長短そろいました。

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長いのと短いのの図。

SPR Mk.12 Mod 1
長いのは勿論VFCのSPRでございます。わたくしの鉄砲(トイガンだけど)のひとつの到達点。他にG&PのとA&KのSPRがあり、このプロポーションが体に馴染み切っているので、多少長かろうが重かろうがまったく気になりません。というか、SPRやM16A4は過大に重くないしバランスも悪くないです。

いわば我が家の旗艦なわけですが、ここしばらく不調でご無沙汰でした。不調の原因の第一はASCU。G&PのM16A4で初めて導入したASCUですが、M16A4では極めて快調に動作し、パチトレポンとして大活躍。その勢いをかってVFC SPRにも装着してみたんですが、これが不調でして。orz
どういう症状かというと、セレクターとの相性が悪いらしくセミオート/フルオート(もしくはバースト)の切り替えが効かない。フルオートもしくはバーストの使えるモードにするとセミのポジションでもフル/バーストになっちゃう。どうもセレクタープレートの移動距離とセレクターカムが合わないとでも言うんですかね、ASCUの動作範囲から外れてしまうんでしょう。

あとVFC純正メカボは精度は大変良いんですが軸受けがイマイチ。7mmだか8mmのメタルブッシュですが、シム調整がしづらい。どうもメカボの面からの引っ込み具合が大きく感じます。もしかして、メカボを換えればASCUのマッチングも良くなるかと思いまして、だいぶ前に購入してそのまま放置してあったまっさらのマルイ純正メカボに交換しました。軸受けはまたしてもメタル。なにかの中古なので詳細は不明ですが、おそらくライラクス製。慎重にシム調整を行い、各パーツを組み込みます。さすがにまっさらのメカボにマジメにシム調整するとメタル軸受けでも静かになりますねぇ。

今回はギアも交換しました。今までは立ち上がり重視でSHSの100:300とかいうトルクタイプのギアをつかってました。これがどうもASCUとは相性が良く無い気がする。というのは、ASCUはモーターを制御することでセミオートでは一発ずつ発射するんで(なので逆転防止ラッチは無い)、そのおかげで一見、トリガーのキレが良く感じるんですよ。でも実際はピストンが最も前進した状態から動き出すので、ロックタイムは長いんです。一発一発の区切りがはっきりしているので、トリガーのキレが良いように感じるだけ。これは戦民思想さんの射撃会でアクションシューティングをやってみると実感します。普通の、例えばFET仕様の銃の方がタイムが出る。ASCU仕様はどうしてもトリガーを引いてから弾が出るまでの時間差が大きく、タイムを詰めるようなギリギリのシチュエーションでは使いづらい。
そういったわけで、ロックタイムを少しでも短くするためにギア比を高速側に振ることにしました。といっても、普通のギアリングのギアですがね。モノはそこら辺に転がっていたG&P純正ギア。G&Pのベベルギアは逆転防止ラッチのかかるツメが2つしかなくてセミのキレが不自然なので、ウチでは使わないんですがASCUでは前述の通り逆転防止ラッチは無いので関係無い。要するに使わないギアのリサイクルということで。

不調の原因その2は初速不足。どうも初速が出ない。スプリングはPDIの110%スプリングで475mmのMadBull Python2というバレルにピストン重量は24gという仕様なんですが、これでHopオフ時の初速82-83m/s、適正Hopで78m/s程度。SPRは精度が欲しい銃なので初速も出来るだけ高くしたい。初速が高ければ高いほど真っすぐに飛びますし、Hopは弱くて済むので変なフライヤーが出る余地も少なくなるという考え。タイトバレルの不利な点と言われる、バレル内面へのBB弾の接触によるフライヤーの発生しやすさを考慮しても、タイトバレルによる高初速の維持の方を優先します。タイトバレルの方がHopをかけた時の初速低下の度合いも少ないですしね。

そういったわけでもう少し初速が欲しいので、スプリングをアングスの0.9J Lサイズに変えてみると・・・上限一杯の88m/s(0.25gBB弾)です。我が家では最高初速で86m/s以下に留めるという自主規制がありますので、これでは不合格。初速計の誤差とか、気温、気圧とか変化する要素が多いので上限ギリギリは良く無いですね。

