続2014年の「夕凪の時代」

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さて本日はお休み。これといってやることもないので、昨日ネタにした「20years of legend」を読み進めます。
これ最初のタイトルは「a period of 20years」となってました。わたくしは英語が不得手ですので「period」っていうと、単純に「終止符」の方を思い浮かべてしまい、もうお終いって意味?と心安らかではなかったんですが、もちろんそういう意味あいではなく「時代」とか「時期」という意味なんでしょう。
改題は誤解を招きやすい(それはそれでなんだかなぁ、という状況ですけど。)と考えられたんでしょうかね。単純に「legend」という言葉の方がふさわしいと考えたのかな。
細かいこと言うと「LEGEND」の方が良かったかな。ツアーのタイトルは「STARTING LEGEND」といっていたはずですし。

と、椎名さんネタと思わせておいて、実は全く違うネタでまいります。
先日来、炎上wしております「ヨコハマ買い出し紀行」の世界観のネタ。そもそもは椎名さんつながりで知己を得たフラフープ氏にわたくしが「ヨコハマ買い出し紀行」をお勧めしたのが始まりでございます。
「ヨコハマ買い出し紀行」はドラマCDやOVAで椎名さんがアルファさんの声を演じてますからね。わたくしとしてはドラマCDの椎名さんの演技は出色の出来だと思っておりますが、フラフープさんに言わせると「許容範囲」というぐらいだそうです。w
思い入れはひとそれぞれですから、その評価にどうこう言うつもりはありません。もとより、わたくしは声優音痴を自認しておりますし。まあそれでも「ヨコハマ買い出し紀行」スレで言われるほどの黒歴史ではないということだけは申し上げておきましょう。w

「ヨコハマ買い出し紀行」は本編からいろいろと想像させられる事の多いお話で、それこそが連載がとっくに終了した2014年現在においても、わたくしが興味をもち続ける理由となっているんですが、それは他の方々にとっても同じようで、フラフープ氏もまんまとその罠にハマってしまったようです。

フラフープ氏からさまざまな謎について、さまざまな質問をいただくので、面倒くさくなった(冗談ですよ?)わたくしは「それなら各自の世界観を披露すればもっと効率的に謎についての考察が進むかもしれません。」と申し上げたんですけど、これがさらに泥沼へはまるキッカケになろうとはあの時は思いもしなかっ(ry

冗談はさておき、どんな作品でも思い入れは人それぞれですし、「ヨコハマ買い出し紀行」のように現実とも架空とも判別のつかない世界のお話で、細々とした事象について考察する場合は観ている世界が人によって全然違うといつまで経っても話が進みません。
世界観そのものは人によってそれぞれで良いと思うんですよ。その人のその世界観のなかで、お題にしている事象の謎の解決というか答えが理にかなっているかを検討するには、その人のその世界観を披露していただかないと、というお話です。

というわけで、フラフープ氏の「ヨコハマ買い出し紀行」の世界をこのブログでネタにさせていただこうということになり、貴重な時間を割いてもらってメールで文章を送っていただきました。
っていうか、これじゃまるで本格的な「ヨコハマ買い出し紀行」のファンサイトみたいじゃないか。w

以下、送っていただいたメールをコピペいたします。見やすいように適当に改行させていただきましたが、文章そのものはオリジナルのままです。

引用開始↓

まず、海水面が上昇した理由としては、僕も自然現象、不可抗力を推します。理由はふきさんと同じで、人々から受ける諦めの印象です。ただ、namateeさんが言われるように、不自然に短期間であることを考え、外的な要因の方向で考えてみました。

宇宙空間には、無数の氷の塊が存在するそうです。それらが流星雨のように南極に飛来したとしたら、どうでしょうか?もちろん、大気圏に突入した氷は、大半は蒸発してしまうでしょうが、地球上の水分子の絶対数が増えれば、最終的には海面の上昇に繋がるはずです。また、その中でも一際巨大な氷塊は、南極大陸激突時に大きな「地震」を起こし、そのまま南極に残り、こちらもジワジワと海面を上昇させることになります(「高潮」)。雹に含まれていた、さまざまな未知のウィルスは、生物の遺伝子に作用し、突然変異や少子化をもたらした。雹の飛来がおさまれば、最終回のようにカフェアルファは無事ですが、また来るかもしれない。「地震」や「高潮」への不安をうっすらと持ち続ける、そんな世界。

