決定力不足

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さて本日は月に一度の平日お休みの日。特に予定もないので先日ブレーキパッドを交換したVespa LX125ieの試運転を兼ねて、とある場所を訪れることにする。

解けない謎。
その場所とは写真の「ヨコハマ買い出し紀行」新装版第4巻第40話「月夜見(つくよみ)」に出てくる「元桟橋」というところです。おおよその場所は見当がついたんですよ。こちらに書いてある通り、かすみがうら市の牛渡のあたりの霞ヶ浦湖畔。南岸から南の沖合を眺めると景観としては似ています。ところが湖と道路を隔てる堤防みたいなものがないんですよ。この付近にはこういう構造物はありません。港の突堤に似ているんですが、あれは手前側も水面があるはず。

というわけで、この付近をグルグルと走り回って作中の堤防に似たようなものを探します。「夕凪の時代」には水面が上昇しているということですから、当然ながら霞ヶ浦の湖岸線も現在のものよりも陸側にずれているはず。なので湖岸沿いの道路ではなく、ちょっと内陸よりの道沿いをチェック。
そしてそういう道は昔バスが走っていた可能性もあるんですよ。バス会社に電話で昔の路線を教えてくれと聞いてみたことがあるんですが、残念ながら回答はいただけませんでした。なので確証はないんですが、湖畔から少し入った道路は集落の中を縫うように通っておりまして、かつてバスが交通手段として重要な役割を果たしていた時代にはいかにも路線になりそうな雰囲気があります。これはわたくしの勘ですけどね。あ、現地の人に聞けば良かったか。

ちなみに「霞ヶ浦バス」というものは存在しません。「霞ヶ浦広域バス」というのはありますが、これは比較的最近できたもののようで、このお話が描かれたころにはなかったと思われます。路線もずっと内陸のR354の方です。なので、バス停やバスの路線については架空のものと考えております。>わたくし

まず見つけたのはこちら。↓
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道路から一段低くなった公園の土留め状のもの。良い感じですが、上面と道路が同じ高さです。その点が「ヨコハマ買い出し紀行」のものとは決定的に違いますね。形状もちょっと違います。
あと写真の通りに背後に山が迫っていて、「ヨコハマ買い出し紀行」の描写のように開けていない。これは残念ながら違いますね。

次はこういうの。↓
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霞ヶ浦に流れ込む川の堤防みたいなもの。形状は絵に最も近いんですが、湖に沿ってないです。流れ込む川の両脇にあるものですから、湖に対して直角になるんですね。残念。

次はこちら。↓
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廃業した旅館と道路の境にあるもの。これ、写真の右側が湖側になるんですが、そっちが水没してしまったと考えると似ていないこともない。ちょっと規模が小さいような気がしますけど、なんか電灯のポールみたいなのも立っていますし。ただ背後(左側)に問題がありまして。蓮根の田んぼなんですよ。右側の地面よりさらに低くなっています。当然ながら水没してしまうので、絵のように開けたスペースにはなりません。惜しい。

作中の堤防みたいなものは海の港へいけば沢山あります。でも霞ヶ浦湖畔の港には存在しないんです。芦奈野先生は小さい二輪車が好きだそうで、おそらくツアラーだと思うんですが、かつてここら辺を走ったことがあるんじゃないかと思います。そして同時に海沿いの港の景色もみたのではないか。それらを一緒に合成してこのシーンになったと推測します。全くの推測ですけど。
・・・ただ、こういう堤防は確かに霞ヶ浦か北浦のどこかでみたような気もするんですよね。この場所の近辺にはないけれども、他の場所にはあるのかもしれません。もう少し探してみようと思います。

