脱出できたかも。

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しつこく話をSPR兄弟の改修に戻す。

ヒントを貰う。
Mod 0の方のスプリングをフェニックスMP90からシステマM85にして、プチ流速チューンからスタンダードなロングバレル仕様に変更したら初速が全然でなくなったでござる、ってのが前回までのお話。初速が速ければ良いってもんでもありませんが70m/s前半ではなぁ。どうしたもんか、と思っていましたらば、名無しの一さんから耳寄りなヒントが。ピストンの重さを増やしてみたらどうだ?と。
そういえば、ウチの電動ガンはピストンは素のままで使って来ました。ノーマルピストンの場合、ピストンヘッドは分解し辛いので破壊して取り外して社外品に換えてます。当然、スプリングは交換しますので、ピストンの裏側に入っている錘も外しちゃいます。なのでノーマルの時よりも少なくとも錘の分だけ軽くなっているんですね。ピストンが軽いとピストンの加速は良くなりますが、空気を圧縮するときの減速の度合いも大きいはず。逆に重いと加速は遅いけど慣性の影響で空気をを圧縮し始めてからのピストンスピードの低下は少ない・・・んでしょうね。ハイサイクルの場合はピストンが軽い方が向いていると言う話を聞きます。高回転でストロークする物体はおしなべて軽い方が良いと言うのは常識ですな。ただ、ちゃんとしたハイサイはバレルの長さやギア比、セクターカットなどなど、様々なセッティングの上で成り立っておりましてそう簡単な話ではないようですが。
ウチにはちょうど良いレートのスプリングがありませんし、とくにハイサイにしたいわけでもないので、ピストンの重量アップを試してみることに。

ノーマルパーツ再利用。
とった方法は、ノーマルピストンASSYに附属している件の錘を使ってみるというもの。もともと装着されていたものですから、サイズの問題はありませんしね。ピストン全体の重さを量るのを忘れてしまいましたが、錘の重さはおよそ7gですのでそれだけ重量増ということになりますな。いや違うな、ピストンヘッドのスラストベアリングを撤去しているから4-5gぐらいか。たしかノーマルピストンは14gと聞きましたのでピストンヘッドと合わせて考えると総重量は23gぐらいになるんでしょうか。装着はピストンヘッドのスラストベアリングをオミットして錘をそのネジで固定。特に問題なく装着完了。

ドツボ脱出。
さっそく初速を計測してみると。写真の通り、83-85m/sの間ぐらいになりました。ピストンの重量アップもさることながら、錘が下駄を履かせた形になってスプリングのテンションが上がったのも初速向上の原因かと。スプリングにテンションをかけて初速をあげる方法についてはイマイチ疑っていたんですが、思ったより効果があるんですね。これなら初速はちょうど良い感じです。例によって暗くなってしまったのでHopの調整はできてませんが、適当にグルグル回しながら試射しても81-85m/sの間に収まったので大丈夫でしょう。そういえば、先日の最終的な初速71m/sの原因がわかりましたよ。システマのチャンバーはHopダイヤルにストッパーがなくていくらでもグルグル回ってしまうんですよ。おそらくHop最低にしたつもりが最低点を通り過ぎて最強になってしまったんじゃないかと。それで抵抗が大きくて初速低下という。

あとは明るいところでHopの調整して弾道を確認という段取りでございます。あ、Mod 1のモデファイをすっかり忘れてた。(汗
by namatee_namatee | 2010-09-09 20:30 | survival game | Comments(2)
Commented by 名無しの一 at 2010-09-09 23:15 x
おぉ、やはりピストン重量もありましたか。
たまに神セッティングの時には重めのピストンヘッドの場合に出る事がありましたので。
後はチャンバーの方ですが、HOPダイヤルだけでしたらG&Pのを使うと・・・もっと回りやすくなるかもしれませn
Commented by namatee_namatee at 2010-09-10 08:11
>名無しの一さま
お世話になりました。
あの錘も取り出すのは簡単なんですがネジを抜くのが大変で。(汗
いっそのこと知り合いに真鍮で作ってもらおうかと。
Hopのテストは明るければ問題ないんですけど、暗いとカンでやりますからね・・・
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