次に、戦争について。これらの大きな混乱の中で、戦闘行為もあったと思います。ただし、大規模な戦争や、核の使用はなかったと考えます。その経過は以下で。

一般に、産業が確立した国や地域ほど、社会の仕組みを維持するのにヒト・モノ・カネが必要で、産業構造の変革が難しくなります。人口の減少、気候変動による食糧生産量の急落と、食糧をはじめとした輸入の途絶、これらの要因のために、都市部の住民が農村への「移住」を考えたのではないでしょうか。もちろん、食糧生産の絶対量が不足しているため、都市部の住民間でも争いはあり、最終的に「移住」に成功したのは一部の力のある者だけだった。残りの人たちは、細々と狩猟・採集を始めたものの、養える人数には限度があり、人口は激減した(それでも、戦闘で命を落とすより、森で集落を作り食べ物を探す方が、生き長らえる確率は高かったことでしょう)。大国の光が消えたのは、都市部の住民が移住したことと、その際に(先住民含む)弱者が淘汰されたことによる、という考えです。これら一連の出来事は、後の世の人からは「お祭りのよう」と表現されることになります。ちなみに、核兵器等の使用についても触れておきます。そもそも、この「お祭り」の構図は「国対国」ではなく「都市部対農村」です。農村は大量破壊兵器など所有していないし、都市部も農村を破壊しては意味がないため、それらは使えない。使えないことが分かっているため、大量破壊兵器の存在は、脅しにもならない。結果、戦闘行為そのものは小規模にならざるを得ず、それぞれの地域に妥当な人口が暮らすように、次第に落ち着いていったのではないでしょうか。なお、その後の突然消える町は、単純に急激な少子化とそれに伴う(本当の)移住だと思います。

夕凪の世界観を語る上での重要事項として、ロボットの人開発の経緯と、彼(女)らの社会的位置付けについて、僕の考えをまとめてみます。

まず「地震」前の時点で、すでにロボットは未来の労働力として期待されており、外見と知能については、人間並みに仕上がっていたと思います。その後「地震」「高潮」「お祭り」を経て、その開発目的は人類の疑似存続に変わりました。しかし、すでに後退した技術力では、自律性能や社会性の部分の開発が難しく、研究が停滞してしまいます。また、滅びゆく人類にとっては、少しでも自分達「そのまま」に近い形で残したかったことでしょう。それらを同時に解決する手段として、実在の人間の人格や記憶をコピーすることにしました。記憶を別の物体にコピーすることは、キノコや街灯などの実験ではうまくいかなかったものの、コピー先が精巧な人工知能であれば、コピー後に研修をすれば、すぐに社会に溶け込むことができる、と考えたわけです。もっとも、コピー元の脳にはダメージがあったり死んでしまったりなので、医学部職員でなくとも手放しでは喜べなかったことでしょう。それでも、鶚を飛ばすよりはダイレクトに成果が得られ、(コピー元の)余命いくばくもない薄幸の少女の「見て、歩き、喜びたい」という願いを(間接的にとはいえ)叶えてあげられたので、良しとした。完成体は当然人間臭い。断片的ながら人間の記憶を持ち、人間の生活を引き継ぐ存在なので、人々にもすぐ親しまれたんじゃないでしょうか。現実の世界では、身体の不自由な人や女性への差別の意識の是正に、何世代にもわたる教育が必要なことに比べれば、彼(女)らの社会進出は恵まれていると思います。もっとも、それも彼(女)らの高い適応力のおかげです。新装版第1巻14ページ2コマ目、第10巻39ページ2コマ目など、ロボットの人にとってはデリケートであろう発言、男性(特に高齢者)に特有の「悪意のないセクハラ」に対しても、大人の対応で返してますからね。というわけで、ロボットの人の社会的位置付けとしては、彼(女)らは人間の記憶や人格を引き継いでいることもあり、社会の後継者として一般に受け入れられている、となります。