アヤセの使っているストーブ(左上のコマの)、これはかなり大型のアルコールストーブですね。アルコールストーブはわたくしも使っていましたが、問題は燃料の入手方法でして。ホームセンターでコーヒーメーカーのサイフォン用のアルコール燃料を売ってますが、そうどこでも手に入るものではないんです。静かで穏やかなストーブですけど意外に燃料の消費が多いので、アヤセのように長期間出かけていると燃料が足りなくなることがあるかもしれません。その点を考えるとこの時代はアルコール燃料が手に入りやすいのかな。アルコール度数の高い焼酎とか使っているのかも。w
ちなみに現代のキャンプツーリングで最も燃料の調達が楽なのはカセットコンロのガスを使うストーブでしょう。風情がありませんが、つきつめるとアレが一番使いやすいです。とか言いながら液燃(ホワイトガソリン)のSVEA123Rを愛用してますけどね。>わたくし

LX125ieのブレーキパッドは良い感じでした。当然ながら最初は全然効きませんでしたが、しばらく走っているうちにすぐにまともになってきて、今は軽く握るだけで十分な制動力。これなら前ブレーキだけで停まれます。エンジンも快調。

といった感じで現地系の方々の真似事をしてみたというネタでございます。
by namatee_namatee | 2014-09-02 22:07 | diary? | Comments(50)
Commented by フラフープ at 2014-09-03 00:10 x
なるほど、そうやって場所を特定させていくんですね。やはり、精進湖には来ていただきたかった。
僕は何か勘違いしてますかね?海水面が上がっても、湖の形には影響ないのでは?
Commented by namatee_namatee at 2014-09-03 12:47
>フラフープさま
いやいや、これはどちらかというと邪道です。w
こういう力技ではダメですね。地形図とか見たり路線図などの資料を使って理詰めでいくのが、見つけた時の快感にもつながるようなのです。>現地探索

山奥のダム湖ならいざしらず、比較的海に近い霞ヶ浦は海面上昇の影響が大きいんですよ。夕凪の時代は12-13mも水面が上昇しているとのことですから、霞ヶ浦の湖岸線も今とはずいぶん違う形になっているはずです。
こちらをご覧ください。↓
http://flood.firetree.net/?ll=36.0258,140.4183&zoom=10&m=13
Commented by フラフープ at 2014-09-03 23:15 x
あ、そうか。低い土地にある湖は、簡単に海と繋がっちゃうから、それで形が変わっちゃうんですね。勉強になりました。ていうか、それもう「湖岸線」じゃなくて「海岸線」w
・・そのコマのその風景が、実在するとは限らないのが、辛いですよね。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-04 07:56
>フラフープさま
印旛沼のあたりとか大変なことになっておりますね。>海面上昇13mの世界
土地が減って耕作可能な畑や田んぼがなくなってしまい、農業生産力の低下、主要な道路や鉄道路線の寸断など大変なダメージ。こりゃ生きていく気力なくしてロボットの人に後世を託しちゃうのも無理はないという感じ。

ふきさんのページをみるとその苦労がしのばれます。>現地探索
でも見つけた時の歓びは苦労した分大きいといいいますから。
Commented by フラフープ at 2014-09-04 12:53 x
定年後は、アヤセのように生きたい。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-04 22:40
>フラフープさま
アヤセは働きながら旅しているようですよ。
わたくしはリタイヤしたらカフェアルファのレプリカを作ってみたいたいたい・・・
Commented by フラフープ at 2014-09-04 23:37 x
そこはもう、今からコツコツと。とりあえず、設計図でも描き始めては?>レプリカ
アヤセって、最期はどんななんでしょうか。結婚とかなさそうだし、行き倒れて無縁仏か。そういう人、多そうですよね。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-05 09:13
>フラフープさま
平面の図面はありますね。あれをもとに設計してもらおうか。いくらかかるかなー。(汗
喫茶店として開業してもろくにお客さんは来ないでしょうから、その点からもカフェアルファのレプリカということで。w

初瀬野先生と同じような末路だったんじゃないでしょうか。>アヤセ
たぶん人知れず・・・あ、カマスに看取られながら野垂れ死。(汗
Commented by フラフープ at 2014-09-05 21:14 x
ミニチュアで再現。>カフェアルファ
友達はいるみたいですけど、接点少なめですしね。多分、ミサゴに出会ったあの場所で、座ったまま目を閉じて・・と、切ない想像をしてみた。>アヤセ
Commented by namatee_namatee at 2014-09-05 21:25
>フラフープさま
ミニチュアは誰かやった人が居たような。
リアルサイズでやりたいんですよ。候補地は選定済みですが先立つものがありません。(汗
海が見える崖の上にカフェアルファのレプリカを建てて、オリエント工業あたりに特注したアルファさんを(ry

