装填!

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NewFM2にフィルムを詰めている図。

失われつつある
技術というか小技というか。わたくしなどは昔っからやってますので、特にどうという事のない作業ですが、最近の人はやったことないでしょうなぁ。古のフィルムカメラの作法を色濃く残しているNewFM2の場合は、巻き上げ側のスプールにフィルムを挟んで、スプールのツメをパーフォレーションに合わせて、スプールのギザギザでスプールをちょっと回して噛み合わせを確認。巻き戻しクランクを回してパトローネ内のフィルムのたるみをとってから、カメラの裏蓋を閉める。最後に巻き上げレバーを巻いて、巻き戻しクランクが回ってちゃんとフィルムが給送されているのを確認と、文章にすると意外に長い手順が必要です。面倒くさいけど手順通りに確実にやらないと、一生懸命撮ったのにフィルムが送られておらず、まったく一枚も撮れていないという悲劇を生む。おっと忘れちゃいけない、フィルム感度の設定もね。

といった具合にフィルムカメラしかなかった時代、フィルム装填は写真初心者にはきわめて険しい難関として立ちはだかっていたものですよ。後にDXコードが登場、さらにワインダーが普通になって、フィルム装填はそれなりに簡単になりましたが、それでも万が一の事故はない事もなかったわけでして。確実に手順を踏み、状況を確認できるならば、カメラが勝手にやるよりもこのNewFM2のように完全手動の方がイチイチ動作を確認できて、失敗は少ないと思いますね。

横っちょの方に写っているフィルムの箱の破片はなんというフィルムをカメラに詰めたのかを忘れないように裏蓋のホルダーに挟んでおくもの。後の近代的なフィルムカメラでは(例えばFM3Aとか)裏蓋にパトローネが覗ける細長い穴が出来まして、こういった作法も無くなりました。ちなみに今回は富士フィルムのベルビア100でございます。
なんていうか、イチイチ懐かしいんですよね、こういう手順が。

と爺の世迷い言でした。w
by namatee_namatee | 2012-11-29 21:07 | camera | Comments(3)
Commented by ボウコウ at 2012-11-29 22:40 x
親父のOM-1でも似たような操作してた記憶が。
Commented by ボニー at 2012-11-29 22:46 x
あれぇ?あなたトライX信者でなかったっけ?んで途中からプラスXに改宗したような・・・
いつも私のネオパンFを馬鹿にしてた記憶が(`Δ´)!
Commented by namatee_namatee at 2012-11-30 07:42
>ボウコウさま
そりゃあOM-1も同じ時代、っていうかNewFM2より古い世代のカメラですもの。w

>ボニーさま
写真は色つきの方が好きになったもんで。普通に手に入るフィルムはベルビアかプロビアぐらいしかなくなりました・・・
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