ほんのちょっと初速を下げたいのでバレルを切って調整したいところですが、VFC SPRのアウターバレルは先端にカラーが入っていてそれでインナーバレルを保持する仕組みでして、短いインナーバレルですとカラーまで届かずに固定できません。無理に短いバレルを突っ込むとカラーに当たって砕けたBB弾が出て来るハメになりますよ。w
カラーを取り除いてしまおうかと思って、チャンバー側から棒を突っ込んで叩き出そうとしましたが、がっちり固定されていて無理。ふと思ってカラーの長さを確認してみたところ(適当なインナーバレルを差し込んでカラーのチャンバー側に当たったところで印を付け、次にちゃんとカラーに通してマズルまでインナーバレルを出してまた印をつけ、その2つの印の間隔がカラーの長さというわけ。)思っているより長いことが判明。その長さは65mm。つまり475mm-65mmで415mmまで(5mmぐらいはカラーにかからないとダメでしょう。)バレルを短縮することが可能なことが分かりました。

とりあえずアングスの6.1バレルをカットして425mmでテスト。初速は下がりません。全く下がらない。orz
シリンダー容積やピストン重量、スプリングのパワーなどがちょうど良いバランスになってしまっているんでしょうなぁ。
いろいろ考えてみましたが、うまい方法が思いつかない。仕方が無いのでスプリングを切ろうと思いましたが、ふと手元のジャンクボックスを見ると先日交換したKingArmsのP90のスプリングが。これは素の状態で80m/sだったはず。その後P90はスプリングをアングス0.9J Lサイズに交換して、Hopオフで84m/sとちょうど良い初速になっていました。現状のSPRはアングス0.9J Lサイズで88m/sなので、KingArmsのP90用スプリングに換えると、P90の実績から推測するに84m/s程度まで下がるかも。

ちょろっと交換して(ASCU仕様のメカボは逆転防止ラッチが無いので開けるのも閉めるのも簡単)テストしてみると・・・Hopオフで84m/s。キター。w
もう少し余裕があるのでバレルをPyton2 475mmに換えてみます。Hopオフで86m/s。またキター。w
これで初速調整完了であります。適正(と思われる。暗くて分からない)Hopで80-81m/s。ちょっと低下幅が大きいけどスタンダードチューンの長いバレルでは許容範囲でしょう。

これでやっと使い物に・・・ASCUのセレクター不調は直ってなかった。orz
マルイメカボに換えて多少はマシになりましたが、やはりセレクター通りには動かない。まあSPRの性格からいってセミオンリーでも不都合は少ないのですが。前述の通り逆転防止ラッチなどがないので、セミ多用でもメカニカルな部分にはストレスは少ない。モーターは辛いそうですが。
そういったわけで、ASCU関連は放置。あと電気系(ケーブルの取り回しとかLiPo対応のディーンズコネクターへの換装とか)にわずかに課題が残るのみ。ほぼ完成であります。

KingArms P90Tactikal
P90の方もモデファイ終了。上記内容と一部かぶりますが、スプリングをアングス0.9J Lサイズ用に換えて、Hopオフで84m/s、適正Hopでも84m/sと効率の良い性能になりました。
モーターはG&PのM120モーターを使っておりましたが、あれはサイクル速いのは良いんですが(22発/秒)、セミオートでバーストになってしまうのとマガジンからの給弾が不安定になるのか、弾道が乱れてフルオートで散るという症状が出ましたので、モーターをマルイ純正のEG1000に交換。これでサイクルは16発/秒に下がりましたが、給弾は安定しセミオート不調も無くなりました。
ProWinのメタルチャンバーは微調整がしやすくて良いですね。Hopの押しゴムはファイアフライのなまず(中辛)ですが、チャンバーの穴の幅に対してちょっとキツキツなのでわずかに幅を詰めてあげました。チャンバーパッキンはマルイ純正。これでHopはかなり強くかかり、ショートバレル流速ほどではないにせよ、真っすぐフラットに飛ぶ弾道になりました。発射音も低めの炸裂音とでもいうんでしょうか、ドスの利いた音でなかなか格好よろしい。適当なサイクルと相まって、実に撃ち甲斐のある撃ち味でございます。

といったわけで、あらたに2丁が我が家のフリートに加わり戦力化されました。主なところでICS L85A2カービン、S&T Tavor、KingArms P90、そしてVFC SPRと最近完成した鉄砲はどれも強力です。あとは自分の腕前が(ry
by namatee_namatee | 2013-02-15 22:15 | survival game | Comments(0)
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