>アヤセ
小網代の入り江ならふさわしい死に場所ですな。アルファさんが見つけてお墓を作ってくれるかもしれません。
Commented by フラフープ at 2014-09-05 22:54 x
それはありそうですね。>アヤセの墓
サエッタのお墓の前で手を合わせるアルファさんとか、想像すると言葉になりません。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-06 09:39
>フラフープさま
人間が居なくなった後のあの世界はロボットの楽園なわけですが、あのまま行くといつまでも同じままなわけでして、それはそれで切ない。A7M1やM2のスペシャルなアルファさんがなにか停滞を打開するキッカケになってくれればなどと妄想します。
Commented by ふき at 2014-09-07 14:25 x
お久しぶりです、なまさん。 「夕凪を見て歩く」の管理人、ふきです。


> 芦奈野先生は小さい二輪車が好きだそうで ~
> かつてここら辺を走ったことがあるんじゃないかと思います ~
> それらを一緒に合成してこのシーンになったと推測します


★まさに おっしゃられる通りだと思います。

夕凪時代の世界は、「現在より 12メートル 海面が上昇する」として描かれているそうですが、だとすれば、現在の霞ヶ浦の水辺が、そのまま残ることは絶対にありえません。
(なまさんがコメント欄で、資料として紹介されているサイトのシミュレート結果が、まさにそれです。)

★漫画の中で描かれている堤防は、明らかに「水辺」に対して造られたもののようですから、当然、現在は存在せず…

増してや岸から伸びていた、「現代の桟橋」など、夕凪時代には間違いなく水没し、海藻などの苗床と化していることでしょう…(苦笑)

★この「未来の霞ヶ浦」の風景は、作者 芦奈野ひとし先生による、『ご自身の思い出の中で、最も読者に伝えたかった部分』 を合成したものだと、僕も現時点では考えております。

その風景の「基板」が、「牛渡」近辺なのではないでしょうか。(^^
Commented by namatee_namatee at 2014-09-07 23:02
>ふきさま
お世話になっております。
湖岸線が今より内陸側に入り込むとすると、実はわたくしがかつてはバス路線じゃなかったのかと推測している道路が湖岸スレスレにはなるんです。その点からは「月夜見」のバス停は整合性がとれます。

堤防についてはおっしゃる通りですね。内水面の霞ヶ浦では大波が立つことはないので、あのような高い堤防は港の突堤以外には無さそうです。
なのでそのものは存在しないのでしょう。だがしかし、それでは負けを認めたことになります。w
実際は合成された風景でも、もうちょっともとネタに近いものを見つけたいと思っております。幸いにして地元ですので、力技でしらみつぶしに走り回るとどこかでぶつかるかも知れません。w

桟橋については、あれは鯉の養殖用の生け簀で、単管パイプを打ち込んであるもので、比較的簡単な構築物なんです。何年か経つと別なところに移動する可能性もあります。水没したらまた作る的な。
なので「元桟橋」という地名?の桟橋は別なモノを指している可能性があるのではないかと思っています。これももう少し探索していきたいところです。

といった点を追究して結論がでましたら、また報告いたします。orz
Commented by フラフープ at 2014-09-07 23:08 x
うはぁ~。雲の上の会話ですね。へきるさんの延長で最近ファンになった僕程度では、とても参加できません。僕は僕のペースで、じっくり精進したいと思います。・・誰にともなく、独り言。あしからず。
Commented by ふき at 2014-09-07 23:45 x
■ なまさん

