誠意

c0019089_18284395.jpg

「with a will」でございますなぁ。

ウチには「with a will」は3枚ございます。
1枚はオリジナル、2枚目は「HEKIRU SHIINA anthology from 1994 to 2000版」、そして3枚目がこのサイン入りの奴。
このサインが本物かどうか。それは永遠の謎でございます。時代的に椎名さんがサインの取扱に慎重になった時期よりは前と思われますが、いつでもいくらでも偽造が可能なものですからね。(汗

「with a will」は1996年12月12日リリース。「Shiena」「Respiration」「No Make Girl」ときて4枚目のオリジナルアルバムということになりますね。
例の椎名さんの20周年本、正式名称は「20years of legend」での椎名さん自身が語るところを要約すると「明確な強いメッセージを出し始めたアルバム」というところでしょうか。
わたくしの感想はというと・・・椎名さんの記述がある以上、わたくしの世迷い言などお呼びじゃないかも知れませんが、ここは一応わたくしのブログですので。w
確かに前の3枚のアルバムに比べて、はっきりとアーティスト「椎名へきる」というキャラクターが感じられるアルバムだと思います。前作の「No Make Girl」がどう見ても実験的なアルバムにしか見えないのに対して「with a will」はその時点での「椎名へきる」の完成形とでもいうような、なんていうんですかね、今に続く音楽の原型みたいな印象のアルバム。

と、同時にそれまでの椎名さんの声優としてのキャラクターが薄れ始めた時代のものでもあります。前にネタにした同人誌はまさにこの「with a will」のリリースに合わせて発刊されており、それにはどんどん変わっていく椎名さんを惜しむ気持ちがそこここにちりばめられていて、そうやってどんどん変わっていった結果の今の椎名さん、言うなれば声優の椎名さんに対しての「こちら側の椎名さん」の方を全面的に支持するわたくしでもちょっと心が痛みます。
「そこから椎名さんはすごいスピードでどんどん変わる・・・あと2ヶ月で伝説の日本武道館コンサート、その7ヶ月後にはバンドのメンバーも全て入れ替わる。」って。(汗

わたくしは「with a will」と「Baby blue eyes」と「Face to Face」の3枚は「椎名へきるクラシック」の最高傑作で優劣付けがたいと思っていますが、声優さんのテイストを残しながら、それでも一頭地を抜けたクオリティの楽曲と歌声、そして前述の歴史的な時期にリリースされたということもあってこの「with a will」は実に味わい深いアルバムと感じます。
by namatee_namatee | 2014-10-15 20:02 | music | Comments(17)
Commented by フラフープ at 2014-10-15 20:08 x
セピア色が醸す物悲しさってのも、アルバムのイメージに一役買ってるように思います。
Commented by namatee_namatee at 2014-10-15 21:14
>フラフープさま
物悲しいってところまではいきませんが、確かにちょっとはしゃいだ感のある「No Make Girl」に比べると、一転して落ち着いた色合いですね。>with a will

個人的には「空をあきらめない」が浮いているような気もしますが・・・「私の未来」で終っても不自然ではないというか。(汗
Commented by フラフープ at 2014-10-16 12:55 x
このタイトルはどういう・・?>誠意
構成については、確かにそういう意見を聞いたことがあります。個人的には「私の未来」の余韻から「空をあきらめない」のシャープなイントロに切り替わるのが好きです。あと、最後が「今すぐギュッと」と「私の未来」の連続では、いくら名曲でもちょっと寂しい気もします。とはいえ、namateeさんの意見にも頷けるので、製作側も迷ったんじゃないですかね。w
Commented by スピンマン。 at 2014-10-16 16:06 x
この時期はジェットコースターみたいな速さで、次から次へと変化がありましたからね。
かなり楽しかったのも確かです。
声優椎名へきるのイメージに対する拘りが、自分には無いから楽しめたのかもしれませんけど。

本人やスタッフ側も、イメージ作りにはかなり苦慮してたみたいですし、楽曲作りでもこれは違うんじゃない?とかアレコレと模索はしてたわけですし、今思い出しても興味深いなぁ…と(笑)

でも、へきる嬢の芯は変わってないですからね。
突然、激情型アーティストになった訳でもないですし、自分からすればアルバムの”Respiration”の元気で強気な女の子に、多少の変化を加えつつロックが入っただけと思う訳です(笑)
Commented by namatee_namatee at 2014-10-16 16:20
>フラフープさま
特に意味はありません。w
「with a will」というのが「誠実に」とかそういう意味を込めていた、というような話を読んだ気がしたんですが、確認できなかったのでとりあえず、という感じです。w

