ゲーム用です。

ネタが一段落したので、先日完成したVSR98kのディテールをネタにする。
ゲーム用です。_c0019089_20371972.jpg

こうやってみるとやっぱりかっこいいわぁ。
ボルトハンドルはエルベヴェルケ製だそうですが、良くできてますなぁ。フラッグセイフティなどは再現されておりませんが、特にそういうことにこだわっているわけではないので無問題。むしろスコープとのクリアランスなどを考えると無い方が(ry

前にも書きましたがボルトハンドルは動作範囲が大き過ぎてスコープに干渉してしまいます。しかしながら、ストックの形状により、ほんのちょっとハンドルをあげただけでボルトが引けるのでさほど問題にはなりません。むしろVSRより素早いコッキングができてゲーム向きかも。

レシーバーも形が違いますが、そういう細かい事をいうもんじゃありません。こういった形でここに存在する事が重要なのです。w
Kar98kのトイガンはマルシンをはじめ、D-BOYSなどいくつかモデルアップされておりますが、BB弾を発射するという性能についてはどれもイマイチ。ウチにあったマルシンのものは8mmでカート式ですからね。ゲームで使えるシロモノではありません。そういったわけで、実射性能には文句無しのVSR-10とマルシンのストックを合体させてゲームで使い物になるKar98kが欲しいということで始まったのがこのプロジェクトでございました。なのでゲームで使える実射性能の実現が前提で細かい部分はあまり問題ではないのです。遠目にKar98kに見えれば良いと。

スコープマウントはVSR用のものですが、さすがに似合わないだろうということで中間部を切りとばしてマウントリングが取り付けられる最低限の長さにしてもらいました。現状はライラクス製の30mmマウントリング(Low)を装着、ノーベルアームズのTAC ONE 12424IRを搭載しております。14242IRはNIGHT FORCE NXS風の近代的なスコープですが、ショートスコープなので細身で目立たないのが幸い。実用上も低倍率でゲームには向いていると思います。

ゲーム用です。_c0019089_20372784.jpg

もっとも特徴的な部分はこれ。
マガジン挿入部はこのようになっております。この位置決めと加工が難しい。とても自分では出来ません。ちなみにトリガーとボルトハンドルの位置関係はKar98kとVSR-10では全く違うので、VSRそのままだとボルトハンドルの位置が後ろにずれてしまいます。なのでトリガーは位置を後方にずらしてあります。ここら辺の構造も面白いんですが、公開して良いのかどうかまだ良くわからないので画像は無し。w

ゲーム用です。_c0019089_20373493.jpg

レシーバー左側の図。
前述の通り、レシーバーはVSRのものですが、ちょっとでもKar98kに似せるために装弾クリップを差し込むときのくぼみを作って貰いました。そのくぼみの下側の部分はストックの色・材質が違うのがわかると思いますが、ここはマルシン8mm時代にスコープのサイドマウントがあってその逃げのためにストックが切り取られていた(いやわたくしが自分で切り取ったんですが)ところです。今回のVSR98k化の機会に元通りに修復してもらいました。
だがしかし、実はこの部分はKar98kとはちょっと形状に違いがあったりします。前方から修正部分にさしかかるところで上面が下がっているのがわかると思いますが、その下がる箇所が違う。Kar98kではレシーバーの装弾クリップのくぼみのところで低くなっているんですね。細かいところなので全く気にしませんけどね。さっきシゲシゲと実銃の写真と比べていて気がついたぐらいですし。w

これはゲームでどんどん使いますよ。ボルトアクションは苦手ですが、これなら使う気になりますもん。w
by namatee_namatee | 2012-07-26 21:26 | survival game | Comments(3)
Commented by ボウコウ at 2012-07-26 21:45 x
うむむむ・・・細かいところの詰めが足りませんでしたか。
復元したストック部分は貼り付けた木の材質が違いすぎたので
そのうち新しい材料を仕入れておきます。
Commented by SGW at 2012-07-26 22:00 x
>トリガーとボルトハンドルの位置関係
レミントン系でもトリガー位置が前に行き過ぎるところが外観上の改善ポイントの一つですので構造が非常に気になります。
Commented by namatee_namatee at 2012-07-27 08:17
>ボウコウさま
いやいや、だからなんだってなぐらいの細かい部分ですので。

>SGWさま
要するにオリジナルのトリガーを取り払ってそこから後方へバーを伸ばしてそのバーにトリガーがついているという構造です。
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