> 実はわたくしがかつてはバス路線じゃなかったのかと推測している道路が湖岸スレスレにはなるんです

「県道118号」ですよね?(^^

僕も、面白いほど「海面が12メートル上昇した場合のライン」と重なるので、ちょっと驚きました。


> だがしかし、それでは負けを認めたことになります。w
> もうちょっともとネタに近いものを見つけたいと思っております。

「素材」がどこかに存在する可能性は高いですよね。

続報、楽しみに待っております。(^^


> 桟橋については、あれは鯉の養殖用の生け簀で ~
> 何年か経つと別なところに移動する可能性もあります。

当初 僕は、あれは「水面に浮いている」のではないか思っていたのですが(それだと、海面は上昇しても、水没せずに将来も引き続き使用できる)…

上に小屋が乗っていることからも、やはりシッカリと水底に固定されているのでしょうね。

そう考えると、海面上昇が続く夕凪時代のこと…
あの漫画内の桟橋も、長くはもたないということかも?

変わり続けるだけ風景は、切なさしか生みませんね。
Commented by ふき at 2014-09-08 07:59 x
(訂正)

あ! ごめんなさい(汗)
僕の書き込みの最後の一文、ちょっと誤字がありました。

「変わり続けるだけ「の」風景は、切なさ しか生みませんね。」 に訂正いたします。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-08 10:50
>フラフープさま
これはわたくしの地元の話だからなんとかなっているわけでして。(汗
三浦半島の本物?になると、調べていただいた方々の情報を追いかけて確認して頷くぐらいしかできないんですよ。(汗
Commented by namatee_namatee at 2014-09-08 11:04
>ふきさま
そうですそれです。>県道118号線
2枚目の写真のコンクリート擁壁の右側がその道路なんですが、あのMAPと照らし合わせてみると、まさに波打ち際になりますよね。

先ほど、出島村(現かすみがうら市)出身の人に確認しましたら、県道118号線は確かにバスが走っていたそうです。霞ヶ浦大橋よりの田伏といところに車庫があって、そこから土浦へ行くバス路線があったとのことです。
こういった情景もこのシーンの下敷きなんでしょう。

鯉の生簀はパイプを打ち込んで固定しているだけなので、しっかりと固定されているかというとそうでもないような・・・基礎があるとかではないです。
桟橋というよりは生簀という別な構築物で、「元桟橋」の桟橋は別なものを指しているような気がします。なにかもっと特徴的な「桟橋」が他にあるのではないかと思っております。
Commented by フラフープ at 2014-09-09 23:15 x
最近、ふきさんのサイトをよく見てます。この方はスゴいですね!ヨコハマへの愛に溢れています!それが足りていない人には、少し厳しいことも言われるようですが。質問がないでもないですが、まずは人事を尽くしてみます。w
Commented by namatee_namatee at 2014-09-10 08:47
>フラフープさま
「ヨコハマ買い出し紀行」関連で今でも活動している数少ないサイトですね。わたくしの「ヨコハマ買い出し紀行観」に多大な影響があります。
あの理詰めの追及と執念には本当に頭が下がります。わたくしは現地関連にさほど興味がなかったんですが、それでも多少は調べてみようかぐらいの気持ちにはなっちゃいました。
Commented by ふき at 2014-09-10 18:49 x
■ フラフープさん(1/2)

> この方はスゴいですね!ヨコハマへの愛に溢れています!
> それが足りていない人には、少し厳しいことも言われるようですが。

ありがとうございます。(^^

僕は決して、「ヨコハマ愛が足りない人に厳しい」わけでは
ないつもりでいるのですが(苦笑)、
多分、最近の僕の「Jさんの考察に対する反論」を読まれて、
そのようにお感じになられたのではないかと思います。

作品への愛の度合いは人それぞれで良いと僕は思っているのですが、
Jさんという人は、「自分の出した考察を否定・疑問視するファンを敵視」
するところがあって…

それで僕も、過去に何度かイヤな思いをさせられて、
あのような書き方になってしまっている所があるのです。

(ただ、サイトを訪れた方は、事の経緯はどうでもよく、
 「考察の内容」だけを見に来られているわけですから、
 そうしたアレコレはバッサリ切るようにしております (^^ )
Commented by ふき at 2014-09-10 18:50 x
■ フラフープさん(2/2)