行政について。前述の「お祭り」を経て、中央政府に該当するものは存在しなくなり、地方都市分立制となりました。現実世界における都道府県ほどの単位で「くに」と称して纏まり、最低限のインフラや教育などを確保していますが、当然福祉などは多く期待できないため、住民同士の連携が強い社会となっています。幸いなことに「お祭り」は数年で収束し、技術的にも政治的にも原始時代に戻るようなことはなかったとはいえ、規模の経済が期待できない田舎にまで、インフラを維持することは困難です。電気水道は、高い耐久性を持つよう設計されているようですが、遠からず有料化もしくは使用不能となるのではないでしょうか。もちろん局所的には、その流れにのらない地域もあります。たまたま高い技術を持った人間が多く集まったり、生産に適した条件が整っていれば、他のくにより多くの余剰が発生し、富が集積するため、再び都市化に向かうこともあるでしょう。ハママツなどが好例ですね。しかし、大局的に見れば、人口が減少を止めない限り、前述の滅びの道からは逃れられません。都市化した分だけ他のくにの滅びが早まっている、と見ることもできます。

まとめると、人類はさほど愚かではなく、不可抗力で滅びに向かっている。戦闘行為も、食料不足からくるものなので、ある程度やむを得ないものであり、小規模であった。現在は、身の丈に合った社会を営み、ロボットの人に望みを託している。一部の裕福なくにの研究機関による、水面下の調査・研究はあるかもですが、原則的に人々はあるがままに受け入れている。こんな感じで。

あ、一つ忘れてました。世界観を語る上で、ターポンについては皆さんと同意見とさせて下さい。結構積極的に人類復活を願っている、なんて解釈ができたら面白いんですが、まだちょっと勉強不足で。個別の案件の中から探っていきたいと思います。

引用終了↑

いかがでしたでしょうか。
わたくしはまず、これだけの文章をスマホで書かせる魅力が「ヨコハマ買い出し紀行」にはあるんだなぁ、と思いました。内容については前述の通り、人によって解釈が違うのは当然ですのでこの時点では個別にシリアスな突っ込みはいたしません。
というかですね、最近「お手柔らかに」と複数の方に言われましたけど、わたくしってそんな辛辣なこと書いてませんてば。w
心底から怒りが込み上げて来るのは椎名さん関連のAmazonその他の無知で無責任なレビューについてで、あれは本気で超長文の反論レビューを書く寸前まで行ったりしましたが、そういうもの以外には許容範囲は広めだと思うんですけどね。w

話をフラフープ氏の「ヨコハマ買い出し紀行」の世界観に戻しますと・・・ここからは自分のことは棚にあげさせていただきますよ?(汗
わたくしの印象としては「少々、細部に拘り過ぎてはいないか?」というもの。とても緻密に考察されていると思いますが、どこか前提が崩れてしまうと全体の考察についても破綻が広がって行くとでも言うか、繊細で脆弱と感じます。
芦奈野先生のあの世界の組み立て方はある意味ルーズだと思います。なので、それから自分の世界観を構築するにしてもそのスキマというかルーズなところを生かした方が楽だと思うんですよ。

わたくしの場合、それなりに軍事関連に興味がありまして、そういう観点から戦争や戦乱を考察の中心に置く傾向が強いです。「文明が戦争を産むのではない。戦争によって文明が作られたのだ by将軍」っていうぐらいで、なにかあると軍事力の行使ってのは避けられないんですよ。そして軍事力というのは、必ず組織的なものです。訓練を受けていない統率の取れない武装した人間がどんなにあつまっても、それは軍とはいえません。なので軍事力の衝突となると、国対国には限りませんけど、必ず指揮と実行する側がセットで存在し、そのセットがお互いに明確な目的をもって軍事力を行使することになります。逆に言うとそういう構図でないと戦争にはならない。武装した無頼の輩が跋扈するような世界は西部劇とかに近いもので、それでは世界が滅ぶような大事にはならないでしょう。
核兵器については一般的には絶対に使ってはいけない悪魔の兵器というイメージでしょうが、実際は必要性とタイミングによっては躊躇なく使うと思いますよ。だって兵器として存在しているんですもの。

