ハーレーを試乗する

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本日は月に一度の平日お休みの日。

昼過ぎに近くのハーレーのお店へスポーツスターを見に行く。
普通二輪免許を持っていれば裏のテストコースで試乗が出来ます、ということなので、XL883とXR1200に乗せてもらいました。

最初に乗ったのはXL883。
ハンドルが遠いうえに足を前に投げ出す姿勢で、なんかすごく猫背な感じ。座る位置はシート?サドル?できっちり決まっていて、お尻をずらしたりして姿勢を変える余地はない。この姿勢で高速を走ったり長距離のツーリングをするのはちょっと。
エンジンはあんまり力がありませんね。アイドリングやスタート直後はハーレーのイメージ通りのドコドコした鼓動がありますが、そこから上は拍子抜けするぐらい普通のエンジン・・・というより、がさついてトルクの無いスカスカしたフィーリングであまり感心しません。ギアリングは低めで、狭いテストコース(30m×50mぐらいか)でも3速に入りました。加速してすぐに減速の繰り返しになるんですが、ブレーキは効きません。昔乗っていた前後ドラムのTW200を思い出したよ。(汗
操縦性は特に乗り辛いということもなく、素直に倒れて素直に曲がる感じ。ただ、ポジションがポジションなので、無理をする気にはなりませんなぁ。

お次はXR1200。
XL883と比べ物にならないぐらいシートが高い。ステップは普通のモーターサイクル(例えば教習車のCB750)と同じような位置にあり特に違和感はありませんが、ハンドルがとても幅広で面食らいました。この幅広のハンドル、どこかで同じような感触があったような、と思ったらカワサキ250TRのと似ているような気がします。ハーレーのXRといえば往年のXR750はダートトラックレーサーでしたので、トラッカー風の250TRとポジションが似ていても不思議はない・・・というか、むしろXRの方が本流ですね。
このXR1200、写真で見ただけでも格好良いんですが、実物はもっと格好良い。エンジンの右側のエキパイとシリンダー周りがツボに入りました。
そのエンジンのフィーリングはXL883とは別物。アイドリング〜低速の振動はハンパ無い。ドカドカドカドカとアイドリングしているシートに座っているだけで視界が振動する感じ。スロットルを開けた時のレスポンスもずっと鋭い上に、トルクも別物。データを見ると883の67Nm/3500rpmに対し3割5分増しの91Nm/3500rpmもあるので当然と言えば当然ですが。さらに車重が883より10kg軽くてギアリングも高い。狭いテストコースでは無理しないと3速に入らない上に速度が出過ぎて怖い。妙に直進性が強くて倒し込み辛いのでなお怖い。その代わりブレーキは良く効き、メリハリ付けてダーッと突っ込んで立ち上がるような乗り方になりました。タイヤが太いせいもあるのかなぁ。高回転時のエンジンは意外なことに振動は少なくて、フォーンという見た目に似合わない音と回り方をします。
全体として突進したがるエンジンを運んでいる感じ。もっと広いところで乗ると印象は好転すると思われます。

その後、例によって大型二輪の教習に行く。検定のコースを1時間ほど走って、残りの1時間はシミュレーターをやりました。ハーレーに乗った後、スカブに乗ってCB750に乗ってシミュレーターに乗って、もう何がなんだか。(汗

あ、そうそう。ハーレーのウインカーって右に出す時は右のグリップのところに付いているスイッチを押して、左に曲がるときには左のグリップのところのスイッチを押すんですよ。しかも、車みたいにオートキャンセラー(曲がり終わってハンドルを戻すとウインカーが消えるアレ)が付いているんだって。知ってました?わたしは知りませんでした。

とりあえず、XR1200にツバつけてきましたとさ。w
by namatee_namatee | 2009-05-22 21:14 | motorcycle | Comments(2)
Commented by まねきねこ at 2009-05-23 01:05 x
今度は新型のV魔にw
Commented by namatee_namatee at 2009-05-23 18:35
>ねこさま
3気筒より多い単車には興味がわかない体になってしまってます。w
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