> 質問がないでもないですが、まずは人事を尽くしてみます。w

僕自身も、「ヨコハマ」で解き明かせていない謎が、
まだまだ山ほど残っています。

いっしょに考えるキッカケになるかもしれませんので、
お気が向かれましたら、気軽に質問にいらっしゃってくださいね。(^^
Commented by ふき at 2014-09-10 19:01 x
■ なまさん

> あの理詰めの追及と執念には本当に頭が下がります。

いつも、ありがとうございます。

僕は、もちろん「ヨコハマ」が大好きですが、
同時に旅好きでパズル好きでもあるため、

自分の旅の経験から、
こんがらがったヨコハマのナゾが少しずつほぐれていく感じが
楽しくて楽しくて仕方ないところがあるのです。


★ちなみに、すでにご覧になられたかもしれませんが、
件の紹介ページにおいて、
なまさん の考察を追記させていただきました。

(『元桟橋』、ページ最下段になります)


自分では正しいと信じ込んでいるものにも、
意外と「穴」があるものですね…

反省&自戒です(苦笑)
Commented by namatee_namatee at 2014-09-10 19:34
>ふきさま
わたくしの中には、ふきさんの真似はとても出来ないという落胆とすでに主な現地ポイントは網羅されていて、自分でなんとかしなくても良いという安堵のせめぎ合いがありります。w

サイトの方は見させていただきました。あのような形でわたくしの意見がふきさんのサイトに掲載されるなんて、とても光栄です。ありがとうございました。

桟橋の件ですが、ふきさんの掲示板を見ていてひらめきました。w
牛渡にかつての霞ヶ浦航路の船の停留所というか経由する港があったようです。おそらくそれが元桟橋の元ネタかと。近いうちにちょっと文献とか地元の人にインタビューしてきます。

わたくしがふきさんと渡り合えるのは「元桟橋」ネタのみですから。w
Commented by ふき at 2014-09-11 00:34 x
■ なまさん

> 牛渡にかつての霞ヶ浦航路の船の停留所というか経由する港があったようです。
> 近いうちにちょっと文献とか地元の人にインタビューしてきます。

楽しみに待っております。

なにか進展があると良いですね。(^^


> わたくしがふきさんと渡り合えるのは「元桟橋」ネタのみですから。w

いえいえ。 そんなことはありませんよ?(^^

そもそも、僕がこちらのブログを知ったのは、
『刑部岬』 の訪問記がキッカケでした。

(なまさんご自身は、すでにその頃から、
 僕のサイトの掲示板にお越しいただいておりましたが、
 僕はこちらのブログが なまさん のものだとは知らなかったのです)


茨城の南部以外や、千葉西部以外は、
都内から距離があるため、
どうしても僕などは、
そちらの方面の知識が薄いものになってしまいます。

そういうとき、茨城や千葉に詳しい、
地元のヨコハマファンの方々のレポートは、
本当に勉強になるのです。(^^

これからも、よろしくお願いをいたします。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-11 10:52
>ふきさま
現在、国土地理院の航空写真と格闘中です。w

刑部岬はわたくしの心のふるさとでもある銚子の近くでして、「海の道」に登場する崖に似た地形とか、消滅してしまった「通蓮洞」とか、間接的になんですが、芦奈野先生のインスピレーションに関係がありそうと感じさせるものがあります。その割に場所は特定されているので行きやすかったんですね。

ふきさんの掲示板ではへんな名前でもうしわけありません。w
なにかわかり次第、ここでネタにするか、ふきさんの掲示板で報告しますので、よろしくお願いいたします。
Commented by フラフープ at 2014-09-11 12:27 x
いつか行った灯台のある場所は、なんて名前でしたっけ?あのときは、今以上に千葉の地理とヨコハマの知識が身に付いていなくて、自分が何を見ているのかよく分かっていませんでした。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-11 13:09
>フラフープさま
そこが飯岡灯台(=刑部岬)ですよ。
そもそもの始まりのネタがこちら。↓
http://namatee.exblog.jp/18540611/

