例によって月曜日はネタが(ry
もうひとつの現地ネタ
写真は先日の「ヨコハマ買い出し紀行聖地巡礼ツーリング」のおりに足を伸ばした逗子の海岸。どうもうまい写真が撮れませんで、このような芸のない写真しかありません。
実はこちらも現地ネタ。ただし「ヨコハマ買い出し紀行」ではなく「狂骨の夢:京極夏彦」の方です。
わたくしが京極堂シリーズの中でもっとも好きな話は「鉄鼠の檻」ですが、その前作の「狂骨の夢」も良い勝負。どちらも妖怪というよりも宗教がらみのお話ですね。
で、シリーズ通してもっとも好きなキャラクターは「狂骨の夢」の一柳朱美さんだったりする。魅力的なキャラクターは他にもいろいろおりますが、例えば「魍魎の匣」の柚木加菜子とか。そういえばフィギュアがあったような。匣に入っている奴。
でもわたくしは朱美さんが好きだ。特にしゃべり方がすぽっとハマる。「妾(あたし)は人を殺したことがあるんでございますよ」とか「あの人に似てましたのサ」とか。実はこのブログの口調も影響を受けていたりする。w
ああ、わたくしも朱美さんとサシで杯かわしながら「妾は人を殺したことがあるんでございますよ」とか言われてみたい。羨ましいなぁ、いさま屋。
原作の「狂骨の夢」はもちろん文字だけで、朱美さんの容姿は想像するしか無いんですが、わたくしの貧困な想像力でも極めて魅力的な女性に写る。で、コミックス版の「狂骨の夢:志水アキ」で登場する朱美さんはその想像していた朱美さんにそっくり。このコミックスはお勧めですよ?>誰と無く
で、いさま屋こと伊佐間と朱美さんが出会うのがこの逗子の海岸。ストーリーもこの界隈を中心に進みます。というわけで、「ヨコハマ買い出し紀行聖地巡礼ツーリング」のついでにちょいと見に行ったんですが、これが「ヨコハマ買い出し紀行」と違って現地系としての情報が少ない。人に頼らずに自分で調べなければならず、そうなると途端にわたくしの現地探索に関するノウハウの無さが浮き彫りになりましてね。orz
結局、海岸線をスクーターですーっと行って帰って終わっちゃいましたとさ。脳髄屋敷の場所とか、もっとよく調べておけば良かったなぁ。次の時にはもう少しちゃんと情報を集めておこう。
そういえば「絡新婦の理」の「蜘蛛の巣屋敷」も調べたけど、どこだか良くわからなかったんだっけ。房総半島の下の方ってのは分かるんですが・・・現地探索の人って本当にすごいなぁ。(汗