へきるの呼吸を伝説のスタートにしよう。

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「Respiration」でございます。もちろん椎名さんのアルバムですよ。これそのものは西の友人の&氏にいただいたもの。嫌がらせのつもりだったんでしょうが、残念ながら効きませんでしたなぁ。w
ありゃケースが割れてるなぁ。

実はこの「Respiration」についてアレコレ述べるのは敷居が高いと感じます。あるいは畏れ多いとでもいいますか、格式が高い特別なアルバムと感じますね。なんといっても、椎名へきるの実質的に最初のオリジナルアルバムであり、大ブレークしていたころのものですからね。いわゆる「椎名へきるクラシック」(←わたくしが勝手に作った。2001年の「PRECIOUS GARDEN」までの時代。)の始まりを世の中に高らかと宣言した記念碑的な作品。
まあ、古くからのファンに年齢的に近いわりに(近いというよりおそらく平均より年上かと。)ファン暦わずか6ヶ月という変な立ち位置のわたくしから見た銘盤の印象ってのも、世迷い言としてなら見逃して貰えるかな、ということで。w
ちなみに本当に最初のアルバム「Shiena」については、今の時点ではわたくしはなにか述べることが出来ません。(汗

「HEKIRU FILE」その他での椎名さん本人の記述によると、この頃は実際には言われるままに歌っていたと言ってますが、その割には後まで続くフォーマットというか、椎名へきるらしさのようなものがすでに感じられるのはわたくしの贔屓目でしょうか。なんとなく、このアルバムが椎名さんが歌を歌って何かを表現することに目覚め始める本当のキッカケになったんじゃないかと思っているんですが・・・

手元の資料によると「Respiration」は1995年4月1日リリース、楽曲のプロデュースはJun Oguro・George Asahiとなっておりますが、正直ここら辺の人名についてわたくしはよくわかりません。
オリコンのランキングは28位となっており好成績。まあブレーク真っ最中ですからね。

率直に言って歌は上手とは思えません。不安定に感じます。でも感情を声に乗せるということについては、かなり手慣れたというか、上手だと思いますね。ジャンルは違っても声優さんだからでしょうかね。
歌についてもなんていうんですかね、弾けるみたいな元気の良さがあって、確かに音程は怪しげだけどこれはこれで有りかなと思わせちゃうところはさすが・・・いやこれはわたくしが椎名さんの歌については冷静では居られないせいかもしれませんけど。w
これまた前にネタにしましたが、「Hequil I」と合わせると破壊力は格段にupいたします。歌の上手い下手は歌うテクニックだけでなく、聴く人の思い入れや歌い手さんの表情やキャラクターにも影響されるという考えをより強くしました。
いやしかし、繰り返しになりますが「Hequil I」のPVは反則ですよ。あれ見たら誰でもコロッといっちゃいますよ。

そういったわけで、最近の歌の方が好きだと言いつつも、この「Respiration」からはお気に入りが多いんです。
一番は「攻撃は最大の防御」。大好き。w
例の俺様bestにも初期の段階から入っており、再生回数も上位にはいります。強気だけど本当は優しい女の子らしい女の子という、後々まで繰り返し登場するキャラクターが特徴的に歌われます。
次は「何も出来なくて」。前にネタにしましたが、確認できる限りで椎名さんが作詞した最初の歌。しみじみと良い歌ですなぁ。完成度が高い。
それと「空想メトロ」、「ぽっかり心のスキマにアップリケ」とか、シャレが効いた歌詞。で、次のパートの同じところでは「ウッカリ涙にぬれずにアンブレラ」ですよ。センス良いな。ちなみに作詞作曲は岡崎誉史氏です。 他に「ラッキーDAY」「シャラララ」「スーパーガールズFunky No.1」「夕暮れのジョギング」にお名前が出てきますが、他の情報はありませんなぁ。
次は「少女爆弾」・・・「私が許す なんなら手を貸す」これ最高。w