当時わたくしは勝手にふきさんの掲示板に書き込みしてましたが、わたくしが素性を明かすまでふきさんがこちらのブログをご存じで、わたくしが主だという事がわからなかったというエピソードです。
Commented by フラフープ at 2014-09-12 18:04 x
ああ、あそこが。あそこなら、海面が上がっても健在ですよね。話題に出たイオンも、あそこのことか。w
Commented by namatee_namatee at 2014-09-12 19:39
>フラフープさま
刑部岬ははっきりと場所が特定できてますが、基本的に三浦半島に集中している縁の場所に比べるとアクセスし辛いんですよね。
その点からあそこを訪れることが出来たのはラッキーなのかもしれません。

>イオン
何かの話題にしましたっけ?
Commented by フラフープ at 2014-09-12 20:32 x
「そもそもの始まりのネタ」の中で、チラッと。イオン、銚子と聞いて、単に連想しただけで、違う場所かもですけど。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-12 21:10
>フラフープさま
あ、本当ですね。忘れてました。あのイオンは銚子ドーバーラインを走っていくと海に面した崖っぷちに忽然と現れるのでちょっとビックリしたんですね。昔、銚子に住んでいた頃のあのあたりは牧草地とかの草っ原だった記憶でしたし。
Commented by フラフープ at 2014-09-13 18:34 x
賑やかになる分には、寂しさと驚きが混ざってますよね。でもアヤセにとっては、来るたびに荒れていく景色は、どんなものだったんでしょうね。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-13 22:11
>フラフープさま
侘び寂びの極致ですからね。>ヨコハマ買い出し紀行
架空の世界だし登場するキャラクターもロボットの人とかありえない設定なんですが、風情は現実世界よりもあるという。実に希有な作品です。

アヤセの仕事ってよくわかりませんなぁ。カマスで魚穫っても食っていけないといってるし、アルバイトで農業の手伝いとかしているし、一体なにが目的で放浪しているのかも不明ですし。他のさまざまな謎に匹敵する謎かもしれません。>アヤセの正体
Commented by フラフープ at 2014-09-14 12:16 x
いつかふきさんに質問したい項目の一つです。でも、体系だった仮説が立てられなくて>アヤセの正体
namateeさんは、以下の説をどう思いますか?
食料事情を改善すべく、公的機関の研究の一環として、各地の生産状況もしくは可能性について、実地調査の「仕事」をしている。その合間に、初瀬野先生から聞いた、ロボットの人開発途上で発生した副産物について「趣味」で調べて、ときどき「個人的イベント」を挟んでいる。複数の目的で動いているため、第三者からは意味不明。これなら、マッキを誘った理由は不明ですが、全体として大きな矛盾はないかと。ただし、証拠もない。orz
お手柔らかに。w
Commented by ふき at 2014-09-14 20:04 x
■ フラフープさん(1/2)

たまたまですが、コメントを拝見してしまいました(笑)
なまさんより先に返信コメントをする無礼をお許しください。


> アヤセの正体

僕はアヤセは、
「カマス使い」という伝統芸能(?)を学んでいる、
「初瀬野先生のお弟子さん」ではないかと思っています。
(もちろん、正式な職務ではなく、「熱心なファン」といった形の…)


伝統芸能は、社会に対するニーズの獲得が難しいため、
アヤセもアルバイトを兼ねながらでないと、
日々の生活ができないのでしょう。
(生活が苦しい夕凪時代では、なおのことだと思います)


ただ、そういう身だからこそ、

ある程度 カマス に振り回されつつも、
自分のペースで日本中を回る時間的余裕も
作れている面が、あったのではないでしょうか?

(続く)
Commented by ふき at 2014-09-14 20:04 x
■ フラフープさん(2/2)

> マッキを誘った理由は不明ですが


アヤセとしては、2つの理由があったのだと思います。

1つは、ご存知の通り、
『マッキの才能に惚れた』 という点…


そしてもう1つは、放浪を続けている彼の中に、
『安定した家庭への欲求』 が生まれたのではないでしょうか?

