失われたもの

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ダメだ、風邪ひいた。orz
仕事休んで寝てました。いやなに特に熱があるとかではないんですが、やる気が全く起きなかったもんで。w
会社行ってもこの時期はどうせやること無い(ry

ありゃ。
最近なにげなく購入した同人誌の「空をあきらめないで。」by ルート・ヴィーナス。表紙見て「ヨコハマ買い出し紀行」関連かと思って買ったら椎名さんの本でした。w
イラストもありますが、ライブのレポやシングル・アルバムについての文章も多く、意外に読み応えがありますね。
1996年12月28日発行ですので、椎名さんの歴史としてはまだ初期の頃になりますなぁ。歌い手さんとしてはどちらかというとまだマイナーな存在で、これからノシていく時代ですが、次第にノリ優先な楽曲が増えていく時期にもあたり、ファンのとまどいみたいなものが文章に表れていて興味深い。
バンドの音が大き過ぎて椎名さんの歌声が聞こえない、「ロックバンドのコンサートじゃないんだから(ry」という表現があって、なんとなくですが、後の騒動の芽がここら辺にあるのかな、などと思いました。

当の本人の椎名さんが、そのロックの方へすっ飛んでいっちゃうんですからね。まあイロイロ大変だったでしょうね。アルバムでいくと「No Make Girl」から「with a will」の頃ですけど、この2枚のアルバムの間は結構間がある(1年2ヶ月)のと同時に、音楽としては激変していると感じるので、当時のファンの戸惑いは理解できます。さらに追い討ちをかけるように1998年初頭には「Baby blue eyes」がリリースされます。その間には伝説の「武道館コンサート」もある、といった感じで、今とは比べ物にならないぐらいの変化の早さです。
さらに1999年には「Face to Face」・・・このアルバムに溢れるスピード感、今もってなお驚嘆をもって語るに足る劇的な楽曲群は、「Respiration」や「No Make Girl」から「with a will」への変化に戸惑いを覚えていたファンには相当なインパクトだったんじゃないかと思います。
「空想メトロ」や「恋のレースクィーン」と「fly away」や「抱きしめて」、「invisible」の間には年月の経過以上の断絶があるのだ。それは楽曲だけでなく、椎名さんの歌やライブでのバンドの演奏でも表れていた、ということでしょうねぇ。

今でもいわゆる「アコースティック」と呼ばれるジャンル?椎名さんがそういうんですが、それが正式なジャンルというものなのかどうかわかりませんが、椎名さんの楽曲の中で「アコースティック」と呼ばれ、ライブでは「アコースティックコーナー」などというときに演奏される楽曲、例えば「あなたの名前」「せつない笑顔」とかには当時の面影が色濃く残っていると感じます。まあ当時の楽曲なんで当然なんですけど。w
いやそれでも1996年当時とはケタ違いの歌唱力で歌われるこれらの楽曲を聴くと、改めて当時のファンがこれらに代表される初期の「椎名へきるらしさ」に拘ったのがわかるような気もしますね。
個人的にはもっと後のド派手な楽曲を好むわたくしでも「アコースティック限定のライブやっても良いんじゃないか?」と思うぐらい良いんですよ。椎名さんの歌にあまり良い印象を持っていない方もこの「アコースティック」を聴かせれば印象が変わる可能性が高い。声優だのなんだの、そういうノイズに関係無しに、ひとりの女性ボーカリストとして掛け値無しの一流だと思います。

残念ながら椎名さんの楽曲の主流は、そういった「アコースティック」な楽曲とは違う方向へ進んでしまい、比較的穏やかというか、バラード的?うまく表現できませんが激しくない楽曲であっても、かつての雰囲気は無くなってしまいました。本人がそれを望んだんだから仕方ないんですが、ちょっと惜しい気がしなくもないですね。