というか、このアルバムの歌は全て好き。
「空想メトロ」や「少女爆弾」は初期のライブの定番中の定番のようで、古いファンの方々は大抵は懐かしい想いをもっているのではないでしょうか。2013年5月からのニワカファンのわたくしから見ると、今の洗練されてクールな椎名さんとは思えない違和感を覚えつつも、その元気はつらつであっけらかんと明るい曲調には思わずこれも有りと言ってしまうパワーを持っていますね。

ちなみにタイトルは帯に書いてあったものです。確かに伝説のスタートではありましたな。
by namatee_namatee | 2013-12-10 21:49 | music | Comments(15)
Commented by くみちょ at 2013-12-11 07:59 x
あ~懐かしい。このCDは何百回と聴きましたね。
空想メトロとか少女爆弾はライブで最高に高まりましたよ。
またライブでやるなら、もう一度見に行きたいな。
Commented by ファム&アンドリューWK at 2013-12-11 09:38 x

417カーのSDカードに入れるためちょうど昨日聞いてました!
空想メトロ・少女爆弾・NEVER NEVER・T.R.Y!!・切ない笑顔、お、また絞れないw

RespirationはSTARTING LEGENDのツアー中に発売だったので、聞き込んで参戦がほぼできない状態でしたねwww(DASHは出来たハズ)

聞き込めたのは切ない笑顔のシングルのみで、ちなみに切ない笑顔はワンステージで3回やってましたよ!

へきる語も飛び交ったり、若さの勢いがスゴくキラキラしてましたね!

当時、チケット入手方法がアナログで入手が困難な為にダフ屋が多くいましたね!

Commented by namatee_namatee at 2013-12-11 11:33
>くみちょさま
ウチの資料ではセットリストの検索がしづらくて・・・最近では「HEKIRU SHIINA BEST LIVE from 1994 to 2000」、つまり2012年のツアーでは歌ってますね。>空想メトロ&少女爆弾
まあツアーのテーマからして当然ですね。
むぅ、あと一年早く目覚めていれば生歌で聴けたんですが・・・悔しいのぅ。orz
Commented by namatee_namatee at 2013-12-11 11:38
>ファム&アンドリューWKさま
あ、本当だ。リリースの日にライブの日程がかぶってますね。ギリギリ4/2の大阪だったらどうか。翌日じゃ無理か。w

このころは曲の数が少ないですね。ライブの時間はどのぐらいだったんでしょうか?1時間半ぐらいですか?
Commented by aohige_the_great at 2013-12-11 15:34
なかなか良いチョイスだったわけですな。

攻撃は〜は好きなほうなんだけど、90年代テイストが強すぎてなんともいえない気持ちになりますw
Commented by namatee_namatee at 2013-12-11 16:57
>&さま
正直、もらった直後はどうしたもんかな、と思ったんですけどね。w
本当に90年代ど真ん中の歌ですもん。ポケベルとか言ってますからね。
Commented by 孫彰 at 2013-12-11 22:50 x
年月を経て大人になられましたが、私には今でも空想メトロのような彼女がいる気がします。

ふわふわしていて、それでいて芯のしっかりした部分をお持ちでいらっしゃる全く不思議なかたですな。(まぁ、女性は色んな側面を持っているといいますが・・・)そんな、複雑な人間性が周りの人間を引き付けて離さない・・・そんな、とこでしょうか・・・←って、誰もそんなこと聞いてねえよ。
Commented by ファム&アンドリューWK at 2013-12-12 03:32 x
>ナマさん
多分、1時間半なかったのでは?くらいです!DASHからは曲数増えてそれくらいあったと思いますよ!
学祭も出られてましたよ!
あとスペシャルラッキーDAYライヴとかもありましたね

>孫彰さん
芯はしっかりされてますよね~気愛があるから苦しくてもブレないんですよ、へきちゃんわ!一生懸命走ってる感じが好きなトコの一つですね!