つまり、将来的にはマッキと所帯を持つという、
自分の未来への、淡い期待です。



2人は結果的に、別の道を歩むことになりますが、
その最後のコマの一言が、なんとも切ないです。

『昔のことを思い出した
 ミサゴに最後に会ったときの気分だ』


マッキは 「次 いつ来んの?」 と尋ねてはいますが、

アヤセには、
道が違ってしまった以上、この娘が会いに来てくれるのは
これが最後だという予感が、なんとなくあったのでしょうね。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-14 21:52
>フラフープさま
ふきさんからレスがついていてほとんど同感なので、わたくしの意見は簡単に。w

あの世界は行政の力が極端に弱いと思うんですよ。系統立ててというか組織だった、なにかをするような気力はすでに人類から失われてしまっていると思います。なので、アヤセがなにかを調査して報告し、その結果が何かに反映されて、というような社会的な意義?現状を改善するようなことは無いというのがわたくしの考えです。
人々はてんでバラバラにその日その日を生きているだけ、と。

わたくしが引っかかるのはアヤセは初瀬野先生とアルファさんの関係を知っていたのかどうか。最初に北の大崩れで出会う時は知らない。
たぶん、どこかのタイミングで知ることになるはずなんですが、そのときにアヤセとアルファさんがどんな会話をするのか、これがすごく興味があります。
Commented by フラフープ at 2014-09-16 22:56 x
丁寧な説明、ありがとうございます。その説明に対する意見です。以下は、ふきさんとnamateeさんが同じ意見を持っている、という前提でお話しします。
賛成点①カマスの存在に初瀬野先生が関与
特に誰からも説明はありませんが、カマスは何かしらのテクノロジーの産物なんですよね?
賛成点②マッキを誘った理由
なるほど、研究より伝統芸能の方が、才能ある後輩を育てたくなるものかも知れません。
疑問点①何故アルファさんにやらせないのか
生産性の低い活動を、継続的に行うなら、ロボットの人以上の適任はいないのではないでしょうか。アヤセに会ったときのアルファさんの様子では、初瀬野先生はカマス使いの芸を一度も見せていないようです。
疑問点②アヤセのひげ
長さが変わったり無くなったりしているので、手入れはしているようです。問題は「いつ」剃るのか。アルファさんに会いに行く時でさえ、彼は剃っていません。そんな彼が剃るからには、アルファさん以上に重要な人物に会うのでは・・?僕はそれを報告の相手と考えました。もっとも、namateeさんも言われるとおり、研究機関云々は少し現実味に乏しいかもですね。続く
Commented by ふき at 2014-09-17 09:18 x
■ フラフープさん(1/2)

コメントの最後に「続く」とありますので、
さらにお話の続きがあるのかもしれませんが、
今回のコメントを拝見したかぎりで思いついたことを、
先に、以下で回答させていただきますね。(^^


> カマスは何かしらのテクノロジーの産物なんですよね?

そう思います。(^^
巨大植物などと同じような、
既存の生物になんらかの機能を付加した新生物なのでしょうね。

> 何故アルファさんにやらせないのか

これは、自分が先輩・上司になってみるとよく分かるのですが、
人って、「素質のある者に、自分の技術を伝えたい」
と思うところがあると思うのです。

マッキは、アヤセが何年もかけてようやく習得したと思われる
「カマス使い」の基礎を、ほとんど初見でやれるほどの
「才能」を彼に見せました。

そこに惚れたからこそ、
マッキをその道に誘おうとしたのではないでしょうか?(^^
Commented by ふき at 2014-09-17 09:19 x
■ フラフープさん(2/2)

> アヤセのひげ

これは、前から僕も疑問に思っておりました。

こうした謎は、
「各キャラクタの変遷を、時系列に並べてみる」ことで
解けるようにも思っているのですが、
今ちょっと忙しいので、もう少し先のことになりそうです(汗)

