相変わらずネタ不足で。
小林源文先生の「第二次朝鮮戦争―ユギオII―」でございます。
古くさくない
奥付をみるとこの本はコンバットコミック94年9月号から96年4月号にかけて断続的に連載されたもののようです。結構前の本なんですが、今読んでもあんまり古さを感じませんなぁ。あの半島ではずっと同じことを繰り返しているということなのかも知れません。w
源文先生の本は名セリフが多いんですが、個人的にこのユギオIIは印象的なセリフが特に多いような気がします。
小林陸将「そうですな 早くて24時間 遅くても48時間以内に起きます」
統幕議長「日本は最前線だよ」
とか
「後続は?」
「北韓が後続だ」
とか
B52副長「核が使えなくて残念です 機長」
機長「副長 問題発言はやめてくれ この任務で俺は除隊なんだ コーヒーをくれ」
とか
朴中将「!偉大なる空に輝く白頭山の星にして国家主席様」
主席様「挨拶はいい ソウルはいつ取れる 出来ませんでは良心がない」
とか
佐藤三佐「ウリヌンチョッパリガアニヤイルボンサラミヤ!」
こんな感じでドラマチックなセリフが多い。
ストーリーとしては北朝鮮の奇襲に韓国と日本が巻き込まれ、日本では燃料の備蓄基地や原発にテロ攻撃、五島列島沖で潜水艦同士の戦いが発生。韓国はいきなり直接の軍事行動で空挺や機甲部隊の侵攻、空襲。頼みの綱の米軍は北朝鮮が核カードをちらつかせているため、なかなか介入に踏み切れないという。ここまでが前半。
後半はオメガが核ミサイルの排除に成功して、米軍が全力で介入。B52が平壌を爆撃、自衛隊と米軍・韓国軍が元山に上陸。という流れ。なんか、来月、いや来週にでも起きそうなシナリオですなぁ。w
久しぶりに読み返してみましたが、やっぱり源文先生は良いなぁ。