冷戦時のNATOの戦略として、押し寄せるワルシャワ条約機構軍に対してその前面に戦術核を使用し、直接の打撃以外にも放射能で汚染された地域を作り出して進撃を止めるってのがありましてね。使われる戦術核は一発二発じゃない。敵の進出してくる面に数十から数百発を帯状に落とすという。しかも戦場はヨーロッパの中心部ですよ。さすがにこれを知ったときは戦慄しましたが、1989年ぐらいまではそういうことが起こりかねなかったのでした。(恐
当時のソ連の穀倉地帯とされたウクライナ(今もアレですなぁ。(汗)あたりで天候不良で小麦などの農産物の不作とかがあると、行き詰まりつつあったソ連の経済状況では、ヨーロッパ方面への軍事力行使でそれを解決という方策がとられないとも限らないという状況だったとされております。

それをふまえて冷戦終了の混乱もまだ記憶に生々しかった1994年に始まった「ヨコハマ買い出し紀行」に世界大戦の影はある、というのがわたくしの説です。芦奈野先生がどれだけ軍事的な方面に興味をお持ちなのかはわかりませんが、「ヨコハマ買い出し紀行」をはじめ他の作品に登場するエピソードやメカを見る限りではかなりの知識がおありの方のようですので、人類滅亡の原因として、それが主因かどうかは別としてフラフープ氏やふき氏の説よりも重きをおくというのがわたくしの考えです。

とりあえず、長くなり過ぎたので今日はここまで。w
写真は小説版「ヨコハマ買い出し紀行」16ページのイラストより。オメガくんとアルファさんの図。
もしわたくしが「ヨコハマ買い出し紀行」小説版を書いたら・・・前にもちょっとネタにしましたけど、ハママツの悪い奴(でも実は人類を救うために一生懸命。)に拉致されたアルファさんをタカヒロとココネとマルコとナイが救出に行くような話になるでしょう。w
by namatee_namatee | 2014-09-23 19:02 | book | Comments(18)
Commented by フラフープ at 2014-09-23 20:09 x
お疲れさまでした。そう言えば、マッキやサエッタも軍事関連のネーミングでしたね。w
まあ、お互い言いたいことはいろいろとありましょうが、世界観を披露しあうという今回の趣旨に賛同し、自分なりに考えをまとめてみました。namateeさんはそう言いますが、個別の案件の細かさはこんなもんじゃないですよ?w
Commented by namatee_namatee at 2014-09-23 22:00
>フラフープさま
アルファさんの服装にも軍装の影響が見て取れますね。

いやまあ、今後研究が進んで行くと考えが変わって行くところが出てくると思うんです。その時に先にあまりにも細かく追究して考えを固めてしまうと、新しいなにかに出くわしたり発見したりしたときに見直す部分がすごく多くなってしまって、それが負担になって考察して見解を更新していくことに抵抗が生まれてしまったりはしないかと。そのようなスパイラルに陥って、硬直化してしまったファンの人を見なかったこともないものでして。(汗
Commented by フラフープ at 2014-09-23 22:58 x
矛盾や不都合が生じたら、何度でも考え直します。僕の望みは自説を貫くことではなく、真実を知ることです。もし硬直化していると感じたら、ご指摘ください。
ほんのたたき台のつもりが、思わず力の入った文章になって、少し心配させてしまいました。こちらの事情で、半軟禁状態に置かれていたもので、じっくり考える時間がありすぎたのが原因でしょう。w
Commented by namatee_namatee at 2014-09-24 08:42
>フラフープさま
半軟禁状態?
そんなときにこんなことを考えているとは。w

