世迷い言の始末(失敗)

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というわけで、本日は昨日の可能な限りわたくしの主観を排除した「PRECIOUS GARDEN」の要目に対して、本日はわたくしの好き勝手な、裏付けも無しの主観そのものの印象をダラダラと書き連ねるエントリーとなります。

*個人の感想です。←久しぶりだなぁ。
いきなり結論から申し上げますと「PRECIOUS GARDEN」は単独ではなにか特別なアルバムではないという感想に落ち着きました。身も蓋もないことですが、これはこういうアルバムなんですよ。椎名さんと明石昌夫氏、関わったスタッフが作り上げた、2001年2月7日にリリースされた椎名へきるの8枚目のアルバムというだけのことですね。
「Baby blue eyes」や「Face to Face」や「RIGHT BESIDE YOU」の頃から特に歌い方が変わっているわけでもない。楽曲の作り方も前作前々作から順を追って聴いて行けば違和感は無いですね。正常進化とでもいいますか、このような曲になるべくしてなった、という感じ。

どのような進化なのかというと・・・ここからがわたくしの世迷い言ですよ?w
それまでの必死さが薄れた感があります。わざとなのか、それとも歌い手の椎名さんの技量の問題なのか、あるいは椎名さんの音楽に対するスタンスなのか、よくわかりませんが、前作の「RIGHT BESIDE YOU」までの椎名さんの歌にはなんというか、あか抜けなさというか、本当に必死に歌っている余裕の無さがあったと感じます。音楽活動中心の声優という、新しいスタイルにチャレンジして行くというプレッシャーとか気負いとか、そういうもののせいかも知れません。
それがこの「PRECIOUS GARDEN」ではカジュアルというか、おしゃれというか、余裕が感じられる。この頃の椎名さんのキャラクターとして、つたないながら必死に歌を歌う女の子というイメージを投影しているわたくしには違和感がありますね。それまでは悲壮で鋭いエッジの立ったイメージの歌が目立ったのに対して、「PRECIOUS GARDEN」の楽曲は少し余裕を感じる分、なんかぬるくなっちゃった?

別な見方をすると、洗練度は上がっているとも言えるのかも。デビューから順にアルバムを聴いていくと「PRECIOUS GARDEN」はそれまでの楽曲の流れの行き着く果てのようなものにも思えますね。なので古くからリアルタイムで椎名さんの楽曲を聴いていた人には「PRECIOUS GARDEN」までは違和感が無かったのかもしれません。次の「Sadistic Pink」やその次の「10Carat」の方が、やたらにロック色が強くなって違和感を感じちゃうのかもしれません。
わたくしの場合はその反対ですからね。最初に買ったアルバムは「for you」で、そこから前に向かって遡っていったので、「Sadistic Pink」の前のこの「PRECIOUS GARDEN」にはとにかく違和感を感じるんですよ。「Sadistic Pink」以降のある時期の曲はヘビィメタルっぽい重く厳しい音作りが目立つのに対して、「PRECIOUS GARDEN」は前述の通りカジュアルで軽い感じ。で、さらにひとつ前の「RIGHT BESIDE YOU」になると、メタルっぽくはないんですが、またロック色が強くなる。

ここで問題が。そのロックってのは一体なんなのかってことですね。一口にロックといってもいろいろありますからね。パンクとかヘビィメタルとか、ポップロックなんてのもありますね。わたくしにはよくわからなくて、これだとハッキリ言えないんですよね。ほとんどがロックの類に分類されそうな椎名さんの歌ですが、初期と2002年以降では明らかに違う種類のロックでしょう。
要するに追求した音楽性(出た!w)が変化していく中で、ちょうど転換点にあるのが「PRECIOUS GARDEN」ということなんでしょうね。
さらに踏み込もうとなると、このアルバムを出した時点での椎名さんの心境を聞きたいところなんですが、それは無理。こういう時の頼みの綱の「HEKIRU FILE」にもあまり詳しく書かれてないんですよね。>「PRECIOUS GARDEN」

とにかくこの「PRECIOUS GARDEN」以降と以前では楽曲の印象が大きく変わることと椎名さん本人の作曲が多いこと、そんなことを考え合わせると、ひとつの区切りとしての意味を持つアルバムなのは間違いない。従来のスタイルの終着点、ですかね。出来が良いのか悪いのかは分かりませんけどね。
前述の通り、アルバム単体としては特に変わったことの無い、それまでの楽曲を洗練させた正常進化版なんですが、他のアルバムと並べていくと特異なアルバムであるということですね。

これはかなり妄想が入りますが、もしかして「PRECIOUS GARDEN」をもって、それまでのスタイルを清算しようとしたってことはないですかね。椎名さんと明石昌夫氏の相性が悪くて次の「Sadistic Pink」から木根尚登氏に音楽プロデュースが変わったのではなくて、明石氏にひと区切りをお願いしたとか。んー、どうだろ。これはこれで無くはない感じはしますね。
この仮説に信憑性を持たせるには、今度は椎名さんが木根氏にどれだけのモノを望んだのかという問題も追及しなければなりませんな。ただ木根氏の音楽プロデュースはその後も長く続きましたから、相性が悪くなかったのは間違いないでしょう。

と、予定通りgdgdで収拾のつかないエントリーになりました。でも「PRECIOUS GARDEN」についてはまだ諦めてませんよ。さらに研究を進めてネタにしていこうと思います。w
by namatee_namatee | 2013-11-26 22:46 | music | Comments(3)
Commented by hekirah at 2013-11-29 01:31 x
namateeさんこんばんわ。リセットいい曲ですよね。歌詞に桜さく季節には始まりの風が吹くりますが、この曲は桜を強調していて、自分は春になると特に桜のきせつに必ず聞いています。へきるさんの明るさがでて、メロディも明るいいい曲だと思います。
Commented by hekirah at 2013-11-29 01:38 x
あと10カラットの中で、unniversary,feelforyou,beatforme.
この2曲は、自分は大好きな曲ですね。namateeさんは、10カラットのどの曲がお好きですか。
Commented by namatee_namatee at 2013-11-29 10:29
>hekirahさま
「10Carat」からですか・・・なかなか難しいんですけど、「RESET」「SNOW fall」「LOVE TOMORROW」「feel for you,beat for me」「believe」でしょうか。特に「RESET」と「believe」が突出して好きです。
「RESET」で始まって「believe」で終わるというのが、なんかとても印象的なアルバムと思います。>「10Carat」
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