・・・いや、言ってみただけですけどね。w
わたしゃ「Jumping Slash」や「ロックンロール・ラブレター」をはじめとする後先考えないノリ一辺倒の派手な楽曲や「SNOW fall」とか「BLACK MONEY」みたいなマイナーロック?の方が好きですから。
by namatee_namatee | 2014-09-29 20:56 | music | Comments(22)
Commented by フラフープ at 2014-09-29 21:43 x
namateeさんがハワイにいなかったのは、いかにも残念ですよ。歴史の語り部として、これほどの適任者はいなかったでしょうに。いや、これも運命か。
それはそうと、最近調子悪そうですね。お大事に。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-30 08:16
>フラフープさま
そんなに持ち上げても何も出ません。w
2013年に椎名さんを知ったという、好きだけど思い入れは希薄という立場の特性を生かすにはどうしたらよいか、ということを考えて書いているだけなんですよ。
椎名さんの癖のない身の処し方は、最近知った誰が書いても同じようなものになると思います。
Commented by フラフープ at 2014-09-30 12:18 x
それはそうと、そんな同人誌があるんですね。「血風録」と並んで、いつか読んでみたいです。アルファさんの隣はへきるさん自身かな?
この方も、もういないのかな。夕凪、か。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-30 12:42
>フラフープさま
この同人誌は声優さんとしての椎名さん好きにはたまらない時代のものなのかもしれません。YATとかレイアース、ヨコハマ買い出し紀行のネタが沢山あります。
ライブかなにかのMCで椎名さんが「最初は声優でした。」と過去形で言っちゃって、会場がざわついた話とかあって面白いですよ。w

サイトはすでの閉じられてしまったようで見つかりませんでした。>ルート・ヴィーナスさん
リンクの断片みたいなのは見つかりましたね。あと他にも何冊か同じ種類の同人誌を出していたみたいなので、そのうち手に入るかもしれません。
Commented by フラフープ at 2014-10-05 00:30 x
そんなこと言ってたんですか?・・namateeさんは「アーティスト宣言」は無かった派でしたね。そのあたりはどうお考えですか?>「最初は声優でした」
Commented by namatee_namatee at 2014-10-05 11:39
>フラフープさま
いやいや、これはそんなに深刻なレベルではないと思いました。>最初は声優でした。

アーティスト宣言については、「あったけどなかった」、つまりはっきりと公式な発言としてこれと指摘できるものはなかったけど(何年何月何日何時何分何秒に誰がどこでどういう言葉で言ったか?という意味で。)、結果的にはあった(それまでのファンが椎名さんから離れた事実はあった。)のと同じことだったという立場ですよ。「アーティスト宣言」そのものはその現象を簡単に説明できる数語の文字として作り上げられたと思ってます。
大変大人げない見解ですが、そうやって誹謗中傷まがいの主張を繰り広げて来た輩も大人気げないので、ちょうどバランスが良いってぐらいのもんです。w
Commented by namatee_namatee at 2014-10-05 11:42
「最初は声優でした。」は単純に過去形を使ってしまっただけかと。つまりボケ。
ただ、それがこのような本のネタになるぐらいなので、「後の騒動の芽がここら辺にあるのかな」という印象を持たないことも無い、というところです。
ファンの心象がとてもセンシティブに感じます。椎名さんがこれからどこへ転がっていくかわからないのを承知で、今のままで留まって欲しいとでもいうか、今とは比べ物にならない激しい変化の中で必死に自分たちのアイドル(本来の意味で)を見つめている感じ。切ないとも思えますね。
Commented by フラフープ at 2014-10-05 15:19 x
真面目な話、今度ちょっと読ませていただきたいです、そ(れら)の本。
Commented by namatee_namatee at 2014-10-05 17:05
>フラフープさま
どうぞどうぞ。お安い御用です。

上のレスでちょっと訂正。ボケというのは誤解を招く表現ですね。
ミスと言った方がよろしいですね。(汗
Commented by フラフープ at 2014-10-05 19:39 x
ん~、過去形だけならともかく「最初は」ってのがちょっと気になりますかね。まあその部分はさておいたとしても、僕は「宣言」については、割と積極的にあったのではないかと考えてます。もちろん証拠はないですよ?そう考えた方が、直感的にしっくり来ることが多かった、というだけです。namateeさんは「結果的にはあったも同然」つまり、脱声優の意思は「なかった」と考えてるんですよね?

僕は直感以外の根拠は持っていないので、次回の会合ではnamateeさんの根拠を詳しく聞かせてください。あ、もちろん本自体も楽しみにしています。
Commented by namatee_namatee at 2014-10-05 20:29
>フラフープさま
拘りますね。w
宣言というぐらいですから、上にも書いたようにいつどこで誰が言ったかがはっきりと明示できなければなりません。これは譲れませんなぁ。>下衆な顔

誹謗中傷を繰り広げた輩が「宣言」というならば、そのソースを示せと。それを確認した上で、あったかなかったかについては改めて検討いたします、ってぐらいで奴らには十分な対応ですよ。