わたくしの突っ込みどころはとりあえず

1.都市部vs田舎の争いで人口が激減
2.ロボットの人の開発時期

この2点で参りましょうか。w

1については、これは誰も明確な根拠を示せるお話ではないので、そうは思わないというレベルでの反論しかできませんが、大量に人が死に人口が激減するような事態にまで状況が進むのは、シロウトが起こす殺し合いとか争いでは相当に長い時間がかかってしまうと考えます。これは本文に書いたこととかぶりますね。
そして都市部から地方へ人が移動して定住するのにも時間がかかります。その点から言ってもちょっと不自然かなと。
「夕凪の時代」の風俗からいって、現代の我々のそれとは大きくかけ離れていないと見てとれます。なので何百年も未来のお話ではない。そしてわたくしの推測では「お祭り」はせいぜい数十年前の話、穏やかな「夕凪の時代」になってからもさほど時間が経っていない印象(アルファさんやココネが武装しているのは「お祭り」の名残と芦奈野先生が言ってます。)ですので、ちょっと必要な時間という点で突っ込みどころかなと思う次第です。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-24 08:42
2について。
ロボットの人の開発時期ですが、子海石先生は最初の「大高潮」のときにロボットの人の基礎研究みたいなことをやってました。この点で「大高潮」がフラフープさんのいう「地震」の後に起きたとするなら、「外見と知能については、人間並みに仕上がっていた」というのは矛盾します。
ここら辺はどうお考えでしょうか?

ロボットの人は子海石先生が学生の頃には基礎研究の段階でまだ居なかったんです。その後、何らかの理由で子海石先生がロボットの基礎研究のメインストリームから離れていた時期があって、その頃にM1~M6までのロボットの人の原型のようなものが研究されていました。その根拠は子海石先生も初期のMシリーズについては詳しくないとココネに言っていることからです。いや実は知っているけど、ココネに配慮したのかもしれませんけど。Mシリーズの事実を知っていても知らなくても、M7の開発に関しては主要な位置を占めてなかったと感じます。

その何年後かはわかりませんが、ロボットの人として完成したM7A1のアルファ室長がやってきてそして去っていく。
この辺の出来事を時系列に矛盾がないか、ご確認いただいた方が良いかな、と思います。
Commented by フラフープ at 2014-09-25 05:15 x
1について
「お祭り」のあと、数世代に渡る森での生活が、人口を減らした・・と思いましたが、たしかに時間的に矛盾しますね。
2について
現実世界のロボット研究の進み具合を考えれば、子海石先生の学生時代に「ロボット」の研究はかなり完成しており、彼女が基礎研究をしていたのは、ロボットの人の自律性や社会性、いわゆる「人間らしさ」ではないでしょうか。その後、実在の記憶や人格を流用することにより、ロボットの人研究は完成を見た、という意見でした。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-25 07:32
>フラフープさま
2について
ロボットについてのM1~M6という研究成果、これらのうちはっきりと正体が判明しているのはA2のアナログレコードのみですが、つまりこれらは子海石先生がザウスに向かって「鶚」で突撃していたころにはすでにあった、ということですか?

第28話「縁」の最後の子海石先生の独白
「その後全く別の視点からアルファタイプが生まれることになる」
これとの整合性をどうとるのか、見解をお聞きしたいところです。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-25 07:32
実在の人格との関連については、まだわたくしの検討が進んでいないんですけど、どうでしょう、アルファさん(A7M2)、あの人に原型になる人格があったと感じられますかね。
わたくしは感じられないんですよね。ロボットの開発においては、機能的に自意識とか人格とか、そういったものを備えることに苦労したのではなく、ロボットそのものが自ら学んで獲得することができるような資質を備えるすることに苦労していたんじゃないかというのがわたくしの推論です。
その資質を備えることができた上で、量産型のA7M3は生産効率のupのために1個体ずつのチューニングではなく、基礎的な部分(これはオリジナルがある可能性は認めますが、だからといって1対1とは思いません。PCのOSみたいなものだと思います。)から先の教育を研修所で行うようになったと考えます。

いやまあロマンティックな話は考え付きますけど。w
初瀬野先生の亡くなってしまった娘の記憶の断片と人格がアルファさんに移植されているとか。でも、あのお話はもっとドライなんですよ。そんなありきたりな温い話じゃない、というのがわたくしの受け取り方ですね。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-25 19:04
あ、いけね。M1〜M6じゃなくてA1〜A6ですね。訂正します。
Commented by フラフープ at 2014-09-29 06:01 x
間が空いてしまってすみません。軟禁は解けてたんですけどね。w

>「別の視点」について
アルファタイプ」とは「子海石アルファ以降」を指すわけではないんでしたっけ?自分としては、子海石先生の学生時代には、namateeさんが言うところの「自ら学んで獲得することができるような資質」以外は完成していた、と考えました。この場合「アルファタイプとは何を指すのか」がカギですね。明確な記述がなかったかどうか、読み込んでみたいです。

