真っすぐストレート

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またしても椎名さんのネタですよ。もう開き直りましたよ。w

椎名へきるの楽曲は大雑把にいうと

1.いわゆる普通のラブソング、幸せなカップルの歌
2.別れちゃったけど忘れられない、せつない失恋の歌
3.運命に抗うわたし
4.男のくせに情けねーな
5.元気出せ、な応援歌

ざっとこんな感じに分類できます。わたくし的には。
あ、実はこれ書きながら分類しましたので、もしかすると網羅できてないかもしれませんが、まあ本格的な考察は別の折にということで、今日のところはこんな感じで。

例を挙げるとキリが無いんでやりませんが、わかりやすく思いついたところでは1の代表作は「One」とかその他多数。2は「246」とか「熱風」とか、あと「抱きしめて」もそうだ。3は「Everlasting Train-終わりなき旅人-」とか「-赤い華-You're gonna change to the flower」、4は「目を覚ませ、男なら」とか「だめよ! だめよ! だめよ!!」あたり。5は「旅立ちの唄」とかそのものズバリ「ガンバレ」とか。

そして今回のテーマは「あなたの名前」。
上記の分類からいくと2ですかね。お気に入りのアルバム「Baby blue eyes」の5曲目でございます。大好き。w
この歌を初めて聴いた時の衝撃は大したもんでしたよ。好きだ好きだと言いながらも、しょせん声優あがりで歌のスキルも大した事無い、景気の良い歌を勢いでブチかますのなら粗も目立たないけど、本当に心の動きが手に取れるような歌なんて歌えるもんか、などと侮っていた部分があったことを告白します。
すみませんでした。orz

歌い手さんがなにか歌を歌う時って、仮想の自分をその歌の中に落とし込んでいる・・・わかり辛いな。その歌の主人公を演じているとでも言いますか、必ずしも年齢や職業性別経験が一致しなくても、自分がそうだったらと仮想して恋の歌や戦いの歌?まあそんなものを歌うんだと思ってました。
例えばユーミンとか。初期はとにかく、ある程度後期の歌はたとえば本人の年齢や職業とはかけ離れたものも多い。でもOLの恋の歌とか歌いますよね。どういう仕組みかわかりませんが、なんらかのインスピレーションとかがあって、そういう歌や詩を書いて歌うんでしょう。
そして「NO SIDE」あたりから後は、なんていうか自意識過剰で鼻持ちならない痛い女みたいなキャラクターの歌になっちゃって、すっかり離れてしまいました。おっと、これは余談な上に裏付けも何も無い戯れ言ですので聞き流してください。w

さて、椎名へきるの「あなたの名前」。これはあまり事前の知識が無い段階で聴きました。で、すごく違和感というか、鬼気迫る迫力みたいなものを感じましてね。普通じゃないんですよ。意地っ張りな女の子が本当は好きな男友達に言えない気持ちを歌った歌なんですが、その落ち着いた曲と普通じゃない感情の入り方の対比に圧倒されました。
特に「呼んで 呼んで あなたの名前を呼んで」というところが高くて、当時の椎名さんには大変そうな難しい歌なんですが、それをモノともせずにすごい気迫で歌うんですよ。
また歌詞も無闇に格好良いんですわ。「振り向きざまに情熱を蹴散らしながら」とか「まとわりついた残像を砕けないまま」とか。しびれる。おまけに歌う椎名さんに気合いが入っているので凄まじく格好良い。

後にこの歌は椎名さんの実体験に基づいているというのを聞きまして、ああなるほどな、と。実際にそういうことがあったんだ、と納得。これ、よく考えてみればすごいことですよ。ちゃんと気持ちが伝わってるんだから。10数年の時を隔てて、南東北(本当は北関東)在住のおっさんにCDのデータを通して、気持ちが伝わるんですよ?
このとき、椎名へきるは侮れん、と思いました。声優崩れとか下手糞とかいう言い様に強烈な反発を感じるようになったのがこの歌を聞いてからです。

前述のユーミンとかでもシンパシーを感じる歌はたくさんありました。でも、ここまでストレートに歌い手が伝えようとした感情を感じられた歌はありませんでしたね。つまり松任谷由美ですら椎名へきるには勝てないというわけで(ry

椎名さんはあまり複雑なことはせずに単純に真っすぐに歌うんだなぁ、と思ったのはこのときが最初。前述の仮想とかはあまりない。もちろん、歌によっては仮想した自分で歌っているものもありますが、基本的にあまり本人とかけ離れたところでは歌ってない。なので見方によってはワンパターンだったりする。どれも同じようなテーマの同じような歌にみえることも。でも良く聴いて見ると時が経つにしたがっていろいろと進化・変化があるんですよ。それを楽しむのも一興。
・・・これはダメかもわからんね。w

そういったわけで、まあ聴いてみてくださいよ。
【ニコニコ動画】椎名へきる - あなたの名前
あんまりメジャーな歌じゃないのでネット上には無いかなーと思ったら、ニコニコ動画にありました。それはそれで驚き。w
ちなみに作詞と作曲は上野浩司さんという方で他に「風が吹く丘」(作曲)や「246」(作詞作曲)、「この世で一番大切なもの」(作曲)などを手がけてます。すごい名曲ばっかりだ。(汗
by namatee_namatee | 2013-09-30 21:52 | music | Comments(4)
Commented by 孫彰 at 2013-09-30 22:09 x
等身大の自分の言葉で伝えたいというような事はいつも言っていますからね。

小細工なしの真っ向勝負・・椎名へきるというアーティストの真骨頂ですね。
Commented by namatee_namatee at 2013-10-01 09:33
>孫彰さま
あまりに真っ直ぐでレパートリーに乏しいという見方もできます。(汗
ある意味、単純で世界が狭いとも思えます。

誠実さを感じます。実はすごく意外でした。声優で、しかも今はかつての人気は見る影もない、さらにロック志向、と聞けば、もっと荒んだ歌作りになっていても不思議はないのに、一時期の低迷期より丁寧で誠実な歌やアルバムになっていると感じます。だからランティス移籍後の方が好きなのかもしれません。
Commented by 孫彰 at 2013-10-01 21:00 x
真っ直ぐなのが彼女の長所でもあり弱点にもなりえます。長所と短所は常に表裏一体・・・売れているときは良くても、行き詰ると方向転換しづらくなる。・・・あくまで極論ですが。

誠実さを感じるのは低迷した中でも付いてきてくれている彼女のファンへの感謝の表れではないでしょうか?これまで勝手な想像ですが(汗)
しかし、インタビュー記事などでも常にファンを大事にしている様子が伝わってくるのであながち的外れとも言えない気がします・・


話変わって・・・カウントダウン決定しましたね。大阪には遠いんで渋谷にしようか迷い中です(汗)
Commented by namatee_namatee at 2013-10-01 21:43
>孫彰さま
あ、決まったんですね。12/31は大阪ですか。しかも一日2回公演じゃないですか。これは大変だ。w
・・・行くんだったらわたくしも渋谷ですね。(汗
なにはともあれ次があるというのはひと安心です。よかったよかった。

>ファンへの感謝
いやそれは間違いないでしょう。
最近の状況を考えると、むしろファンのためだけに音楽活動をしているんじゃないかとさえ思えます。ここまでついて来た数は少ないけど特濃ファンのために。
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