ハイレベル

c0019089_21149.jpg

カフェアルファのコーヒー事情について。

これ、前から気になっていたんですよね。人類の活動が次第に不活発になりつつある夕凪の時代、おそらく輸入品であるはずのコーヒー豆をアルファさんはどうやって調達しているのか。
もちろん、お題のとおりアルファさんが「ヨコハマ」に買い出しにいくんですが(普段は近所でも手に入るらしい。)、どうやら3年に一回程度らしいんです。「ヨコハマ」でコーヒー豆を売っているお店のあのモヒカンの兄ちゃんも3年に1度ぐらい、と言ってます。
12年間の連載期間中、最終巻の14巻は別として、ストーリーはほぼリアルタイムな時間経過に見えます。なのでアルファさんはあの物語の間は3〜4回しか「ヨコハマ」を訪れていないことになります。
少ないとみるか、「紀行」なんだからそうしょっちゅう訪れているのは変だと考えるか。

で、気になるのはカフェアルファのコーヒー豆の鮮度です。
3年に1回しか補充されないということは、最も古いとすると当然3年前の豆ということになります。
一般的にコーヒー豆ってのは、おいしく飲むなら買ってきたら速やかに消費すべきといわれます。それが3年って・・・やばいんじゃないの?そんなに古いコーヒー豆とか、風味どころか健康被害すら懸念されるレベル?w

わたくしがいろいろとお世話になっている、2014年現在、「ヨコハマ買い出し紀行」関連で最大かつ最新の情報発信をされているふきさんのサイトでも同じネタが検討されております。こちらをどうぞ。

だが待ってほしい。w
カフェアルファではアルファさんが自家焙煎してます。なので買ってくるのも保存しているのも生豆のはずです。で、コーヒー豆には「オールドクロップ」というものが存在するんですよ。生豆の状態で数年間経ったもの、ですかね。
これは3年程度は普通で、下手すると10何年とかもあるらしいです。コーヒーの生豆は風通しの良い冷暗所なら思っているより長いこと保存できるようなんですよ。
そういったわけでアルファさんの「ヨコハマ買い出し」は3年に一度でも問題は無いと。むしろ風味が増して味わいも増している可能性すらあります。

アルファさんのセリフに「コーヒー豆で遊ぶ」というのもありまして、アルファさんは暇にあかせてコーヒーの焙煎や淹れ方を日夜研究しているはずです。
実はカフェアルファのコーヒーは豆は数年間は寝かせたものを磨き抜いたアルファさんの技で焙煎し、これまた暇にあかせて磨いた技で淹れた、ものすごくレベルの高いコーヒーである可能性が高いです。
つまりカフェアルファのコーヒーは美味しいということですね。w
by namatee_namatee | 2014-10-22 21:26 | book | Comments(14)
Commented by フラフープ at 2014-10-22 21:58 x
アルファさんが淹れるコーヒーが不味いハズはない、とか言うのかと思いました。w
真面目な話、ロボットの人研究の副産物のひとつに、寿命も風味も長持ちする品種の植物があっても、不思議ではないと思いますが、いかがですか?
Commented by namatee_namatee at 2014-10-23 07:05
>フラフープさま
さすがにそこまで牽強付会とうわけにはまいりません。w
もっともどちらかというと対立する立場だったマルコがしぶしぶながら褒めるぐらいなので、まずいわけがないとも言えますね。ロボットの人が人間と同じ味覚を持っているとして、ですけど。砂糖舐めて泣く人たちだからなぁ。w

>品種改良について
コーヒーのような嗜好品までそのような改良・改造を施す余裕があったのか、またどちらかというと地方で生産される、経済的な面を除いて重要視しされるとは思えないものにまでその範囲がおよんだのか、が問題ですね。もともと本文に書いたように「オールドクロップ」というものが存在しますし。
柿、栗、桃、梨は変な改良がされているので、コーヒーもありえないとは言えないといったところでしょうか。
Commented by フラフープ at 2014-10-23 12:37 x
まあ、あくまでも副産物です。例えば、細胞分裂を短期間に激しく行わせる研究がパワーひまわりを生み、長期に渡って継続させる研究がコーヒー豆を生んだ、というアイディアですね。
というのも、カフェアルファの各種メニューは、オールドクロップでも大丈夫なものばかりなのか、という疑問がありまして。コーヒーは飲まないので、よく分からないのですが。
黒砂糖をミルクに混ぜて、一気飲み!wどうなるか。
Commented by namatee_namatee at 2014-10-23 14:06
>フラフープさま
カフェアルファのメニューも謎ですね。ブレンドコーヒーとカフェオレ、メイポロ(これはこれで一体どんな飲み物なのかが謎。)は確実。あとお茶の類か。
お茶の類は紅茶とかではなくて、ドクダミ茶とかその時その時で適当に入れ替わっているような気がします。

コーヒーについてはラジオドラマ版ではブルーマウンテンとモカとキリマンジャロを購入してましたので、ブレンドじゃない単体もあるのかな。あとはマッキが持ってきたフォルモサがレギュラーメニューにあるかどうか。

あの時代ではおそらく新鮮なものを追求するようなメンタリティは失われ、あるもので満足するとでもいうか、のんびりした感覚が主になっていると思うんですよ。なのでコーヒー豆も特にニュークロップにこだわるわけではなく、普通に数年経過したものでも良しとしているような気がします。

