モーニングチューン

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先ほどまで酔っぱらって嫁さんとアイドルとはなんぞや、みたいな議論をしてました。w

もちろん、椎名へきるがアイドルなのかどうかの話ですよ。わたくしのアイドルのイメージってのは、10代の若い時点でデビューして、歌を歌うけど他にTVやラジオの仕事もしたりする。そして歌は自分を表現するというより、アイドルとしてのキャラクターのイメージを歌う感じ、と。こうやって書いて見るとちょっと狭量で偏っているかなぁ。w

椎名さんはこの条件に当てはまるようなそうでないような微妙な立ち位置と感じます。最初の頃は確かにアイドルっぽいんですよ。昨日のネタの「椎名へきるクラシック」の1stグループの頃は。だがしかし、2ndグループの頃になると話が違ってまいります。曲作りにかなり深く関与していったらしいですし、バンドも自分から変えたりしてる。わたくしの狭量なアイドルの条件から外れてしまいます。

嫁さんの理屈は、アイドルってのは一般に流行った歌を歌った歌い手さんだそうで、実にシンプルな理屈。w
では、そういう視点から椎名さんを見てみるとどうなるのかというと、やっぱり微妙にアイドルのようなそうでないような人だそうです。すごくヒットした歌があるわけではないし、紅白とか有線なんとかとかレコードなんとかとか、そういう賞をとったり一般的に権威のある場に出ていないからですって。Mステやいいともに出たし、始球式もやったじゃんと反論してみましたが、その程度ではダメだって。w

2人で達した結論は「アイドルだったけどアイドルじゃない。」という、禅の公案みたいなことになりました。w
まあ、前述の2ndグループ以降はやっぱりアイドルではないですね。あの「アーティスト宣言」、あれはほぼガセネタで、本人はそういうことをそのような意図で言ったわけではないというのがわたくしの見解ですが、実際の身の振り方というか、行動はそれまでのアイドル路線から脱却していこうとしたのは間違いないでしょう。結果的に実際には無かった「アーティスト宣言」と同じことになって、それまでアイドルとしてみていたファンの方々からすると変節というか違うところへ行ってしまうように感じられたのかもしれません。

・・・とかなんとか、小難しく書いてますが実際は嫁さんもわたくしもお互いに酔っぱらってますからね。実に散漫な実の無い議論でございました。w

それはそれ、10日ぐらい前ですかね。通勤で車を運転していて、ふと後ろの車を見ましたらば、アンジェラアキみたいな綺麗なお姉さんが腕振り回して歌ってました。w
あんなにあからさまに歌を歌っているのが見えたのは初めてだ。いやなに、その時はわたくしも「風が吹く丘」歌ってましたけどね。お姉さんは萌えるけどおっさんは気持ち悪いだけですが。
我が社の事務のお姉さんに聞くと、結構車の中で歌を歌っているそうですね。わたくしはそんなには歌いませんなぁ。前述の通り、おっさんだと気持ち悪いのとちゃんと歌を聴きたいですからね。

わたくしは車通勤で普通は6:30ごろウチを出ます。車に乗るとまずiPodをオーディオに繋いで、椎名さんの歌を選ぶ。もう半年、車の中では椎名さん以外の歌を聴いてないなぁ。通勤は約1時間かかりますので、アルバムだと一枚聴けます。あるいはモーニングチューンと称して、目の覚める奴を選んだりする。「Power Of Love」とか、発進の時のテーマソングみたいになってます。おっと特にそういうプレイリストがあるわけではありません。そういうことをするとまた際限なく曲が増えていってしまうので、俺様bestの中から適当に選んでそこから再生していくんですね。

そういったわけで、そろそろクリスマスということで今朝は「ラヴ・ジェットコースター」でスタート。って、これクリスマスソングと言われてますけど、ちょっとやりすぎじゃ。例によってロック色が強くとても激しいんですよ。さすが椎名さん。w
by namatee_namatee | 2013-12-18 22:00 | music | Comments(14)
Commented by ボニー at 2013-12-18 22:07 x
そりゃ嫁さんが間違ってるぞヽ(`Д´)ノ
ヒット曲なんかなくたって事務所がアイドルとして売り出せばアイドル。

だから天馬ルミ子だってナルだってアイドルなのだよ。
Commented by 孫彰 at 2013-12-18 22:23 x
>私のアイドル像

テレビでフリルの付いたドレスのような衣装で女の子っぽい歌を歌う人。←エライ曖昧(汗)

