復活!

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ずいぶん前にリサイクルショップで買ったNikon EMのネタ。

コンパクトなAE機
いろいろダメでオブジェと化していたんですが、ふと思いついてネットで検索してみると、いくつか修理してくれるところが見つかりました。で、そんなに費用もかからなそうなので修理してもらうことに。
何度も書いてますが、ウチにはNikon NewFM2とF4があります。FM2は完全マニュアルのカメラでして、ピントはもちろん、露出も露出計の出す指示に合わせて自分で絞りとシャッター速度を設定してあげなければなりません。まあ本当のクラシックカメラから見れば露出計がついているだけマシってなもんですが。

そういったわけで、さっと取り出してパチッと撮るわけにはまいりません。ネガの場合は事前に露出を予測しておいて勘でサクっと撮るってのもありですが(それはそれで楽しい。)、ポジの場合は露出にシビアですのでちゃんと露出計で光の具合を測ってあげないと。軽量でコンパクトなわりにはじっくりと撮るタイプのカメラなんですよ。>FM2
ではF4はどうかというと。これはさすがにフラッグシップのF一桁。自動露出は絞り優先もシャッター速度優先も両方ついている。測光方式も中央部重点だけでなく、スポットもマルチパターン測光(いわゆる分割測光)もあります。おまけにAFだし。主に使うのがMFレンズなのでAFカメラとして使うことはほとんどありませんけど。
性能には文句無しです。F一桁ですからね。当たり前ですね。
だがしかし、F4はでかくて重い。とてつもなく重い。これはこれでさっと取り出してパチッというわけには参りませぬ。

というわけで、オブジェのEMを復活させてみたら面白いんじゃないかしら、というのが今回のネタでございます。
とりあえずネットで見つけた修理屋さんにメールで状態を説明して修理に幾らかかるのか、おおよそのところを見積もってもらう。基本料金程度で何とかなりそうとのことでしたので、現物を送ってチェックしてもらい、やはり基本料金で直るとのことでしたので作業をお願いしました。ただ修理が立て込んでいるそうで、納期は6週間とのこと。いやなに特に急いでいるわけじゃありませんしね。

で、昨日、修理が終わって帰って来たという次第。チェック用のネガフィルムが一本ついてきましたので、それを詰めて試し撮りしてみました。
Nikon EMは初心者やカメラに詳しくない女性向けというコンセプトだったそうですので、機能はいたってシンプル。露出制御は絞り優先AEのみ。マニュアルでは撮れません。シャッター速度は人が決めることはできませんが、非常用として?1/90だけは選べるようになっています。あとバルブか。測光方式は中央部重点測光のみ。まあこれはFM2で慣れてますからね。問題なのは露出補正をする手段が無いこと。逆光補正として+2EVのボタンはありますが、おそらくネガフィルム向きのものでしょう。どうしても露出補正がしたい場合はフィルム感度ダイヤルを使う必要があります。そんなにやりづらいということもありませんが。
あとAEロックも出来ない。こっちの方が不便だなぁ。真ん中に大きく被写体を入れて露出を決めておいて、そのまま引いて構図を決めて撮る、という横着が出来ません。w
もちろんMFで、これは今の感覚だととても初心者向きとは見えませんなぁ。

操作感はとても軽快。巻き上げは手動で、軽くカクカクした感じのレバー。銀塩カメラは巻き上げレバーを動かした時のフィルムがギュギュっと動く感じがたまりませんなぁ。シャッターというかミラーのショックは大きめ。シャッター音も大きい。Nikonらしいといえばそうかも。
不安定だった露出計は実用上問題ないレベルまで調整されておりました。たまに針が飛ぶけど、まあ許容範囲。前述の露出制御の不自由さを気にしなければ適当にパチパチ撮れる軽快なカメラですなぁ。その他、モルトの張り替えや掃除もしてもらい、かなり奇麗になって帰ってきました。これはしばらく楽しめそうですよ。

Nikon EMが日本で発売されたのは1980年だそうです。実に33年前。こりゃ立派にクラシックカメラだ。使ってみると全くそういう感じはありませんけどね。同じ時代を生きた世代だからですかね・・・
by namatee_namatee | 2013-02-16 21:40 | camera | Comments(0)
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