>超黒糖+ミルク
たぶん悪酔い。w
Commented by ふき at 2014-10-24 04:14 x
■ なまさん

お久しぶりです、「ふき」です(^^

うちのページを紹介してくださっていたので、
ささやかながら、件のページに追記などを行ってみました。

ぜひまた、お読みになってみてくださいね。


> メイポロ(これはこれで一体どんな飲み物なのかが謎。)

これは 「メープル」 の事ではないでしょうか。

(おそらく、日本語的ではない正式な発音をすると、こんな読みになるのでしょう)

メープルシロップをお湯で割ったような、
ほんのりとした甘みの飲み物のように想像しています(^^
Commented by namatee_namatee at 2014-10-24 07:19
>ふきさま
ああっ、勝手にリンクして申し訳ありません。(汗
その上、追記まで・・・お手数をおかけします。

なるほど、味わいが増すのを狙って熟成させる「オールドクロップ」にするのは難しいということなんですね。広義のオールドクロップを指すという「オールドビーンズ」の方が正しい表現でした。要するにに古い豆。w
「夕凪の時代」はいろんなところが衰えているので、コーヒー豆についてもみなさんある程度あきらめているんじゃないかと思います。「飲めるだけありがたい。」みたいな。

>メイポロ
わたくしも同感です。ただ、なんていいますか、コーヒーと違って実際に確認されて(存在して)いないのが気になります。芦奈野先生も架空のものだとおっしゃってますし、栗とか柿とか、いかにも現実にあるものの改良・改造版を描いておいて「ミナミトビカマス」などという、完全に架空の生き物も出てくるので、あっさりとメイプルシロップのお湯割りとしてしまうのは、なにか芦奈野先生の仕掛けた罠にはまるような気がします。w
Commented by フラフープ at 2014-10-24 12:59 x
モヒカン男の家族や別の店員が応対していただけで、実際にはもっと頻繁に通っていた可能性もありますね。
Commented by namatee_namatee at 2014-10-24 15:28
>フラフープさま
どうでしょう。ヨコハマ買い出しはアルファさんの視点から描かれているので、描かれた回数どおりだと思うんですよ。

このエントリーを書いた時に時間が無くて具体的に確認できなかったんですが、「南町」か「きぬがさ」にコーヒーが入ってこなくなってという表現があったので、必ずしも「ヨコハマ」だけから調達していたというわけでもないはずです。
Commented by ふき at 2014-10-24 20:10 x
■ なまさん

> ああっ、勝手にリンクして申し訳ありません。(汗

いえいえ。 むしろ感謝しております(^^

自分の昔の考察も、あらためて読んでみると、
説明不足だったり、微妙な勘違いがあったりするのですが、
そういうのって、「どこかで紹介されるなどして、語り合う話題にならないと」
なかなか書き直す気になれないものなんですよね…(苦笑)

だから、今回のように話題に取り上げてもらえるのは、
作り手としても、とてもモチベーションが上がり、うれしいのです(^^
Commented by namatee_namatee at 2014-10-24 21:15
>ふきさま
読むものの経験や興味のあるジャンルによって、見解が違うというのは当然ですし、なんていうか触発されて想像の羽が広がるとでもいうか・・・ふきさんのサイトには大変お世話になっております。

連載が終了して8年、ネット上でも「夕凪の時代」になってまいりましたが、まだまだ諦めません。

そういえば、わたくしの敬愛する椎名へきるさんが、最近のイベントで「ヨコハマ買い出し紀行」に言及してまして、それを直接聞くことはできなかったものの、忘れちゃったわけではないんだなぁ、とちょっと嬉しかったですね。

またなにかネタをさがしておじゃましますので。w
Commented by フラフープ at 2014-10-31 12:58 x
アルファ室長って、日本生まれの中国育ちなのかと思ってたんですけど、どう思います?いくつかの台詞と、服装からの想像に過ぎませんが。
Commented by namatee_namatee at 2014-10-31 15:51
>フラフープさま
その見解に同感です。あれ?どこかにそういう記述があったような気がするんですけどね。誰かの考察だったのかな?ちょっと確認してみます。
Commented by ふき at 2014-11-02 11:56 x
■なまさん

> どこかにそういう記述があったような気がするんですけど

横から失礼いたします(^^

お話の元ネタが載っていたのは、
第134話「ラジオ」 ですね?

この回でアルファ室長は、
「広大な国ほど 早く沈黙してしまった。 私の育ったあの国も…」
「私が生まれたあの島からも 能天気なラジオの音楽が よく流れてくる」
と語っているので、

そこから、島 ⇒「日本」、広大な国 ⇒ 「中国などの大陸」
といった推測ができるのですが…

もしかしたら なまさんは、そうしたご自身の推測と、
うちのサイトの感想ページをご覧になられたのではないでしょうか?(^^
http://uheei.yu-nagi.com/main_114.html
Commented by namatee_namatee at 2014-11-02 22:13
>ふきさま
おお、それですね。ふきさんのサイトで見たんですね。ありがとうございます。
「ヨコハマ買い出し紀行」には全体に中国にたいする傾倒みたいなのが感じられるので(月琴とか服装とか)そういうイメージを持ったのでしょう。そしてふきさんの記事で刷り込まれたと。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード


<< 難しいのぅ。 スパイラルの行き着く涯 >>