おっしゃる通り、実際にはあったも同然ですけど、支え続けることが出来なかった言い訳に「アーティスト宣言」を利用するのは容認できないという意見です。そもそも「アーティストです。」って言ってなにが悪いのか?という。
Commented by フラフープ at 2014-10-05 21:42 x
悪いとは思いません。ただ、namateeさんも言われたように、20年前と今では、声優側もファンの側も大きく違っていたわけです。求めているものが「アーティスト」でなく「声優」である人たちにとって、宣言は支え続けない「言い訳」ではなく「理由」だと思います。そういった層であっても、その心理に配慮してあげるのが、へきるさんの今後の活躍のために、絶対必要な条件だと思うんですよ。
たしかに、誹謗中傷や上から目線は、マナー違反ですよね。僕も見ていてイヤな気持ちになりました。
Commented by namatee_namatee at 2014-10-06 08:51
>フラフープさま
この問題はキリがありませんぜ。w
該当する期間が長いし、その中でも今のことなのか1999年なのか2001年なのか、もはやそういうレベルまで踏み込んだ話ですから。

「言い訳」と「理由」は表裏みたいなもんですよ。ファンをやめる(どういった条件がそろうとファンをやめるというのか、ってのもありますけど。)理由として「アーティスト宣言」と言われるものがあった。それはそれでよろしいでしょう。事情はひとそれぞれ。何度も申し上げましたように、人の好き嫌いにだけはどうやっても干渉できないと思います。
だがしかし、離れた理由を繰り返し公(もしくはそれに近い場所で。)に述べるのは筋が違う。そんなもの黙ってやめれば良いんですよ。

1年にアルバム1枚、シングル数枚、ライブ数十回、ファンイベント数回、ライブやファンイベントは別としても、こんな程度の支出や手間が負担になるようなレベルでファンとかちゃんちゃらおか(ry
おっと口が滑りました。w
Commented by namatee_namatee at 2014-10-06 08:53
自分が支え続けなかった、もしくは支えられなかった理由を繰り返し述べ(これが「言い訳」。)、それが本来悪い意味を持たなかったはずの「アーティスト宣言」にネガティブな意味合いを持たせてしまった。
黙ってやめた人も居た。むしろ多かったかもしれません。だがしかし、そうでない輩がネットを中心にあることないこと誹謗中傷を繰り広げた。わたくしはそのことを今さらながら弾劾します。

実際のところ、アルバムやシングルを買い続けることはたいした負担ではないでしょう。でもそれをしなくなるというのは、やはり音楽性が合わなくなったからなんですよ。モー娘。他に目移りしたとか、いろいろあるでしょうけど、でもやっぱり大元は音楽の部分で合わなくなったんだと思います。その点からみると「アーティスト宣言」はすべての人が受け入れたとも言えます。
音楽性が合わない云々はアーティストのレベルのお話ですから。

「アーティスト宣言」はそういった音楽性が合わなくなったのを手っ取り早く代表させる、象徴的な出来事として作り上げられ利用されたと。だから「ないといえばない。あるといえばある。」と思うんです。
Commented by namatee_namatee at 2014-10-06 08:53
そして椎名さんはファンに配慮していませんでしたか?
今も昔も十分に配慮していたと思いますよ。ビジネスとしての側面はある。どうやっても限界はありますでしょう。それでもわたくしが見てきた限りでは、少なくとも当時わたくしがファンと呼ばれる立場にあったとしたら、音楽性の劇的な変遷以外は十分に配慮されていると感じることができるレベルだったと思います。
だからそんなことは「言い訳」なんですよ。単純に音楽についていけなくなっただけなんです。
「声オタ」の音楽的許容レベルを超えてしまったんです。だったら黙ってやめれば良いものを(ry