Commented by namatee_namatee at 2013-12-12 09:47
>孫彰さま
もう今となっては、ブログのネタにし始めたころのような突き放した視点から語ることはできませんが、当時最新アルバムの「for you」とこの「Respiration」を聴いて、なんといいますか、大元の部分があまり変わっていないのに驚いたのを覚えています。
歌声や歌い方、曲調は変化しているんですが、大元のスピリッツ?そういったものがずっと同じで続いているのは感じましたね。まあ、同じ人が歌っているので当然と言えば当然ですが、他の歌い手さんだと結構変化している人もいて、それはそれで悪い事ではありませんが、椎名さんに関してはわかりやすく同じだなぁ、と。このわかりやすいというところも親しみやすく、それでいて歌や曲のレベルが低いどころか、毎度ハイレベルという、実に不思議な魅力があると思います。
Commented by namatee_namatee at 2013-12-12 09:51
>ファム&アンドリューWKさま
学祭ライブ!どこかでライブレポを読みました。
時間的には1時間弱ですか。それなら全開でついていけ(ry
・・・セットリスト見ていると飽きませんねぇ。
Commented by hekirah at 2013-12-13 02:17 x
namateeさんこんばんわ。自分もこのアルバム大好きなのですが、特に攻撃は最大の防御と何もできなくて。自分も好きですね、今でもよく聞いていますよ。何もできなくては椎名さん自身が作詞して自分のことを歌っていますが、詞から出てくる、想いや気持ちというのが、難しいことばとかではなく、当時の彼女自身言葉でストレートに表現されているのがとても素敵、ほんとにいい曲で感動します。
Commented by hekirah at 2013-12-13 02:30 x
攻撃は最大の防御は、特に出だしの部分が好きです。この頃のへきるさん声は、なんか声にいい余韻がある気がしますね。声が若いし可愛いからなのしれませんが、うまく歌えていない所までその時代を感じられてすきですね。この頃はぽけべるですからね。
Commented by namatee_namatee at 2013-12-13 12:53
>hekirahさま
「何も出来なくて」はこの時期に微妙に合わないと判断されたのか、ライブでもHequil 1でも1コーラスとかなんですね。ガンガン突き進んでいく時代だったからでしょうか。
確か300回目のライブのアンコールの時に涙を抑えきれずに歌っているのがDVDに入っていて、とても印象的でした。

「攻撃は最大の防御」はあっけらかんと明るくて良いですね。これこそ、本人がそのように歌っているんだからそういう歌で、歌い方のうまい下手とか関係ないという例ですね。
Commented by hekirh at 2013-12-23 01:04 x
namateeさんこんばんわ、300回目のライブのdvdの何もできなくて、自分もたまに見ますよ。感動的といいますか、ファンであるからでしょうか自分も胸にジーンとくるものがあります。この曲を持ってくるということはへきるさん自身にも特別な曲なんでしょうね。namateeさんあとスターティングレジェンドダッシュのldでへきるさんが泣きながら何もできなくてを歌っているのも素敵ですよ。こっちも感動して泣いてしまうくらいです。300回目ライブでこの曲を歌う事。歴史を感じますし、へきるさんのすばらしさを感じますね。
Commented by namatee_namatee at 2013-12-23 07:33
>hekirhさま
ごく初期の歌なのにメモリアルなタイミングで歌われるという興味深い歌ですね。>「何も出来なくて」
というか、普通に聴いても涙腺がヤバいのに映像付きで、しかも歌っている椎名さんの感動が伝わって来たらそりゃ泣きますよ。

最近、音の解像度が高いと言われるイヤホンで改めて聴き込んでみているんですが、今までちょっと音外している?と思っていたところが実はそうじゃなくてそういう風に歌っているんじゃないかと・・・まだ検証が不十分ですが、そのうちにネタにします。w
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