デビュー当時の椎名さんは当てはまるようなないような・・・

初期は本当にアイドルとして売り出されて、徐々に作られた自分(事務所の方針?)から脱却していった感じですかね。

へきる語をどこまで本気で言っていたのか今でも気になるところ・・・自分の知った当初はだいぶへきる語はなりを潜めてましたが、まだラジオの終わりに「ウォンチュー」って多用してたけど、3年くらいしたらそれも言わなくなりましたね・・脱却したければならないのだろうけど、寂しくも感じました。・・・・・だからなんだって話なんですが、落ちもとくにないので失礼・・
Commented by namatee_namatee at 2013-12-19 06:58
>ボニーさま
おお、それはシンプルで良いなぁ。採用。
ごくまれに良いことを言うね。w

その説によると椎名さんの場合、仮にアイドルだとしたら(初期はそうだと思います。)アーツビジョンは椎名へきるをアイドルとして売り出したことになりますな。だがしかし、アーツビジョンって声優中心のマネージメントのはず。当時、アイドルを売り出す経験は浅かったと思われるので、見込みのある素材を世に出す方法として、すでに確立されていた?されていたのかな?アイドル売り出しの手法を使っただけでじゃないかな。つまりアイドルとして売り出そうとしたのではなく、アイドルとしてしか売り出せなかったのかも。

面倒くせぇって言うだろうけど、わたしゃあなたと違って何十年もそういったものに興味を持ち続けて身体と勘で理解しているわけじゃありませんからね。文字にできるレベルでないと理解が追い付かないのだ。
Commented by namatee_namatee at 2013-12-19 07:30
>孫彰さま
ひらひらしたワンピースのイメージです。>デビュー当時の椎名さん

上にも書きましたが、事務所の売り出し方がアイドル方式しかなかったのかもしれませんね。勢いがついてある程度安定してきたところで、やりたかったことをやりたいと言えるようになった(本人の側からみると)、やりたいことをやらせることができるようになった(事務所の側からみると)ということでしょうか。

へきる語・・・ちょっと探してきます。w
Commented by くろ at 2013-12-19 21:47 x
こんばんは。
私も「アイドルだったけどアイドルじゃない。」というのは何となくわかりますwしかし、デビューのころは確実に「アイドル声優」だったと思います。しかし、ただのアイドルではなく「アイドル声優」です。言い方は悪いですが、アイドル声優は声優であることに価値があります。そこを見誤ってはいけません。ビジュアルが多少微妙(でも椎名さん可愛いw)でもアイドル声優は演じたキャラクターも込みですから。
だから、私もガゼだと断じていますが、「アーティスト宣言」は、アイドル声優だった椎名さんにとっては非常に致命的だったと思います。椎名さんのファン層は声優好きが主だったでしょうから、アーティスト宣言を真に受けた人たちは確実に、声優としての仕事を軽んじていると感じ、急激にファンが減り、バッシングにさらされたのでしょう。