フラフープさんは優しい人ですね。ネット上の騒動なんて、擁護したり譲歩する余地なんて全くありませんよ。あんなのは単なる根も葉もない誹謗中傷なんで、こちらもそういう対応で十分です。
Commented by フラフープ at 2014-10-06 22:06 x
僕の言う配慮とは「優しさ」よりも「計算」に近いものです。もっと時間をかけて、自身の望みを訴えかける、もしくは彼らを飼い慣らすべきでした。
かつてのファンの言動が、大変に身勝手なものであることは事実です。しかし、へきるさんを武道館に押し上げたのが、彼らの情熱であったことも、また事実だと思うんです。俗に言う「可愛さ余って憎さ百倍」というやつで、彼らは(皮肉じゃなしに)かわいそうな人たちでもあるのではないでしょうか。そして、少し厳しい表現ですが、namateeさんの言う「そういう対応」は、彼ら「潜在的ファン」を排除することにも繋がるので、それがへきるファンとして残念です。
繰り返しますが、博愛を説いているんじゃないですよ?へきるさんのために、彼らのエネルギーを利用するには、その性質を理解することが重要だと言いたいんです。あれだけの数がいたんですから、内心戻りたがっている人も大勢いると思うんですよね。
Commented by namatee_namatee at 2014-10-07 09:46
>フラフープさま
>飼い慣らす
その是非についてはわたくしは確信をもってこうだという意見がもてません。1996年の年末の段階で例の同人誌の記事に不穏な雰囲気を感じたことは書きました。なんていうか「アーティスト宣言」によるファンの大量離反があったとして・・・わたくしはそんなものはなかったとも考えてますが。実際は漸減に近く見えますし。
あったとして、それがいつなのか。仮にアルバムの枚数が10,000枚を割った2005年としたら。9年も経ってるんですよ?
2002年の「Sadistic Pink」の頃だとしても6年間。その間にあったライブは実に179回。これだけ回を重ねても「飼い慣らす」ことができなかったのなら、それはもう無理なことだったのではないでしょうか。
声優としてスタートした椎名さんがもっている宿命みたいな、後からではどうしようもない種類のことではないのですかね。
Commented by namatee_namatee at 2014-10-07 09:46
このようなわたくしの主張が潜在的ファンの排除につながるとは思いません。これはいわばアカデミックな議論とでもいうべきものでしょうし、わたくしは総体としての当時のファン(と思われる)の「行動」について記述しているのであって、「個人」に対してはなにも思うところはありません。
「可愛さ余って憎さ百倍」として、それを抑制できず、身バレしないことを良いことに好き勝手な行動をしたことはやはり非難されても致し方ないでしょう。身バレしないことが前提で「総体」としての誹謗中傷を繰り広げたことに対して、その「総体」に対する反論があることは当然ですし、そういった場合の反論は「総体」が行ったものと同様に苛烈なものになると申し上げているわけです。
Commented by namatee_namatee at 2014-10-07 09:46
もしこういった主張に対し曲解したり後ろめたい(そんな奴はいないと思いますけど。w)等で戻ってくるのを躊躇するようなセンシティブなレベルなら、またあっという間に去っていく可能性が高い方々でしょうし、現状の椎名さんサイドの体制でそれを御しきれるかというと・・・無理じゃないですかね。(汗

そもそもそういうのってファンっていえますかね。彼らのエネルギーを利用するとおっしゃいますが、もしそれがバレたらいや実際にそういう意図がなかったとしても、彼ら彼女らがそう感じたら・・・わたくしが見るところ、彼ら彼女らはそういうことをされるのをもっとも忌み嫌うタイプの人たちと思いますので、また騒動が起きるだけじゃないですか?
Commented by namatee_namatee at 2014-10-07 09:48
フラフープさんがおっしゃるようなことがしたければ、やっぱり音楽性と声優としての演技・キャラクター、つまり実力で勝負するしかないと思います。

で、わたくしもフラフープさんに根本的な点では同感なのは、もう少し表に出て潜在的なファンを掘り起こした方が良いのではないか、ということで、それには特に変な技巧をこらさずとも、普通に露出する機会があれば、自然にかつてのファンや新しい方々はやってくると思います。
だがしかし、それがなかなかうまく行かないのが難しいところですね。(汗
Commented by フラフープ at 2014-10-07 19:12 x
先天的な宿命から、飼い慣らすことが難しいというのは分かりました。匿名性を良いことに言いたい放題、これが卑怯で下品であることも同感です。
ただ、それだとヘイトスピーチにヘイトスピーチで応じるようなものだと思うんですね。へきるさんのために、長期的な視野に立つなら、潜在的なファンが入りにくくなる要因となるような「応戦」は控えるべきかと。もちろん、相手の言われるままにせよ、と言うのではありませんよ?せめて、こちらからの反論には、挑発的・攻撃的な文言を使うのをやめませんか、という意味です。namateeさんのボキャブラリーなら、可能だと思っています。
Commented by namatee_namatee at 2014-10-07 21:53
>フラフープさま
ありゃ論点はそこですか。
その点ならばご安心を。内容はとにかく表現については気を配ります。というか、上記のレスで厳しい表現はないと思いますけど。(汗
ただ、前にも言いましたが、書くと決めたらちゃんと書かないといけないので、どう婉曲に表現しても本当のところはにじみ出てしまうんです。

実は「匿名性を良いことに言いたい放題」「アーティスト宣言でファン激減」、ここら辺には大きな誤解があると考えておりまして、誰がどうしたとか糾弾するわけではなく、こうだったんじゃないかという論があるので、また別なエントリーで書きたいと思います。
鬱陶しいかもしれませんが、これはわたくしのライフワークみたいなもんですから。w
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