「空をあきらめない」って他とはちょっと変わった歌に感じます。「with a will」の中でもって行き場に苦慮したように感じます。そういえばライブでも最近はあまり演ってないし、なにかいわくでもあるんでしょうかね。
Commented by スピンマン。 at 2014-10-16 16:29 x
”空をあきらめない”はハードな楽曲でも、単純にテンポ指数が低いから、現在のセトリに加えるのがやり難いだけかも(笑)
Commented by namatee_namatee at 2014-10-16 16:44
>スピンマン。さま
わたくしが今の目でざっと眺め渡したときに、この「with a will」は今に続く椎名さんのイメージの本当の始まりに写ります。でも「Respiration」のころの初々しい雰囲気もわずかに感じられて、本当に味わい深いアルバムに感じるんですよ。

椎名さんのずっと変わらない、そういう芯みたいなところは感嘆に値します。不器用と裏腹なことなのかもしれませんが、そのずっと変わらない芯みたいなのに気が付いちゃうと、どの時代がとかお構いなしに一気にはまってしまうんですね。
歌が上手いとか、曲がどうのとか、売れる売れないとかじゃくて、「椎名へきる」というもの、ブランドと言ってましたが、そいうのに信頼を置くようになるみたいな。これ、なかなか説明しづらいんですよねー。w

>「空をあきらめない」
ホーンっていうんですか、管楽器が多いのでライブでやりづらいのかと思ってます。w
Commented by スピンマン。 at 2014-10-16 16:58 x
そこはレコードのアレンジに管楽器が多くても、他の楽器へのアレンジ変更とかPAエンジニアによる演出も可能ですから(笑)
Commented by フラフープ at 2014-10-16 19:59 x
逆に言えば、アレンジ次第で他のアルバムにも入れられる気がしますね。>「空をあきらめない」

英語、勉強します。w
Commented by namatee_namatee at 2014-10-16 21:53
>スピンマン。さま
なるほど。楽曲のBPMが他とバランス悪いと。その割にバラードってわけではないですし、確かにセットリストの中でどこに置くかが難しそう。
直近の2012年のツアーでは「せつない笑顔」〜「MOON LIGHT」〜「空をあきらめない」〜「246」という流れでした。なんとなく納得の流れです。
Commented by 翔流 at 2014-10-16 21:54 x
空をあきらめないはどこでだったか忘れましたがへきるさんが「一番気に入っている」と発言した事がある曲ですし、当時の人気曲ですから入れるのは当然としても置き場所には苦労したんでしょうね(^_^;)

with a willは当時のラジオでは『意思を持って』という意味だと言ってたような気がしますが、へきるさんはもう忘れてるかもしれません(笑)
Commented by namatee_namatee at 2014-10-16 21:56
>フラフープさま
「Just my love」や「星空のシャワー」みたいにリニューアルとか良いですね。

言っておきますが「with a will」の意味については全く自信がなくて、ソースを確認しようと思ったんですが、それが出来なかったんですよ。(汗
Commented by namatee_namatee at 2014-10-16 22:11
>翔流さま
「with a will」の意味は「HEKIRU FILE」にあって、なるほどそういう意味かと思ったんですが、今は見つかりません。(汗

>「空をあきらめない」
もちろん無茶な話ですが、どちらかというと「Baby blue eyes」の方に似合う気もします。わたくしは椎名さんの楽曲全体を見渡しても、異質な曲に感じますね。ホーンを使った曲って他には「Short Girl」ぐらいしか思いつかないし・・・
Commented by 翔流 at 2014-10-17 00:33 x
>>namatee_namateeさん
自分はホルンというとSTARTING LEGEND1997のラブラブでいこうを思い出してしまいます(笑)
Commented by フラフープ at 2014-10-17 03:06 x
英和辞典では「本気で、真剣に」等となっていますね。音の響きの柔らかさと、へきるさんの必死さが表現された素敵なタイトルです。>「with a will」
Commented by namatee_namatee at 2014-10-17 12:30
>翔流さま
あ、それは・・・今、会社で確認できない。orz
ギターに大ハマりしちゃったせいか、ホーンの曲が少ないですね・・・ガセかも知れませんが、嫌いだという噂もありました。(汗
Commented by namatee_namatee at 2014-10-17 12:30
>フラフープさま
椎名さんのアルバムのタイトルはどれもおしゃれですよね。
シングルは法則性がないけど、アルバムは基本英語というか外国語。
感心するのは有名な「RIGHT BESIDE YOU」とC/W集の「b-side you 〜B-SIDE COLLECTION〜」の関係とか。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード


<< ショートカット エージングされたのは耳の方かも? >>