしている時点で何かひっかかる点があるということですよね。w

で、それが年齢の問題ですか。そういうことでやや引っ掛かりを感じさせるのかなぁ。確かに今の歳でアイドル扱いされたら、それはちょっと引くと思います。w
わたくしはかつての「アイドル声優」の呼び名に反応したんだと思ってましたが、あの時の放送をもう一回聴きなおしてみます。
Commented by スピンマン。 at 2014-12-08 14:32 x
>>namateeさん
今のアイドル声優の方々一部には、最初からアイドル声優志望だったりというのは普通でしょうね。

今じゃ声優さんのラジオ番組はAMなんかは90年代前半から普通になってるんですけど、FMに進出してのレギュラーは、彼女はパイオニア的存在でしたね。
自分は、武道館公演をしたとかの実績よりコッチが凄かったと思いますよ(笑)
ライブツアー最中のライブ終了数時間後に地方ラジオ局から番組をリアルタイムで放送する危うさとか。
あの頃はスケジュール的なものを考えても、彼女の体力的に辛かったんじゃないかな…とも思います。
少なくとも97〜99年の声優界で最も働いた人だと思います(笑)
Commented by namatee_namatee at 2014-12-08 19:06
>スピンマン。さま
当時、本人は忙しすぎて何をやっているのか、その意義がよく認識できていなかったのではないかと思います。w

椎名さんのキャラクターの中でラジオのパーソナリティというのはどうにも理解しづらいものだったんですが、ここのところ、連続して「みたいラジオ」のバックナンバーを聴いてまして、なんとなくわかってきたような気になってます。
リスナーとの一体感がポイントなんでしょうね。ただAMとFMの違いはよくわかりません。(汗
Commented by フラフープ at 2014-12-13 21:31 x
以前手に入れた『「声」の秘密』という本を、久し振りに引っ張り出してみました。内容としては、自己啓発と取れなくもないですが、「声」について多彩な視点から読み解くもので、なかなか面白い本だと思います。作者はアンカープ(訳者は梶山あゆみ)、発行は草思社です。読んだら必ず何かが伝わるというものでもないですが、フラフープとの世間話に少し深みが出るかもです。w・・真面目な話、namateeさんが僕から得ようとしている情報の一部が書いてあるような気がします。
Commented by namatee_namatee at 2014-12-13 21:58
>フラフープさま
それは興味深いですね。ちょっと探してみます。

いや別に、何か情報を引き出そうとしているわけではないです。w
自分とまったく違う感覚の世界にいるようなので、なぜそういう風に考えるのか、興味があるだけですよ。
Commented by フラフープ at 2014-12-14 00:14 x
希望があれば貸しますけど、なるべく買ってから読んでみてほしいです。

引き出す云々は冗談ですが、知識や認識に共通点が少なくて、ストレスを感じているように見えました。少しは解消すると良いのですが。
Commented by namatee_namatee at 2014-12-14 23:37
>フラフープさま
知識は身銭を切らないと身につきません。w

本日の宴会で散々ネタになっていたんですが「結果が全て」という、実に解りやすい理屈さえも人によっては解釈が違うということで絶望しております。w
Commented by フラフープ at 2014-12-15 00:54 x
忘年会だったそうで、朝6時から夜11時まで仕事だった僕には羨ましいかぎりです。w
なかなか興味深い議論ですね。差し支えなければ、詳しく教えてください。
Commented by namatee_namatee at 2014-12-15 08:06
>フラフープさま
お疲れ様です。年末は忙しいんですか?
「結果が全て」ってみんないうけど、それ言ってる自分格好良いって思ってるだけじゃないの?というわたくしのいやがらせ発言に端を発し、ああでもないこうでもないと。w

特にわたくしの専門分野の椎名さんについては簡単に「結果が全て」という理屈が通じない人だと思うので、そう軽々と「結果が(ry」などと言われると、その数十倍の反撃が行きますよ?というお話でした。
Commented by フラフープ at 2014-12-15 19:11 x
年齢さえも魅力に変え、大人のかわいさを持つ美しい女性になった。これが全て。>結果

Commented by namatee_namatee at 2014-12-15 20:38
>フラフープさま
ああ、それはよろしいですね。そういえばよかった。
激論を交わしていると視野が狭くなっていけません。w
名前
URL
画像認証
削除用パスワード


<< 自分だけの音 シーザーを理解するためにシーザ... >>