>オリジナルについて
そうか、「人間らしいOS」とでも言えば良かったですね。僕がオリジナルがあると思ったのは、namateeさんも許容している、それです。根拠は先述の二つです。コピー元と先が一対一とは限りませんが、リスク分散のためにも、オリジナルは複数いたと思います。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-29 07:32
>フラフープさま
アルファタイプは特にA7M1のアルファ室長以降を指すという描写はないですね。
ただA1〜A5のコード?みたいなネーミングはアルファタイプを指すというのは画集の芦奈野先生のインタビューにあった(A1は視覚に対応とか)と思うんですが、ウチでは今のところその画集が見つかりません。w
Wikipediaにはその旨の記述がありますね。
作中には明示されていないので、微妙なところですが作者が語っているのでは仕方ないと言ったところでしょうか。

>オリジナルについて
前述のA1〜A6とも関連するんですが、A1〜A5が人間の五感に関連する研究だとすると、フラフープさんの言う「人間らしいOS」の開発こそがA1〜A5、そしてA6の研究なんじゃないかと思います。なので個体とでもいうのか、誰か特定の個人の個性を持った人格をオリジナルとするというよりは、人間の五感を記録するというテクノロジーを開発し、実際に記録するためのデータの発生源(別系統ですけど子海石先生の実験のような)としてのオリジナル(複数、というかかなりの数。)はあったのかな、ぐらいの認識ですね。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-29 07:32
なのでわたくしの見解としては、アルファさんをはじめとするA7の人たちのもつ個性や人格は彼女彼らのオリジナルと言って良いというところです。もう元ネタはわからなくなっているって感じですね。
Commented by フラフープ at 2014-09-29 21:49 x
さて、この先どうしたものか。w
また、次回のエントリーで闘り合いますか。w
Commented by namatee_namatee at 2014-09-30 08:09
>フラフープさま
本題のアヤセの謎はどうします?w
Commented by フラフープ at 2014-09-30 19:57 x
では。w
研究機関云々は、自分としても少し違うかと考え始めているので、放浪の目的については保留します。これは確認ですが「決定力不足」38・39より、アヤセのマッキへの思いについての認識は、namateeさんはふきさんと同じということで構いませんよね?
Commented by namatee_namatee at 2014-09-30 21:17
>フラフープさま
そうですね、わたくしはふきさんに同意見ということで。マッキの才能と嫁が欲しかったって奴ですね。w
近いうちにアヤセとマッキのふれ合いを時系列に調べてみようかな。
Commented by フラフープ at 2014-10-01 20:06 x
才能を伸ばしたくなった、の部分は全面的に肯定します。ただ、異性としての好意については、どうでしょうか。数年一緒に旅をしていれば、そうなるだろうという予感はありますが、現時点でそれを感じさせる表現はなさそうです。最後にミサゴを引き合いに出したのは、もう会えない予感という意味ではないと思うんですね。ミサゴと最後に会ったとき、最後という予感はなかったでしょうから。変わらないミサゴに対して、変わって(大人になって)しまう自分。変わらない自分に対して、変わって(自分の道を進んで)しまうマッキ。二つのシチュエーションが似ていることを無意識に感じて、無常感に襲われている、ということではないでしょうか。才能があるのがタカヒロだとしても、このシーンは大きく変わらないと思います。ただし、同じ会話が数年後に交わされているか、一緒に旅をして数年経っていれば、お二人の意見に全面的に賛成です。
だって13歳よ?wアヤセの年齢は分からんけども。
Commented by namatee_namatee at 2014-10-01 22:07
>フラフープさま
才能に惚れたのが主だとは思います。
でも、才能のある女性に惚れることだってありますからね。これは2つにわけることじゃなくて、同時に起きうることではないでしょうか。

ミサゴを引き合いに出したのはそんなに難しいことじゃなくて単純にフラれたと思ったからじゃないですかね。アヤセはミサゴを女としてとらえているようですし。あれ以来、二度と会えなかったミサゴと同じように、もしかしてこれが最後かも、と思っただけのような気がします。

13歳といってもあと3年すれば現代でも結婚は出来ますし。w
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