崩れ落ちる兵士@サバゲ

ふと気がつくとネタが無くなっていたので、よそ様のブログから写真を借りて来てネタにさせていただきます。
この写真はラード氏のブログからお借りしました。
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うーむ、改めて見ると傑作だな、この写真。まるであの有名な「崩れ落ちる兵士」みたいじゃないですか。
これはだいぶ前、2008年の11月3日にCIMAXで行われたAK vs M4ゲーム(第1回)でのもの。写っているのはチームメイトのラード氏でございます。うかつに頭をあげところをAKで狙撃されたところ。ゴーグルにパカーンとヒットしております。撃った奴は良い腕だ。実は撮ったわたくしは油断無く手前のブッシュに隠れております。戦場では気を抜いてはなりません。w

基本的にゲーム中は写真など撮っている余裕はないのですが、この時はラード氏にちょっと自分を撮ってくれと言われて彼のカメラを受け取って構えた瞬間に被弾。すかさずシャッターを落とすあたり、わたくしも案外捨てたもんじゃないのかもしれません。日の丸構図ですが、写さなければならないものは破綻無くフレームの中に収まってますもんね。変に凝ってフレーミングするより、日の丸でも良いからとりあえず写しておく。デジタルなんだからフレーミングなんて、あとでどうにでもなりますよ。というのが、わたくしの主張なんですが、ラード氏にはご理解いただけないのです。w
まあちょっとピンぼけなんですがね。

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ちょっとピンぼけと崩れ落ちる兵士で思い出した。
「ロバート・キャパ最後の日」でございます。嫁さんが図書館で借りて来てくれました。もちろんキャパは知ってますが、今まで特に興味があったわけではないです。まあ目の前に本があれば読みますよ、そりゃ。で、存外に面白かったので上述のエピソードとからめてネタにする、と。
ロバート・キャパがインドシナ紛争で亡くなったのが1954年の5月25日だそうです。東京に滞在しているときにライフ誌の依頼でインドシナ紛争の取材に出かけていって地雷を踏んじゃうんですね。その時の足取りを詳しく追っているのが本書。同時にキャパの亡くなったその場所を著者が探す旅とエピソードも書かれています。現代と1954年当時が交互に描写されていて、ストーリーというかテーマとしては興奮をよぶエキサイティングな類のものではないにもかかわらず、クライマックスに近づくに従って手に汗を握るような興奮が盛り上がるという。著者がキャパの亡くなった場所を探して次第にそこへ近づいて行く〜1954年5月25日のロバート・キャパもその場所へ近づいて行く・・・といった形で書かれているので、かなり読み応えがありました。この手の本でこんなに興奮したのは初めてかもしれません。

1954年といえばライカのM3が出た年でもあります。この当時、キャパの使ったカメラはコンタックスIIとニコンSだったそうですが、両者ともM3の登場で過去のものになりました。ニコンはレンジファインダーをあきらめ一眼レフに注力し、あのニコンFを生み出します。究極(=終極)のレンジファインダーカメラが生まれた年にロバート・キャパが亡くなっているとは。因縁のようなものを感じてしまいますが、勿論、実際には関係はないわけで。カメラ好きの世迷い言でございます。
by namatee_namatee | 2010-06-16 20:37 | survival game | Comments(4)
Commented by ラード at 2010-06-16 22:17 x
まあその。ナンダ。
絵になる被写体、気になるあんちくしょうってムード? のワシ?(w
Commented by すわん at 2010-06-17 00:03 x
キャパしてますねぇ
Commented by namatee_namatee at 2010-06-17 20:19
>ラードさま
サバゲに関してはネタ満載ですからね。w
Commented by namatee_namatee at 2010-06-17 20:21
>すわんさま
お世話になっております。
偶然も偶然、撮ってくれといわれてカメラを持たなければ撮れなかったものですから、そんなに自慢できる物でもありません。(汗
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