実に3年ぶり

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やっとミッシングゲイト@米村孝一郎の3巻を手に入れましたよ。

その昔。
STREGA!というコミックスを買いましてね。なんで買ったんだか全く覚えてないんですが、これに結構ハマりまして。年甲斐もなく。なんてったって大気のある宇宙空間ってのがたまりません。宇宙船の形が流線型になりますからね。話の内容は前半と後半で飛躍が多くてちょっとアレなんですが、気流を読むとか乗るとか、いくつか興味深いネタを仕入れました。吹きさらしの二輪車に乗っていて風圧が鬱陶しいときも「気流を感じる」なんて思ってればなんとなく気分も上向くというもんですよ。w
その流れでこのミッシングゲイトも読んだんですが、これもなかなか面白いんですが難しい。全体の話はそうでもないんですが、細部が難しいんですよ。野暮な解説はしませんので、適当にググってみてください。まあなんていうか、遠くの星へ行くのにゲイトと呼ばれる宇宙港のネットワークを使うのと(これだと宇宙船自体には超光速航行能力は不要)、自力で超光速航行が可能な宇宙船(恒星船)を使うという2つの方法があって、前者が高効率・安全ということで移動手段の主流になったんですが、なんらかのトラブルでそのゲイトのネットワークがぬっ壊れてしまいました。ゲイトがないなら超光速の宇宙船を使えば良いじゃない、と思ったら恒星船なんてすっかり寂れちゃってもうねぇよ。さあ困ったね。はるか遠くに広がった人類の他の生存圏に行きたくても行けなくなってみんな孤立しちゃったよ。といったような話。面白そうでしょ?

売ってない。orz
だがしかし、すでに絶版なので古本を買うしか無いんですが、1巻と2巻は簡単に手に入りましたが、肝心な3巻がどこにもない。ネットでさんざん探しましたが見つかりません。どんなもんでもそうですが、続き物で結末が分からないのは大変辛い。どうしようもなくなって、コミックスのダウンロードサービスで手に入れて読みましたよ。話のスジはわかりましたが、やっぱり実態のある形で揃えたいというのが人情というもの。たまにamazonのマーケットプレイスなどで検索し続けてきたんですが、ついに楽天でみつけました。いやーこれは嬉しかったですね。3年ぐらい探してましたからね。
しかし、よく考えたらネットオークションという手もあったなぁ。と思って先ほど検索したらYahoo!オークションであっさり見つかりましたよっと。w

ちょっと調べてみたら米村孝一郎氏はゲームのメカデザインとかもしているんですなぁ。有名なシルフィードも彼の手が入っているらしい・・・いや、わたくしはそっち方面は全く分かりませんが。
by namatee_namatee | 2010-09-01 20:45 | book | Comments(2)
Commented by でかいひと at 2010-09-02 00:57 x
シルフィードと聞いてアクシオンラムジェットエンジン全開で
飛んできました。
Commented by namatee_namatee at 2010-09-02 13:02
>でかいひとさま
釣れると思いましたが、残念ながらわたくしにそっち方面の知識がないため、どうにも対応ができません。w
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