と、何度もナマさんがブログの記事に書かれていたことを書いただけでしたね…すみません(汗

Commented by くろ at 2013-12-19 21:48 x
あと声優という職業はテレビ番組のナレーションでもしない限りは、本当にお金にはならない仕事です。アニメの出演料なんてものだけでは食ってけませんし、おそらく事務所もそうでしょうからとにかく、アイドルデビューさせてCD出させて、とにかく人気の若いうちに儲けてもらおうくらいにしか考えてなかったのではと思いますw
Commented by namatee_namatee at 2013-12-20 08:26
>くろさま
妄想の域のお話ですが、最近「アーティスト宣言」はファンの自作自演だったのではないかという説を唱えております。w
椎名さん本人も言っていますが、初期の爆発的な人気はいつまでも続くわけがない、自分のためにもファンのためにも次のステージへ進まなければならない、それでアイドルもしくはアイドル声優という立ち位置からアーティストへ、と動いたと。
それを象徴的に「アーティスト宣言」と表現したのはファン自身ではないか。ではないかではなくて、間違いなくファンの中から出てきた言葉だと思います。実際に誰がどこかで言ったとか、そういうレベルではなく、ある現象をある言葉が象徴的に表すことを承認するということは、それなりの数の人が認めないと起きないことだと思うからです。アーティストなんて会話のなかでちょろちょろとよく出てくる言葉ですから、いくらアンチでもそんな細かい発言をとらえてなんだかんだ言わないでしょう。つまり「笑っていいとも!」やらなんとかという番組内で言ったのが「アーティスト宣言」だとか、そういうのは後付で共通認識としてわかりやすいからというだけの話であろうと。
Commented by namatee_namatee at 2013-12-20 08:26
そして初めのころは悪い意味はなかったのかも。
それ(アイドルもしくはアイドル声優から歌い手さんへの転向)が実際にファンの方々の身に降りかかってきたとき、裏切られたというか、自分の手の届かないところへ行ってしまうとか、なにか惜しい悔しい気持ちが「アーティスト宣言」という象徴的な言葉になんていうか呪詛の意を持たせるようになった。
声優という枠組みから離れていく椎名さんからファンの人が離れていくときの理由づけとして、すでに象徴的な意味合いを持っていた「アーティスト宣言」という言葉をもって簡単に表明したと。それが独り歩きして「アーティスト宣言」で椎名へきるはファンを失ったと簡単に言われるようになったんじゃないかなぁ、と思うのです。
「アーティスト宣言」という言葉が出てきたとされる時期が1999年ごろ、実際にファンの減少がはっきりしてくるのが2002-2003年移行のように見えますので、その時間差が上記の「アーティスト宣言」という言葉の意味合いが変わっていく過程・・・
Commented by namatee_namatee at 2013-12-20 08:27
実際にはそんなに単純に人気凋落が起きた理由を説明できるわけではないのはいくつかのエントリーにも書きましたが、そういうややこしいのは興味のない普通の人にはわかりづらいので、一般的には「アーティスト宣言」が原因だったんだよ、と簡単に済ませてしまうんでしょう。
真面目に追求しようとしている我々には大変迷惑なお話ですけど。(汗

というような妄想を朝っぱらからこねくりまわしております。w
Commented by namatee_namatee at 2013-12-20 09:55
ファンの自作自演の部分についてわかりづらいので補足しますと。
とちょっと語弊がありそうなので言いづらいんですが、要するにファンが離れていくときのわかりやすい、使いやすい言い訳として機能したんじゃないかと。>「アーティスト宣言」
実際のところ、ファンをやめて離れていった理由はいろいろありますでしょう。「モー娘。」に興味が移ったとか、音楽性が合わなくなったとか、あるいは単純に急がしくてやってられないとか。
そうやって離れていった、なにか後ろめたい理由づけのようなものを「アーティスト宣言」のせいとしてバランスを取ったんじゃないかなぁと思う次第です。
Commented by くろ at 2013-12-20 16:28 x
こんにちは。
私なんかでは、そんな深い考察まで思い浮かびませんw
わかりやすくて納得してしまいますw
確かに、ファンを辞める理由付けに使っただけかもしれませんね。その発言が出たとされる時期的にも。
ファンを辞めたい。でも椎名さんはスキャンダルや非難の材料が極端に少ないから、ファンを辞めることがナマさんの仰るとおりなにか後ろめたく感じる。そんな時のあの発言で、これはチャンスと群がったのかもしれませんね。

それと、いつも丁寧にお返事ありがとうございます。
Commented by namatee_namatee at 2013-12-20 18:37
>くろさま
あ、つい調子に乗ってしまい、もうしわけありません。どうも椎名さんネタでは見境がなくなってしまいまして。(汗

この説にはいろいろ穴がありまして、ファンをやめるというのがどういうことなのかという定義が明確じゃないですし、もとよりファンであるということに特別な資格や証明があるわけじゃないですから、やめた減ったと言っても、それじゃあなにがどう減ったのかという点についてあいまいなままです。
時期についてももっともらしく1999年とか2003年以降とか言ってますけど、これも適当でそう思うというだけです。おまけに字が間違ってますし。w

そもそもが曖昧な事象なので、いろいろと妄想をたくましくする余地がありますよね、というぐらいに見ておいていただいたほうが・・・
Commented by hekirah at 2013-12-21 02:33 x
namateeさん、こんばんわ、久しぶりにメールさせていただきます。仕事が忙しくコメントあまり入れられませんが、ブログたのしく拝見させていただいております。私事ですが、カウントダウンライブを見るために大阪に行くことに決めました。あとどれだけ見れるかもしれないへきるさんの勇姿をこの目に焼き付けようかとおもいまして、、
Commented by namatee_namatee at 2013-12-21 06:49
>hekirahさま
毎年毎年12月は忙しいですね。毎年やってんだから学習してもよさそうなもんなんですけど。w
大阪はわたくしもまいります。ライブ2回目でカウントダウン、さらに飛行機でとなかなか盛りだくさんで楽しみです。(汗
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