(たとえば、マッキとアヤセの出会った話だけを並べれば、
 二人の心情の変化などが、よりよく分かったりもすると思うのです)
Commented by フラフープ at 2014-09-17 12:49 x
>ふきさん
屁理屈にお付き合いくださり、ありがとうございます。w疑問点③については、別のコメントで。ひとまず、疑問点①について補足です。(昼休み中にw)
伝統芸能であれば、アヤセがアルファさんではなくマッキを誘った理由については了解です。ただ、そもそも「初瀬野先生が」アルファさんに、見せてすらいないのが、不思議なのです。
>namateeさん
blog主を差し置いて議論してしまい、申し訳ないです。しかし、作品について議論するというのは、楽しいものですね。w
Commented by namatee_namatee at 2014-09-17 12:53
レベル高い。(汗
わたくしとふきさんはかなりの水準まで共通の意見を持っていると思いますが、それでも「夕凪の時代」の全体的な世界観とでもいうか、俯瞰した世の中については、案外全然違うのかもしれません。
そこまで突っ込んだお話をしたことがありませんし。
細部については納得して共鳴する部分が多いのは確かです。>ふきさん

というわけで、各自の全体的な「夕凪の時代」のあの世界と社会を描いてみたらどうでしょう。といって、この提案でふきさんのお手を煩わすのは申し訳ない気もするので、とりあえずはわたくしとフラフープさんの思い描く「夕凪の世界」を提示して、そこから個別の案件に進んではいかかでしょう。

本日のネタはこれにしよっと。w
Commented by ふき at 2014-09-18 03:31 x
■ フラフープさん

> 屁理屈にお付き合いくださり、ありがとうございます。w

いえいえ、こういう会話は、僕も大歓迎です(^^

> ただ、そもそも「初瀬野先生が」アルファさんに、
> 見せてすらいないのが、不思議なのです。

あ。 これはもしかして、
「初瀬野先生もカマス使いだった」という意味でしょうか?

僕は単純に、作中のカマス使いは「アヤセだけ」だと思っていたので、
あのようにお返事いたしました。

(いろいろと疑問などありましたら、よろしければまたいつか、
 うちのサイトの掲示板などにもお越しくださいね(^^)
Commented by ふき at 2014-09-18 03:34 x
■ なまさん

さすがにちょっと話が長くなってきてしまったので、
僕のほうからの返信はこのあたりにしようと思います。

コメント欄を使用させていただき、
本当にありがとうございました。<(_ _)>


なまさんも またぜひ、遠慮なく遊びに来てくださいね。

ヨコハマの謎のお話は、いつでも大歓迎です(^^
Commented by フラフープ at 2014-09-18 07:51 x
疑問点③マッキへの対応
13才というのが、どうも。それに、たとえ自覚のない「淡い思い」だとしても、異性として見るなら、やはり無意識に身だしなみを整えてしまうと思うんです。このあたりは、古今東西老若男女に共通かと。
疑問点④行政の力
ロボットの人開発やターポン打ち上げに成功した人類が、数年で無政府状態になるものでしょうか。もちろん国力は劇的に落ち込んだでしょうが、水面下での活動は(結果無駄にせよ)続いていると思うので、その方向で何か探してみたいと思います。
Commented by フラフープ at 2014-09-18 07:56 x
文章の作成中に寝てしまい、45・46のふきさんのコメントを今読みました。場所をわきまえずに、長文を打ち込んでしまい、失礼しました。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-18 10:31
>ふきさま
レスが前後してしまいました。(汗
こちらこそ、研究の第一人者のふきさんに書き込みをいただき光栄です。
掲示板の方にもお邪魔させていただきますので、その折にはよろしくお願いいたします。
Commented by namatee_namatee at 2014-09-18 10:37
>フラフープさま
>疑問点の3
マッキへの対応について、身だしなみはあの時代は相当にワイルドだと思います。特に男性。わたくしのイメージだと西部劇の世界に近いですね。なので着の身着のままだし、その他の身だしなみもルーズ?

>疑問点の4
こちらについては昨日のエントリーがわたくしのある程度の回答になるかと思います。
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